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2021年2月21日は静岡県で、さわだ君、ささき君、西村で採集しました。
狙いはクロダカワニナです。1箇所目。待ち合わせ時間よりも、早く着いたので、
水路で採集しました。カワニナ種群しかいませんでした。そして2人と合流。
さわだ君とささき君は、すでに数箇所でカワニナ採集をして来ています。

2箇所目。私は捻挫が完治しておらず、高さのある矢板を飛び降りる場所だったので、
さわだ君が先に入りました。クロダが捕れるのであれば、私も意を決して入るつもりでした。
さわだ君がクロダが捕れるというので、胴長に着替えていたら、川から戻ってきました。
クロダと思っていたのはタケノコカワニナでした。弘法にも川蜷の誤りです。
早朝で徹夜だったので、こんなこともあります。タケノコを久しぶりに見られて良かった。

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3箇所目。水路にさわだ君だけが入りましたが、カワニナ種群しかおらず。
4箇所目。イシマキばかり。5箇所目。10年前にクロダを捕ったことがある場所。
河川工事で環境は激変していましたが、影響が無い場所で、クロダが捕れました。
写真は左10個体クロダ、右1個体カワニナ種群(従来のチリメン)です。

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さわだ君の採集個体。どんだけ捕ってんだ。何個体か聞いたら70個体くらいだと。
えっ。110個体くらいだろう。もっといるかも。この後で選別して逃がしました。

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左がクロダ、右がカワニナ種群です。胎殻は特徴的です。クロダの殻底肋が7~8本はあります。
カワニナ種群は8本くらいでしょうか。殻底肋で両種は識別できないですね。
クロダは次体層から上層に縦肋があるというのも、つるつるだし次体層の方が縦肋が強い。
明らかに違う種類を比較しても、こんな感じなのがカワニナ属です。