三重県の海で撮影したシラヒゲウニです。
正月に潜って撮影したネタがまだ残っています。夏の海にも潜りたい。
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2025年6月27-28日は琵琶湖とその水系で採集しました。
1箇所目、カワニナ目的でついでの魚捕りでしたが、それよりも潜り(泳ぎ)たかったのです。
潜った場所という画像で、湖岸沿いに(海津大)崎の桜~つづら尾崎展望台の西側まで、
赤色の潜った場所(魚貝類捕り)は続いていますが、7箇所が歯抜けになっています。
2022年から3年間で6箇所を泳いで繋ぎましたが、残り1箇所だけが諸事情で3回ほど中止になり、
今夜こそはと思って行きました。人がいて別の場所へ駐車。潜らなそうなので着替える。
琵琶湖、初めての場所、ウエットスーツ、22:28~23:21(53分間)、1360m遊泳。
これで湖岸沿いに約18kmが繋がりました。捕れたのはイボカワニナだと思います。
2箇所目、琵琶湖、ウエットスーツ、00:06~01:05(59分間)、1200m遊泳。
ウナギ目的でついでのカワニナ捕り。左上からヤマトカワニナ、トキタマカワニナ、
イボカワニナ、オオウラカワニナ、ケショウカワニナかなと思います。
3箇所目は昔にビワコドブシジミぽいのを捕った記憶が蘇った場所。軽く探すがおらず。
4箇所目はさわだ君が最近発見した場所。教えてもらいました(感謝)。たくさん捕れました。
第一印象はこれ本当にビワドブかな。ドブシジミが7割くらいで映っています。
ドブからビワドブへ漸移しているような中途半端な個体もいる。右3つは過去に捕った個体。
比べると右は大きくて色が濃い、殻頂は膨らみが強くて広い、殻が厚くて丸みが弱い。
この類のことは無知なので、これ以上は言及しませんが、種内変異なのだろうね。
5箇所目、琵琶湖水系、初めての場所、ウエットスーツ、02:56~03:11(15分間)、117m遊泳。
カワニナ捕り。この場所の種類はよくわからないので、もう少し精査します。
6箇所目もカワニナ捕り。これも何だろうね。ヤマトキクロという感じかな。
琵琶湖淀川水系は472(通常232+潜水237+漁3)箇所でカワニナ採集調査しています。
もう十分でしょうと言いたくもなりますが、同時にまだプロローグだと思っています。
潜った場所はGoogleマップに記していますが、面積と湖岸線の延長を求めてみました。
滋賀県のサイトによると、琵琶湖の面積は669.26km²。私が潜った範囲は2.55116km²で、
その割合は0.381%でした。湖岸線の延長は235.20km。私が潜った延長は43.778kmで、
その割合は18.62%でした。ちなみに、湖岸線に含まれない島嶼部外周は5.276kmでした。
ようするに、面積99.619%、湖岸線81.38%は未調査です。ぜんぜんやれてな~いっ。
カワニナ科貝類の生息が確認されているのは、水深25m(40mという人もいる)ほどで、
これは沿岸部や亜沿岸部とされる範囲です。30m以深(最深103.58m)は深底部とされる範囲で、
琵琶湖の約60%です。すなわち面積40%(267.704km²)を調べる必要があるということです。
私が潜った範囲は全て40%に含まれているため、計算し直すとその割合は約0.953%です。
微増した程度で1%未満。まだなんにも調査していないのと一緒な気がしてきたぞっぉ。
2025年6月14日に濃尾平野で潜っていたらタケノコカワニナを見つけました。
この場所は過去に何度か潜っていますが、見落としていたのかいなかったのか。
川瀬ほか, 2024とは異なる場所で、名古屋市ではなく温排水もありません。
見られた範囲は狭く、水深1~1.5mほどの泥底で、塩分はほとんど感じないくらい低いです。
この川の貝類相を検索してみましたが、過去に記録はないようです。師匠には報告済み。
地球温暖化で温排水が無い場所でも、越冬が出来るようになってきたのかな。
https://youtu.be/amCxHTav-CM
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