2024年7月6-7日は琵琶湖でささき君と一緒に採集しました。
4箇所目まで1人で貝採集。1箇所目、ストビューと見たよりも、水草だらけで駄目。
2箇所目、狙いの貝が捕れない。3箇所目、泥底だと思ったら礫底でとりあえずカワニナ採集。
分布と殻形態だけでざっくり同定すると、上からイボカワニナ、下がオオウラカワニナです。
4箇所目でささき君が合流。うな潜りした後で、貝採集するも、結果は出なかった。
とりあえず深場でカワニナ4個体だけ拾う。白背景で撮影するとピンボケが酷いんですよね。
5箇所目はうな潜りで帰路。あのマイナーな貝は人知れず絶滅へ向かっているのだろうか。
3箇所目の胎殻。何時もの如く超難解。左はイボで良いでしょう。
中央と右はヤマト種群の胎殻だけど、親殻は中央の縦肋がイボの要素が強めで、
右はトキタマぽく見せかけて、殻底肋が多くないか。これは変異幅の漸移か交雑か。
4箇所目の胎殻。左はカワニナ種群(カワニナ or キタノカワニナ)で合っていると思う。
中央と右は現場ではアザイかと思っていたが、胎殻は全然違うので誤同定だな。
中央は胎殻がかなり大きいが、サザナミぽくないぞ。最大胎殻を持ったケショウか。
右は中央と同種かと思ったがシノビか。いや何だこれ。えーっと暫定でも同定できない。
カワニナ類の同定はこんなのばかり。そりゃみんなカワニナ類から離れて行くよね。