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琵琶湖北部で素潜りの採集です。カワニナ丸をご期待の皆様すみません(笑)。
2011年07月30日04時頃に家を出る。一般道で琵琶湖北部へ向かう。道中は雨。
30日05時15分頃に到着。雨の上がった直後で、琵琶湖はやや濁って、水温は低め…。
日差しもまだ弱い。コンディションは悪いが、昼過ぎには風が出る予報だし、
ここまで寝ずに来たので、眠気で動けなくなる前に、潜っとこーっと。
シュノーケル、マスク、長袖シャツ、水着、靴、足ヒレ、網袋を装着する。

1箇所目。琵琶湖に体を入れる。冷たいっ。気温23℃+水温26℃くらい。本当に真夏か?
昨年であれば、気温25℃+水温29℃くらい。この差は大きい。海パンマンには堪える。
この場所はビワコオオナマズを釣り、イワトコナマズ(弁天)を確認したところです。
写真には組岩とヤマトカワニナ(肋型)。潜水屋には場所バレそう。フナの刺網で傷つき、
捨てられた小型イワトコは、さすがに朝はいなかったです。1時間30分ほど採集。

2箇所目。まだ眠くない。やれる。さっき使って濡れた、海パン、長袖シャツ、靴を装着。
めっちゃ冷たい。おまけに風が吹いてきた。琵琶湖へ入る。むっちゃ冷たいっ。
水温24℃くらいかな。琵琶湖へ16箇所も潜ると、体感で水温が何となくわかってきます。
南湖も潜っていますが、多くの方がイメージしているよりも、透明度は高くて綺麗です。
他に琵琶湖淀川水系94箇所の合計110箇所で採集。当然、昼も夜も採集しています。

水深約3m以深は24℃よりも冷たい。シュノーケルを加えながら「ザムイ」を連呼する。
水深約3.5mから浮上するとき、岩に頭をぶつける。痛っ。血が出たっ。と思ったが、
こういう時、痛いっというリアクションするより、まず呼吸を優先するものなんだね(笑)。
出血したまま1時間15分ほど採集。冷え切った体。何か温かいものを食べに行くことに。

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マキノ町海津に、ラーメン屋さんがあったことを思い出す。ここは何度も横を通ったが、
いかにもな店構えで、一度も入ったことがない。温かいものに負けて入ってみた。
店に入って、いらっしゃいませもない。席への案内も無い。適当に椅子へ座る。
ガタガタして不安定。隣の椅子と交換する。隣の椅子は油でぬるっとした。我慢する。
あまり考えず、ラーメンと焼肉丼のセットを注文。水を飲む。水がまずい。
店員がセットを運んできた。焼肉丼は冷えた焼豚に、焼肉のタレをぬって、
それをご飯に乗せた感じ。焼肉かもしれないが、過去に焼いた肉だろ。しかも豚バラ。
ラーメンを食べる。麺は粉(コーンスターチ)の味が強く、スープは薄味すぎて感想も無い。

麺を2割ほど食べたところで、何かあるのに気付いた。そう。虫だ。写真を見て下さい。
滋賀県のラーメン屋さんで採集した昆虫綱の一種(未同定)です。未同定を増やすなよっ。
ここまでヒドイと呆れ、虫は目立つ所に置き、何も言わずに、店を出るつもりだったが、
食べ終わる直前に、さっきセットを運んだ店員が、私の食べ具合を覗き込んで来た。
この客はもう食い終わるだろうから、勘定前に何を食ったかの確認だと気付いた(失礼)。
お前が運んだものだろ。しかも早く食えよという意味か。さすがの私も限界に来た(怒)。

テッシュに虫を置き、その店員に「これラーメンに入ってたで」と言う。
店員は小声で即答「お勘定は結構ですぅ」。テメーその前にすみませんだろっ。
しかも、他の客に知られたくないし、本当は勘定を払って欲しいから、小声にしたんだろ。
それとお勘定とこっちは言ってねーんだよ。まだ全部食ってない。虫が残ってる(笑)。
こっちは古臭いヤ○ザがインネンつけて、タダ飯を狙ってやっている感じがしたのと、
おもろいネタくれたので「金払うよ」と千円札を渡す。すぐ150円のおつりを出して来た。
よくもそう簡単に千円札を受け取ったな(呆)。ここまで来たら面白過ぎるじゃねーか。
私なら、もしもお客様の体調が悪くなったら、お手数ですがお知らせ下さい。まで言うぞ。
これで経営できているところがすごい。次からラーメンと虫のセットで売れや(爆)。
店名は公表しないけど、この虫が未記載種だったら、和名はダイイチアサヒムシだな。
これは不運の大量消費だと思い、むしろ次来る幸運を期待して、ラッキーと思った。

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次ぎ潜るところへ向かう。お腹が痛い…。下痢。これで慰謝料を請求したら本当にヤだな。
12時30分に車中で寝る。土砂降りで雨音がうるさくて寝付けない。16時30分に起きる。
3箇所目。琵琶湖へ入る。ここも冷たい。マスクの中に鼻水が溜まる(鼻水クリアをする)。
1時間ほど採集。思い出す。ツイッターで「琵琶湖の水中なう。」をやると書いたこと(笑)。
私の中では冗談だったけど、少し時間がある。やるしかない? 風邪気味の体で車に戻る。

非防水の携帯電話をジップロックに入れる。再び琵琶湖へ入る。打ち込む。
ツイート押したのに止まっている。電波2本が圏外に(あれ?)。水面に上げると2本に戻る。
水中は電波が弱い感じ。水中と水面とギリギリのタイミングでツイートを押す。通った!
ツイッターに「いまどうしてる?」ってあるので「アホやってる」と書きたかったが、
そんな余裕もなく、これを送信するのが精一杯だった。ハックション(完全風邪)。

mさんから電話だ。ジップロックに入ったままの携帯で通話。問題なく出来た(笑)。
携帯をジップロックから出すと、なぜか少し濡れている。私が濡れた手で触ったのかなぁ。
後でわかったけど、このジップロックは不良品で、最初から2つ穴が開いていた(怖っ)。
皆さんジップロックは、不良品が多いので、過信は禁物です。これで何度目だろう。

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夜はペットボトル釣法でイワトコナマズ釣りです。そこへ行くまでに腹痛。また下痢。
昆虫に加えて大腸菌も入っていたのかな。釣果は写真掲示板に書いたので省略。
釣り最中も腹痛。またまた下痢。体調悪すぎる。空には流星を5つ目撃(無関係)。
次はナガタニシ捕りです。その前に31日05時15分に寝る。06時45分に起きる。
4箇所目。前より沖の深場にしかいない。1時間ほど採集。何とか3個体。mさん1個体。

5箇所目。某島へ渡る。安定感のある船。琵琶湖で遠距離を移動する乗り物の中で、
カワニナ丸が最低だと改めて思った。でも最高かも。船内から窓越しに湖面を見ると、
人力プロペラ機を追いかける、飛行機と数艘のボート。鳥人間コンテストをやっていた。
カワニナ丸よりはお金かけていそうなので、見ていてあまり感動しなかった(笑)。
1時間30分ほど採集。5回も同じ長袖シャツと海パンを装着する気持ちわかりますか…。

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13時過ぎにmさんと別れ、賤ヶ岳へ行き、琵琶湖北部を撮影する。
まだまだ未採集のエリアがたっくさんあるなぁと思った。そして一般道で帰路へ。
2日間で6時間くらい琵琶湖に浸かってました。まだまだ潜りまくりますよ~ぉ。
未だに風邪気味なのと、長文でこんな時間になったので、尻すぼみで終わります(笑)。