2009年7月20日に三重県の海で釣ったネンブツダイです。
クロホシイシモチを2回もネンブツダイとして誤同定したことがあります。
海で捕れたので、興味がないから、細部を全く見ない、というのが理由です。
そんなの細部を見なくても誤同定しないよ、という方は興味があるからです。
これは私が外来魚を見るのと同じ感覚です。種類なんてどうでもいい。
見た目や利用価値や問題の程度で分ける必要はない。外来魚は一緒くたに外来魚。
一般には小さな魚はオイカワの稚魚でもなんでもメダカ。それと同じです。
興味や関心のない人に、その生物たちのことなんて、わかるわけがないのです。
だから、自然は破壊され、多くの興味のない生物たちが、消えています。
興味のある人たちは生態系とか生物多様性とか、漠然とした言葉ばかり並べ、
そんなの一般に伝わるわけがありません。私もN○Kさんくらいわかりやすい、
伝え方ができるようになると、もうちょっと汽水生物たちの危機が伝わるのになぁ…。