2020年3月15日は滋賀県で採集しました。
動画撮影のついでに、せっかく琵琶湖に来たのだから、カワニナも見たくなりました。
河口域で転石(違う)を引っ繰り返しました。ここでいつものどうでもいいうんちく。
転石は転がっている石です。干潟の転石帯に生息するとか、転石の下で見つかったとか、
そんな文言を見かけることがあるのですが、干潟に人が動かせる程度の石は、
ほとんどは堤防を根固めするために、わざわざ設置された「捨て石」だと思います。
そのため堤防に近いところにあるのです。泥干潟の中央に石なんて普通はありません。
写真の石も川岸を守るために、設置された護岸の一部です。これは転石ではなく捨て石です。
そんな石なので、引っ繰り返したら、必ず元に戻しましょう。護岸の強度に関わります。
素手だったので、冷たくなって、少しだけで終了。道中は-1℃の電光表示板があったので、
まだスタッドレスタイヤが必要な時期なのだなと思いました。もう滑りたくない。
胎殻です。ハベなんだけど、うーんってなりました。ヤマトぽさがある。
螺肋ぽいのもある。胎殻は小さい個体からも出たし、大きさがまちまちです。
琵琶湖でよく見るハベよりは、宇治川とか流れのあるところにいるハベのような。
この上流と琵琶湖近くを調べたくなりました。カワニナの考察は切りが無いのでこれで…。