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三重県の海で釣ったホシササノハベラです。
4人で釣りましたが、夜明け頃の時合は慌しく、もう誰がどれを釣ったか覚えておらず、
これ以後に登場する、同じ場所で釣った魚は、誰が釣ったとかは書きません(あしからず)。

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とりあえず冷凍して、昨日解凍して、飲み込んだ針を取り除こうと努力したのですが、
魚の歯が鋭くて、思うように行かず、諦めて思い切って、頭と腸を取り除きました。
左からホシササノハベラ×2、オハグロベラ、キュウセンのベラ科ばっかりです。

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塩とコショウを魚の両面に振り掛けて、薄力粉と片栗粉を付け、低温のサラダ油で、
じっくり20分ほど、最後だけは高温にして、カリッとするように、揚げました。

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中骨も揚げて食べようと、切れ目を入れたのですが、硬くて食べられませんでした。
鰭は基本的にパリパリで美味しかったですが、大きいものは硬くて食べられませんでした。
臭みは4個体の全てに無く、捌いていたときの、魚臭さは全く消えていました。
臭みは高温でさっと揚げると残ります。低温でじっくり揚げるとほとんど消えます。

肝心の身ですが、魚の旨みは思ったより薄いけど、癖は無くて美味しかったです。
ただ、ホシササノハベラの大きな方は、身がしっとりねっとりして、いまいちでした。
表面は十分に揚がっているため、揚げ時間が足りないというよりは、揚げに向かない。
一番美味しかったのはキュウセンで、身の食感の良さと、旨みが一番強かったです。
やっぱりベラ科は、バター焼きが一番じゃないかと、改めて思った次第です。