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今年3月にアメリカフジツボの記事を書きました。
そのコメント欄に、人骨ぽいのが捕れたけど、すぐ捨てたと書きました。
同じ場所へ今日行きました。目的はヨコエビ類の採集でしたが、全く捕れず。
その代わりなのか、写真のチチブと骨が捕れました(汗)。前と同じ骨かはわからないけど、
2度も骨を拾ったので、何かあるかもと思い、今回は捨てずに、持ち帰ることにしました。

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撮影してみました。もしかして、気持ち悪いですか。とんこつラーメンは美味しいですよ。
ケンタ○キーフライドチキンは、殺した鳥さんの骨をしゃぶって食べますよね。

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何の骨か同定するため、ネット検索してみました。まず犬を疑ったけど、こんな骨は無い。
猫や鳥はもっと細くて明らかに違う。この場所は町なので、他の獣は考えられない。
牛か豚を食べた後に、骨を捨てた可能性も考えて、調べるもそれっぽいのは無し。

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これまで骨は何度か採集したことがあった。山間部であれば鹿を疑えばよかったが、
町に鹿はいない。この地方は戦争や伊勢湾台風などで、行方不明者は出ているだろう。
人も検索してみました。なんとなく右足第五中足骨に似ている。私の同定結果は人骨。
こういう骨は、警察に持ち込んでも、動物の骨でしたって、オチで終わるんだろうけど、
万が一にも人骨であれば、事件解決や供養にもなると思って、交番へ行くことにした。

交番に誰も居ない。交番の電話で話したらこっちに来ると。2人の警察官が来た。
骨の写真を撮って鑑識へ送られた。こういうのはたまにあるそうで、この写真鑑定だけで、
動物の骨として終わることもあるらしい。写真で同定なんて出来るわけないだろうと、
日淡を写真で同定している私は思ったが案の定。こっちに鑑識が確認に来ると…。

待っていると3人の鑑識さん登場。鑑識さんは何とも言えないが人骨ではなさそうと。
私が右足第五中足骨かと思ったのですがと言うと、私では詳しくはわからないと。は?
それじゃ何の骨ですか。と尋ねると、わからないと。根拠は無いみたい(まぁいいけど)。
骨の所有権を放棄する書類とか、3つくらい書かされて、拇印も押させられる。

そして鑑識の車で、現場へ案内させられる。無駄口を叩かないので、緊張感がある車内。
現場は草むらで、アメリカセンダングサが多くあるので、胴長でしか入らない場所だが、
鑑識さんは気にせず入る。ひっつき虫が付きますよと言ってもお構いなし。プロですね。
映画リングで井戸を指差す人みたいに、現場を指差して、色々な角度で何枚も撮られる。
草むらから車へ戻ると、当然のように、ひっつき虫が付いていた。だから言ったのに…。

交番へ戻る。Uターンすれば早いのに、おもっきり遠回りしても、直進を選択する。
しかも交番に入るにも、大回りして左折で入る。私の運転より3倍は時間が掛かったと思う。
交番に戻って終了。1時間45分も掛かった。これで骨が、とんこつなら、税金の無駄遣い。
鑑定結果は1ヶ月くらいで出るようで、連絡があるそうです。本ブログでも報告予定です。
何の骨でもいいけど、万が一にも、事件性があったら、この記事は、あぼーんの予定です。