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和名ヤマトカワニナ(チクブカワニナ型)
学名Semisulcospira (Biwamelania) niponica f. biwae (Kobelt, 1879)
分類カワニナ科 カワニナ属 ヤマトカワニナ亜属 ヤマトカワニナ種 チクブカワニナ型
写真
分布琵琶湖北湖(竹生島・多景島・沖の白石周辺)。
環境水深1.5m以深の岩礁に多い。
食感は弾力がやや強く、極めて苦く、味も良くなくて不味い。
形態 ヤマトカワニナ(結節型)に似るが、 各螺層に縦肋を完全に分割する、大きく顕著な顆粒を持つ。
備考 沖の白石・多景島・竹生島周辺の順に、殻表と顆粒の高低差は低く、顆粒が小さくなる傾向があり、 竹生島周辺産ではヤマトカワニナ(結節型)と区別の出来ない個体も見られる。

文献9の付録4にある琵琶湖のカワニナの分布表では、 琵琶湖北湖(北岸)の一部でも確認されているが、 同箇所ではヤマトカワニナ(肋型)しか確認できなかった。 この場所は誤同定か誤記ではなかろうか。

ヤマトカワニナ種群の改定を参照。

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