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2014年6月1日未明~昼頃におりざ君と琵琶湖で採集していました。
5月31日23時過ぎにおりざ君とこんばんは。車中は愚痴りながら琵琶湖へ向かいます。
琵琶湖へ到着。先週とはまるで違う。アオミドロが増えて、1週間で春から夏になっている。
魚相も変化し、これだから、琵琶湖は怖い。たった1週間で劇的に変わってしまう。

02時頃に水温19.3℃+気温約16℃=35.3℃で、ウエットで2時間15分ほど潜りました。
寒くて凍えるみたいなことはありませんでした。カワニナは思っていた成果は出ず。
次に05時頃に水温18.7℃+気温約15℃=33.7℃で、ウエットで1時間15分ほど潜りました。
少しだけ寒くなりました。写真はそのときに撮影した、ハベとヤマトです。

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昼前に小物釣りをしていると、ぐんぐん上がる気温。遠くの方を見ると、
琵琶湖に入っている子供がいる。遠くて見えないが、防寒スーツではなく、水着だろう。
それを見て、燃えるものを感じた。ウエットスーツを来ているなんて恥だ。

昼頃に適当な場所へ駐車する。おりざ君はウエット。私は今年初の海パンで潜ります。
水へゆっくり入る。胸まで入って、あまりの冷たさに雄叫び。これは長くいると死ぬ。
意を決して、勢いよく水に頭を付ける、フィンを動かすが、足が冷たさで痺れる。
すぐに尿意。耳が痛い。体温が低下しないように、体を動かし続けようとするが、
表層15cmくらいは水温23℃はある感じだが、そこから下は湧水としか思えない冷たさ。
そのため、浮いていると温かいが、潜ると冷水地獄で、潜る時は体温が奪われる。
15分ほどでギブアップ。これ以上続けると、低体温症の危険性が増す。

おりざ君に水温を計ってもらった。水温19.4℃+気温約27℃=46.4℃(日差し有)でした。
思ったより冷たくない。体感的には水温17℃だ。おりざ君は今日3本潜った中で、
ここが一番冷たいと言っていたので、気温と水温躍層の落差が原因だったのかもしれない。
ということは、水温+気温=(プールは50℃以上)の計算式は、あまり意味がないのかな。
年中15℃という湧水は、冬に暖かく、夏に冷たい、なんて表現される方もいますね。

1本目 水温19.3℃+気温約16℃=35.3℃ 気温-水温=+3.3 2時間15分(ウエット)
2本目 水温18.7℃+気温約15℃=33.7℃ 気温-水温=+3.7 1時間15分(ウエット)
3本目 水温19.4℃+気温約27℃=46.4℃ 気温-水温=-7.6 15分(海パン)

ということで、気温より水温が低いと、冷たく感じる。それではこの日を確認してみましょう。
2011年12月03日 水温12.7℃+気温15.9℃=28.6℃ 気温-水温=-3.2
水温+気温がこれまでで最低、更に気温よりも水温が低いという、最悪の状況でした。

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カワニナはたくさんいて、捕り放題でしたが、鉄分や藻類などの付着物がたっぷりで、
同定が難しい個体が多かったです。採集場所は255(潜水87)箇所になりました。
今年は10月中旬までに、あと13箇所は新規に潜るぞ。水草ぽうぽうになる前に潜らないと。