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2013年3月9日にオイカワムツ(以下ワム)さんと2人でハマグリ捕り。
この日の最低潮位は14cm、先週より47cmも低い。これは期待できるぞぉ。
先週は網袋が破れたので、その教訓から百均で、虫カゴと分厚い網袋を買ってきました。
これを胴長の腰にぶら下げます。私は虫カゴと4本熊手、ワムさんは分厚い網袋と5本熊手。

殻長8cm級をリリースしたポイントへ向かいます。その回収を目論み、掘り続けます。
アサリが少しだけで全くダメだ。前より潮は引いているが、水際まで穴だらけだった…。
ロ○ハマすら出てこない(謎)。これはアカン。先週より酷い。想像していたのと違う。

全く別の場所へ移動する。ぽつぽつ中サイズが出るが、これくらいでは納得できない。
虫カゴは開け閉めが面倒で、紐が2度もほどけて、虫カゴごとリリースするところだった。
きつく結んで固定したが、外すにはハサミが必要なので、分厚い網袋の方が良さそうだね。

潮が上がって来た。普通ならば、潮の高さに合わせて後退するが、前進することにした。
水深50cm近い場所まで来ると、綺麗な砂の場所があった。試しに手を伸ばして掘ると、
1発でハマグリに当たった。だいたい2回引っ掻くと、殻長4~5cmのが1個は捕れる確率だ。
それも砂深5cmくらいのところだ。ワムさんを呼んで一緒に掘る。凄いポイントを見つけた。
掘るだけ出るが、体勢はずっと、ミレーの落ち穂拾い。しかも水深はどんどん高くなる。
我々が掘っているところよりも岸側を、メバル釣りのボートが通っていくほどだった。

たちまち虫カゴは一杯になり、予備のジッパー袋を使い始めると、余計にしんどくなった。
右手人差し指は、熊手と一緒に引っ張られて、2度もつって激痛。それでもやり続ける。
水際まで50mも離れた。安全のために、口ではもう止めようと言うが、体が止められない。
ワムさんは手袋が水没。私は手袋と胴長に少し水が入り、水面近くに顔をつけすぎて、
ヘッドライトまで水に浸かった。さすがに、手を突っ込めなくなって、強制終了できた…。
もっと潮位が低いときに見つけていればと、かなり悔しさが残った(また行くフラグ?)。

写真は上段が私で、下段がワムさんです。私のハマグリだけの重さは約1.3kgでした。
このうち約7割は、終盤にミレーの落ち穂拾い状態で、捕った個体でした(あぁ悔しい)。
おこぼれ掲示板に貼ったスーパーでの価格を参考にすると、ハマグリ100gは398円。
1300÷100×398=5174円相当です。サイズが大きいので、より高いと思います。

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家へ戻って、茹でて、しょうゆに付けて、2人で食べた。茹でハマは、やっぱり美味い!
じわじわと口の中に広がる上品な旨みと、食べた後に残る爽快感がたまらないっ。
少しシルトを感じたが気になるほどではないし、1日もシルト抜きすれば問題なしです。
ワムさんも美味しいと。その後に2人で食べた、某店のチキン南蛮定食は、
いつもは美味しいと思うけど、茹でハマを思い出すと、なぜか下品な旨みに感じた。

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1日ほどシルト抜きをしたハマグリ。電子レンジでの調理を試みました。
上段はハマグリをラップで包み、受け皿に乗せて、電子レンジをスタート。
すぐにボン!っと口が開き、汁が噴出し、1分も経たずに、水分が飛び始めたので、
あわてて取り出し、しょうゆを付けて食べてみました。うん。普通に美味しいよ。

下段はハマグリを皿に入れてラップをし、電子レンジをスタート。
10秒くらいでボン!っと口が開き、その勢いで皿が動いたっ。30秒くらいで2度目の爆発。
ラップがめくれて、ヤバイと思って取り出したら、内臓が飛び散って、凄惨な状態に…。
探偵ナイトの爆発卵を彷彿する姿に、写真を撮る気にもなれず、すぐ口に入れました。
簡単だし、30秒で出来るし、美味しいけど、見た目が凄惨で危険ですっ。もう爆蛤です。
ハマグリは電子レンジ調理不可ですね。絶対に真似しないで下さい。私はもうやりません。

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残りは、いつものレッド・ピクルド・ジンジャー・ボイルド・クラム!(紅生姜煮)にしました。
アサリは煮込み過ぎると硬くなるため、ハマグリの約7分後に入れ、約15分で完成しました。
今回は誤ってお酒を入れ過ぎ、紅生姜も少ししかなくて、いつもと割合が違いましたが、
出来立てを食べたら旨いっ。ハマグリの美味しさが、それをカバーしている感じでした。
余ったタレは、ペットボトルに入れて保管しました。次また分量整えて使うことにします。

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お酒のつまみにしようと、つまみ食いしながら、全て剥き身にしてみました。
とても贅沢な塊ですね。半分くらい食べて、冷蔵庫へ入れました。翌日に食べたみたら、
味が馴染んで、歯応えが増し、より美味しくなっていました。おぉっ。レ(ryは最強!