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ハマグリ捕りはこれまで三又鍬を使ってきました。
砂泥を掘ると、すぐに腕が疲れ、しばらくすると座り込んで、手掘りしていました。
どうせ手掘りならと、シャベルで一気に掘ったりもしましたが、これはもっと疲れました。
4本熊手は細くて疲れ難いのですが、おもっきり引っ掻いたら、鉄ごと壊れました…。

そんな中でmaikyさんは、三本鎌(写真1枚目)で、私よりも成果をあげていました。
百斤で買ったという三本の鎌を、ビニールテープで巻いただけ。でもこれが凄いっ。
使い方は砂泥に20cmくらい突き刺し、砂泥上と水平に引き、ハマグリにぶつかれば、
カチンと手元に伝わり、砂泥上に出てくるというものです。小さな個体はスルーです。

砂泥を掘るというより、切る感じになるため、抵抗が少なくて、あまり疲れません。
そのため突き刺した状態で、歩きながら探ることも出来ます。その割りに鎌が平たいため、
強度が十分で折れません。漁業調整規則的にも、は具に含まれるため、問題ありません。
ただ、唯一の問題は、持ち手の部分が広いため、握り難いということのようです。
この点を改善したものを、作ってみようと思い、百斤で鎌を3本買ってきました。

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30分くらいで完成。両側2本の柄を2/3ほど切り、持ち手は握りやすくなりました。
ビニールテープだけでは、ずれる恐れがあったため、内側は釘3本で確り止めました。

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4本熊手と比較してみました。砂泥へ2倍は深く掘れることがわかると思います。
これで君もウルヴァリン、レイ、ウォーズマン、バルログ、シザーハンズ、フレディだっ。
作ったはいいけど、使う予定がない。路上で振り回して遊ぼうかな(銃刀法違反)。