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和名チクブカワニナ  (竹生川蜷)
学名 Semisulcospira (niponica) nakanoi Sawada in Sawada and Fuke, 2022 ["2023"]
Semisulcospira nakanoi Sawada, 2023 ※略記
分類カワニナ科 カワニナ属 ヤマトカワニナ集群 チクブカワニナ種
写真
トポ
タイプ
原記載 模式産地(ホロタイプ/Figure 10A-C)は2020年9月9日に長浜市竹生島の琵琶湖北湖(水深3m)。
分布 琵琶湖北湖(北岸、竹生島周辺)。
環境浅場から深場の岩礁に多い。
形態 ヤマトカワニナに似るが、各螺層に縦肋を完全に分割する、大きく顕著な顆粒を持つ。殻口のうねりはヤマトカワニナよりも大きく、コンペイトウカワニナよりも小さい中程度。
備考 本種は長らく Melania biwae Kobelt, 1879 とされ、 竹生島・多景島・沖の白石周辺に分布し、ヤマトカワニナと同種や一型として扱われて来た。 2022年に改定されて M. biwaeヤマトカワニナの新参異名で、竹生島の個体は未記載種と判明して新種記載された。 和名は M. biwae から S. nakanoi へ引き継がれたが、昔と現在の本種は異なる。

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