2016年8月15-16日は要芽さん、ぽにょさん、さわださん、西村で琵琶湖でした。
目的はウナイワ捕り、カワニナ捕り、シライシ号で沖の白石へ(命懸けシリーズは続いていた!)。
15日21時前に要芽さんと私は名古屋から車で米原駅へ。23時前に着いてぽにょさんこんばんは。
あれ?さわださんがいない。電車に乗り遅れて30分ほど遅刻…。ウナイワニナ捕りを終え、
いつもの北船木へ。あれこれ書きたいことはあるが、長くなるので今回は割愛します。
夜明け前に4人でシライシ号に空気を入れます。今回は風波なしで最良な状況。安全度は高い。
乗船するのは、ぽにょさんとさわださんです。要芽さんと私は安全に逝くためのサポートです。
夜が明けたら練習です。おぼつかない。それでも私は死ぬかもしれないと散々伝えたし、
色々な用意をして手伝ったので、どうなろうがこっちに責任はない。「逝って来いっ!」
とシライシ号を手で押す。その時の2人は、もう行くんですか? という悲壮な表情だった。
その顔は一生忘れないからな。思い切り死んで来い。シライシ号は2人用の棺です。
岸から要芽さんと見守るが、沖の白石よりもどんどん左へ移動して行く。写真下段を見て下さい。
多景島の方へ向かっている。多景島と沖の白石を間違えているんじゃないか。もう声は届かない。
沖の白石と荒神山の位置を見ながら、逝けよと言ったのに。電話をするが電波の届かない
ところのメッセージ。ラインを送るが一向に既読にならない。もう何もすることが出来ない。
駐車していた近くで、カヤック乗りの方がいたので、話しかけてみた。
その方はカヤックでビワマス釣りをするそうです。2人がゴムボートで沖の白石へ、
さっき逝きましたと言うと、真顔で戻った方がいいなどと、注意を受けましたが、
電話は通じないし、もうどうしようもないし、私はカワニナ丸とシライシ号で、
2回行ってるし、竹生島なども行ったし、たぶん大丈夫ですよ。ちゃんと逝きます。
5~6時間ほどやることがなく、要芽さんと2人で移動して、適当な場所へ潜って、
タテジワカワニナを捕る。沖の白石へ着いたら連絡が来ることになっていたが、
予定時刻を過ぎても連絡は無し。こちらから電話しても2人とも通じない。
私が行ったときは、電波はあったのに、電話会社によっては、通じない場所なのかな。
北船木へ戻って仮眠することに。要芽さんが先に寝つき、いびきが凄く、寝るのを諦めた…。
沖の白石の方を眺めながら、シライシ号を探すが見つからない。もう逝ったのかなぁ。
そんな頃の写真を、さわださんから、翌日に頂いた。この4枚を見ると順調だったみたいね。
車の中はいびきが鳴り響き、外は炎天下でやることがない。東屋で沖の白石を眺める。
沖の白石から北船木は北西方向にあるが、西へ移動している小さな点を見つけた。
まさかシライシ号じゃないよね。電話が鳴る。ぽにょさんからだ。「もう1.5kmくらいです」
「こっちへ向かってこないので、シライシ号じゃないと思ったわ。東風に流されたのかな」
「えっ順調にそっちへ向かっていると思いますけど」そんな会話はとてもホッとした。
行きも帰りも、目的地よりも左へ移動していることに、気が付いていないようだった。
出航時と帰航時の動画です。小さな点だったものが、パドルの動きが見えるまでに近付く。
要芽さんを起こして、2人を御迎えします。ここは極楽浄土です。大変にお疲れ様でした。
時間的にも予定通りで、大きな問題なかったそうです。漁船に岸へ戻れと注意されたとか。
8,575円のシライシ号は、また大きな成果を上げてくれました。安物買いの命儲け。
立派なシライシカワニナとチクブカワニナです。2人も満足そうでよかったです。
それじゃその勢いで次潜りま~す。4人で潜ってナガタニシやビワメラニアなどを採集。
要芽さんは水深8mくらいに潜っていて、私たちとは次元が違うと思いました。
私は6mくらい、さわださんは5mくらいで、カゴメカワニナを捕っていたのですが、
ぽにょさんは4~5mでバテていて、みんなで励ましましたが、ガゴメカワニナは捕れず。
ぽにょさわだペアとは安曇川駅でお別れです。シライシ号一式はぽにょさんに、
9月末頃まで貸すことになりました。それで今度は竹生島や多景島で逝くと良いですね。
今回は搭乗していませんが、推定すると航行距離は約12.5kmくらいでしょうね。
危険度ランキング!で言えば、「沖の白石 2016」■■■■□□□□□□ 40 くらいですね。
これじゃ生き急いで、沖の白石へゴムボで行っても、命ある状態で戻って来るわけです。
今度は2月、水温10℃以下、風速7m、高波、竜巻、船体に穴、尼さんのお説教有りで。