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2022年3月21日は琵琶湖と周辺でさわだ君、ささき君、西村で採集しました。
1~3箇所目。私1人で夜明け前に魚捕り。4箇所目。さわだ君ささき君と合流。
さわだ君とは色々あって8箇月ぶり。さわだ君だけが胴長でカワニナ捕りするも捕れず。
5箇所目。さわだ君と西村が胴長で採集を試みるも捕れず。冬場はこういうのよくあります。
私が潜りました。水温約8℃、気温約3℃、ドライスーツ、07:57~08:31(34分間)。

石を50個くらい引っくり返すも、2個体しか捕れない。これは流石に捕れなさすぎるぞ。
深場へ行ってもカワニナが見つからない。砂底に何かが這ったような跡を見つけました。
こうした跡はたいてい二枚貝ですが、ドライスーツの強い浮力に耐えながら、
逆立ち状態で掘ってみると、手に当たる感触があって、カワニナが出てきました。
琵琶湖の水温が低い時期のカワニナは、砂に潜る生態があるのかもしれません。
這った跡にいることはわかりましたが、その頃には動き難いドライスーツで、
体力が消耗してしまい、2人をあまり長く待たせてもいけないので、水から上がりました。
動画 https://youtu.be/sxzoIiZo0iU

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さわだ君に献上しました。何カワニナとかはあえて書かないでおきます。

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6箇所目。2005年にビワヨシノボリを初めて捕り、カワニナを2013年に採集調査した場所。
9年ぶりに来ました。ほとんど変わっていなかった。写真はさわだ君が捕った個体です。
色々なことがわかったような気になって、実はわかっていないのかもしれませんが、
新しい人が、新しい技術で、先人の説を検証し、改めて行くのが、永遠続く世界ですからね。

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7箇所目。これミナミタガイとヌマガイですかね。何か少し引っ掛かるのですよね。

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8箇所目。ささき君と私が潜りました。水温約8℃、気温約11℃、ドライスーツ、
12:50~13:27(37分間)。水深0~3mの浅場は、カワニナがほとんど見られませんでしたが、
水深4.5mくらいまで潜ると、夏場と同じように普通に見られました。どんな違いだろう。
鉄分で茶色ぽくなっている個体がほとんどなのは、深場くらいしか捕れなかったからです。
深場と言っても、ドライスーツは5m、ウエットスーツは6m、海パンは7mが私の限界です…。
動画 https://youtu.be/W5pp1lSfk-Y

9箇所目。さわだ君と西村が胴長で頑張りましたが、水が濁って波も出て来て、
状態が悪くなっていたので、あまり良い成果は出ませんでした。ここで解散となりました。
GWあたりにまた同じ場所で採集します。ビワメラニアがやばいのは百も承知でしたが、
科学的にも証明されそうで、難解過ぎて誰も着いて来れなくなるのではないかなぁ。