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2022年1月29日は琵琶湖で貝採集しました。
12月から行きたかった場所へ、積雪が減って何とか安全に行けそうだったのと、
その先の天気予報は雪だるまが並んでいたので、この日しかないと思って行きました。
天気と路面状態が良くても、今度は人との予定が合わないもので、一人で潜りました。

10時頃に一般道で関ヶ原から米原へ、スタッドレスタイヤで走行しましたが、
主要道は除雪して下さっているものの、脇道は怖くて走れないような場所もあり、
歩道がほぼ雪の場所もあり、雪解けで路面が濡れていて、気温2.5℃以下の夜や朝ならば、
凍結路面で危なかったと思う場所もあり、今季は雪国が本気出していて琵琶湖が遠いです。

水温7~8℃、気温5~6℃、風速5~8m(波高め)、ドライスーツ、11:20~12:16(54分間)。
入水から数分で顔と手が痺れたので、これは想像よりも厳しいかなと思っていましたが、
とにかく泳いだり潜ったりを続けることで、体温を上げて何とか痺れが治まりました。

琵琶湖の水位は https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/graph/index.html
2021年8月に30cm超が、11月に-69cmになり、約3箇月余りで約1m下がりました。
この場所は胴長で入れる浅いところにも、ニセマツカサガイ琵琶湖型が見られたので、
水位低下で深場へ逃げられなかった二枚貝は、そこそこいたのではないかと思います。
足が着く場所に、白化していない死殻が多数あったのと、生きている個体も弱っていました。
動画です https://youtu.be/zf14y8h3MKE

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目的の貝は頑張って4個体でした。ここは3~4回潜っていますが、数は少なくなっていました。
左上のは死殻です。中央下と右上はタテボシガイ、他はニセマツカサガイ琵琶湖型です。
カワニナ類もついでに拾いました。前はオトコタテボシガイぽいのがいたのだけどなぁ…。
積雪と路面状況が良ければ、別の所も潜りたかったのですが、今回は諦めました。

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中央の水管です。普通にニセマツカサガイ琵琶湖型です。

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左中央の水管です。見え辛いですが、これもニセマツカサガイ琵琶湖型ぽいです。

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カワニナ類の胎殻です。ホソマキ、中間型、タテヒダかな。3つ拾っただけでこのばらつき。
この仲間はさわだ君の研究途中で、ブログに書けないことが増えました。もどかしぃ。