2017年2月26日はさわだ君、TM君、メナシスト君、西村で琵琶湖でした。
1箇所目はストビューの正面にある「奥の洲」です。カワニナ丸で2度行きました。
さわだ君、メナシスト君、西村で、岸から泳いで上陸し、カワニナ類などを採集します。
水温7~8℃、気温9~10℃、ウエットスーツで11:32に入水。写真(2枚)はTMさん撮影。
初めの2~3分は新鮮な水で、冷たさを感じるが、その後の寒さはほとんどなかったです。
約6~7分で奥の洲に上陸。写真をよく見ると3人が肩を組んで、こちらを向いています。
早速にカワニナ類を探しますが、密度が低くてなかなか捕れない。なんでだろう。
入水26分後にさわだ君が、カワニナ類を1個体も捕ることなく、寒さに震えてギブアップ。
水温よりも気温の方が高く、日差しがあるので、岸でしばらく休んでもらうことに。
数分後にメナシスト君も戻りたいと。私はまだ1時間は潜れるけど、しぶしぶ戻ることに。
12:13にTM君の待つ場所へ。約41分間の素潜りでした。寒さは0~7で1レベルでした。
採集結果はさわだ君とメナシスト君はカワニナ類は捕れず。私も7個体だけでした。
さわだ君は会話もできないほど、冷え切っていたので、温かい食べ物を求めてコンビニへ。
そこでも吐きそうだから食べられないと。温まるから食べなさいと言って、
ワンタンスープを買わせる。そして食べた後で、すぐに復活。まぁそういうもんです。
2箇所目はニセマツカサガイの場所へ。さわだ君はズボンを裾を上げ、クロックスで入水。
さっきまでのは何だったんだ。1個体マツカサかニセかよくわからないのが見つかる。
今見るとマツカサかな(写真の一番下方)。3箇所目はニセマツカサガイの多い場所へ。
ニセマツカサガイ、タテボシガイ、トンガリササノハガイ、カタハガイ、ドブガイ類などを確認。
4箇所目は再び琵琶湖へ。ここは3パターンの形態をしたチリメンが捕れる場所。
何とか3パータンが捕れて良かった。その他にメナシスト君が右上を捕りました。
左下は割とよく見かけるカドヒラマキガイ(ヒロクチヒラマキガイ型)ですが、
右上は殻高(殻長)が高く、一見カワニナの稚貝のようにも見えます。
ここまで高いのはあまり見ないイレギュラー個体ですね。ナリタヨコエビも捕れました。
5箇所目は竹生島・多景島・沖の白石周辺以外で、ヤマトカワニナ(チクブカワニナ型)と、
見なせる個体が捕れる場所(長浜市湖北地区産)へ。時期が悪いのか捕れず。
6箇所目は殻底肋6本(通常3~5本)のフトマキカワニナが捕れる場所へ。捕れず。
7箇所目はさわだ君とTM君の案内で、琵琶湖流入河川の河口域へ。クロダぽいのが捕れました。
8箇所目は何度行ったかわからない、フトマキカワニナの模式産地へ。写真の通り荒れていました。
18時前に米原駅でさわだ君とTMさんとはお別れ。さわだ君の後処理の苦労を気にしない、
サンプリングの貪欲さは凄いと思いました。TMさんの突っ込みも優しさがあって好印象でした。
メナシスト君と私は、岐阜へ行き2箇所で魚捕りし、家まで送りました。道中でメナシスト君は、
吸収力に優れ、気遣いが出来て、本質を見抜いているなと感心しました。今度はさわだ君用に、
お借りしたウエットスーツ一式を、maikyさん宅へ行って返却しました(感謝です)。
家へ帰れたのは22時半を過ぎ。そしてさわだ君にまた車内放置されたゴミを分別廃棄しました。
皆さんお疲れ様でした。また宜しくお願いします。次はその先の竹生島まで一緒に泳ぎましょう。