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三重県の汽水域で採集したニホンドロクダムシです。
夜にカイアシ類と一緒に泳いでいました。普段は泥底にいます。
人の役に立たない気持ち悪い虫と言えばそれまでのヨコエビ類です。

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ドロクダムシを漢字で書くと「泥管虫」となると思いますが、
水槽内では泥ぽいところに管を作って入れた覚えがないのにいたりいます。
写真はもしかするとタイリクドロクダムシかニホンドロソコエビかもしれませんが…。

干潟に着いて上から覗くと軟泥でいかにもドロドロになりそう。
でも胴長を履くのは面倒だし。どうしようかなぁという時に使う言葉。
「こんなの胴長履かんと絶対にドロクダムシになる」それを無視して、
普段着で干潟に入ってズボンが「あぁ~あドロクダムシになった」など、
このように近年はドロクダムシの活用の幅は広がりつつあります。