前回は食べられなったカワニナ。滋賀県の水路で捕ってきました(苦笑)。
フトマキカワニナもたくさん捕ってきました。写真はその一部です。よーく見て下さい。
ハベカワニナ、タテジワカワニナ、クロカワニナの要素が入っているように見えます。
さぁ、どれをフトマキにしようかな(爆)。悩んだ結果。一番左のがフトマキに決定!
左から、カワニナ、フトマキカワニナ、ナンゴウカワニナ、ナカセコカワニナです。
カワニナはミスジカワニナではないか、という突っ込みは、ナシでお願いします。
フトマキはナンゴウにそっくりの個体だと、並べた後で気付きました(失敗したなぁ)。
塩茹で2分。爪楊枝で綺麗に掘り出せました。よしっ食べよう。
カワニナは本当に美味しいのかな。しかし、ちょっと待て。前回の経験を経て、
一番口にしたくない物体が、たくさんフトマキに入っているのが見えるぞ。
食べる前に恐る恐る解体してみました。胎殻(胎児殻・胎貝)さんたちの登場です。
なんだかヤッターメカが、メカの素を食べて、ビックリドッキリメカが出た感じです。
タイカク、タイカク、タイカクって言いながら行進。メカは硬いです。バリッジャリ。
これを口にするんだから、ドロンボー一味が自爆スイッチを押すようなものです。
それでも4種ともきっちり食べましたよ。これはもう自虐食です(ドクロ雲)。
カワニナ
歯応えは良いが、やや苦い。胎殻あり。
フトマキカワニナ
歯応えは良いが、やや苦い。胎殻あり。
ナンゴウカワニナ
歯応えはやや硬く、やや苦くて、それ以外の味は薄い。胎殻あり。
ナカセコカワニナ
歯応えは普通で、極めて苦くて、それ以外の味は薄い。胎殻あり。
えーっと、全部に胎殻が入っとるやんか。メス(ハズレ)ばかりよく選んだもんだ。
肝心のカワニナは、意外にもフトマキとほぼ同じ味で、違いは感じられなかったです。
これまで私が食べた12種と比較しても、カワニナの味は中間的な位置だと思います。
ナカセコは苦さで舌が痺れるくらいでした。これまで食べたカワニナ類の多くは、
苦味があったけど、極苦はナカセコだけなので、これは毒立種として認めます。
それでカワニナとフトマキは同種です。あぁ私は「日本産淡水貝類図鑑1」に踊らされたな。
でも、まだ食べてないのがあるんよねぇ。もう十分頑張ったよと誰か止めて(苦笑)。