静岡県の某水域でsさんかtさんが採集したヒメミズカマキリです。
恥ずかしながらミズカマキリ類にヒメがいることを知りませんでした。昆虫でヒメは、
ヒメタイコウチを捕ったけど、写真は撮ってない、そして最近は捕ってない…。
複眼に鋭い眼光というのは合っているのだろうか。今回も気になる言葉です。
たまに話のネタにしているのですが、耳にしたことがある方はスルーして下さい(笑)。
よくあるネタですが、意外と知られていないようなので、とりあえずメモ書き程度に。
先日、高校生レス○ランというテレビ番組を見ていたら、三重県松阪市の隣にある
多気町の高校生が「松阪牛」を「まつさかぎゅう」と言って、とても気になった。
方言指導された方も、きっと「まつさかぎゅう」とは、言わなかったのではないかな。
「松阪牛」これ三重県以外の多くの方が「まつざかぎゅう」と呼びます。
松阪市も「まつざかし」とよく誤って呼ばれていますが、正しくは「まつさかし」です。
松坂慶子さんから始まり、ダメ押しの松坂大輔さんで、誤った読み方が定着したのかも。
そうなると「まつさかぎゅう」になるわけですが、これも間違いなんです。
「ぎゅう」ではなく「うし」と呼びます。飛騨牛も「ひだうし」が正しい読み方です。
牛は市町村の「町」に近いものがあって、東京都の方が養老町を「ようろうまち」と呼び、
どこだそこ?と思ったことがありました。正しくは「ようろうちょう」です。
東京都の奥多摩町は「おくたままち」なので、間違えても仕方がないですよね…。
ということで、「松阪牛」は「まつさかうし」です。大辞泉にもそう記してあります。
しかし、辞書というのは、方言や発音には弱いところがあります。
近鉄の松阪駅へ着くと「まっつぁかぁ~、まっつぁかぁ~」とアナウンスがあります。
地元の方は「松阪」を「まつざか」や「まつさか」どころか「まっつぁか」と呼ぶのです。
北に位置する三重県津市でも「まっつぁか」や「まっさか」と呼んでいました。
ネイティブな発音で「松阪牛」を言えば「まっつぁかうし」になるのです。
そんなこんなの理由があり、三重県松阪市の隣にある多気町の高校生が、
松阪牛を「まつさかぎゅう」と言うのは、とても気になったのです。
普通は「まつさかうし」で良いと思います。まぁどうでもいいんですけどね。
でも、自分の名前を呼び間違えられるのは、気になりますよね?
西村君(せいそんきみ)。苗字だね。こういう突っ込みやると切が無い(笑)。