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先日に買った GoPro HERO5 Black ですが、少し不安なことがありました。
ハウジング純正品の仕様が、本体のレンズカバー(レンズリプレースメント)を外さないと、
装着できないのです。このレンズカバーには、ゴム製のパッキンが付き、レンズ周辺からの浸水を、
防ぐ効果があると思えました。ハウジングが岩などにぶつかって、ひび割れて浸水して来たり、
バッテリーやメモリの交換の際に、手がすべって川に落としてしまった場合に、
浸水して壊れる危険性があると思いました。これは確認が必要です。

本体への防水にレンズカバーは必要なのか?
ネットで検索しましたが、全くヒットしません。ユーザーマニュアルを確認します。
「カメラはドアが閉じた状態で 10m (33’) の防水性能を備えています。」
「ドアが開いているまたはドアを取り外した状態では、カメラは防水ではありません。」
レンズカバーのことは記されておらず、ドアにに関する注意が記されているだけです。
ドアという名称があるのは、「サイド ドア」と「バッテリー ドア」の2つだけです。
この書き方は裏を返せば、2つのドアさえ閉じていれば、防水性能があるとも読み解けます。

それでも不安だったので、Yahoo!知恵袋で尋ねてみることにしました。
閲覧数は50件を超えるも、3日経っても回答無し。別のGoPro5関係の質問には、
回答があるところを見ると、誰もわからないのではないかと思えました。

仕方がないので、GoProに電話してみました。即答でした。
レンズカバーを外した状態では浸水します。はぁ? そんなのどこにも書いていない。
むしろユーザーマニュアルは、2つのドアだけ閉じていれば、いいみたいな書き方やん。
食い下がるも、納得がいく説明もなく、日本の優秀なメーカーとの違いを感じました。

GoPro5でハウジング純正品を買う人はきっと、本体(防水)とハウジング(防水)で、
2重に守られた防水性能を期待していると思いますが、本体はレンズカバーを外した、
非防水にした状態じゃないと、ハウジングを装着できず、意味がない気がしています。
ただ、本体は10m防水ですが、ハウジングは60m防水なため、深く潜る人には良いのかも。

ハウジング装着したGoPro5を、琵琶湖で初めて使い、2回目は三重県の川で使いました。
水から上がって驚きました。ハウジングの中に少し水が入っている!? おいっ!!
慌ててハウジングから取り出して、水を拭き取りました。浸水していた部分が、
非防水状態のレンズから遠く、壊れませんでしたが、これはダメですね。ダメなのです。
別に60m以上潜ったわけではなく、おそらく岩にぶつかった際に、パッキンが緩んで、
少しだけ水が入ったのでしょう。こんな程度の衝撃は7号機で毎回のようにありましたが、
それを耐えて2年半も頑張ってくれました。終末期にレンズ周りはぼこぼこでした。
ハウジング純正品(5,890円)がゴミに見えた瞬間でした。高物買いの銭失い。

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非純正品を買うことにしました。失敗したくない気持ちから2種類をポチりました。
Deyard(1,990円)EloBeth(1,399円)です。届いてビックリ。同じ物でした笑。
Deyardの方が布と紙があり、ネジが少し短い。これに591円の差は見出せない。

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左が純正品、右が非純正品です。

純正品5,890円
 A.本体非防水状態 B.ケースが小さい C.60m防水 D.開閉ダブルロック有り
 E.ボタンガード有り F.ボタンの先が丸い(本体ボタンへの影響が小さい)
非純正品1,399円
 A.本体防水状態 B.ケースが少し大きい C.45m防水 D.開閉ダブルロック無し
 E.ボタンガード無し F.ボタンの先が少し尖る(本体ボタンへの影響が少しあるかも)

非純正品はレンズカバーを付けた状態で、ハウジングに装着が出来るため、2重防水です。
品質は純正品が良いですが、本体が防水状態かどうかを重視すると、非純正品が良いです。

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ヘッドストラップ純正品は、ハウジング純正品を装着すると、可動域がとても狭く
使い物になりませんでしたが、ハウジング非純正品も試したところ同様でした。
ヘッドストラップ非純正品は正常に使えましたので、ヘッドストラップ純正品はゴミですね。

ハウジング非純正品は開閉ダブルロック無しで、ぶつかり方次第では開く恐れがあります。
しかし、通常の使用では、写真のように、本体が飛び出す隙間は、出来ることがなく、
ネジが緩んでいない限りは、本体がどっか行っちゃった、という問題は無さそうです。
この度、高い買い物して学んだことは、純正品でも信用ならん、日本製は素晴らしいです。