アンケート結果
【第18回】


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ランク項目投票数グラフ
1位問題でない17 54.8%
2位どちらともいえない13 41.9%
3位問題である1 3.2%

投票期間
2002年4月1日〜4月30日
投票数
31票
設定
複数投票不可。コメント全角100文字以内。



1位問題でない17 54.8%
・飼育することでわかることも多いと思います。過剰でなければ楽しむ程度でよいと思います。
・ペット、家畜等今に始まった事ではなくそれによって昔から人間は恩恵を受けていているので、エゴとかなんとかとは言わず、それより飼っている動物に思いやりや有り難味を持って、責任ある飼い方を心がけたい!
・別に普通に飼ってる人もいるんだし。今から飼育をやめろと言えないでしょう
・飼育すれば魚を愛しいと感じ、それによって護りたいという気持ちが生まれてくると思います。
・人間が存在して魚も存在する以上どうしようもないです。
・魚に限らず生き物を飼うことは人のとっていいことだと思う。
・飼育自体が問題なのではなく、飼育する中から生まれたいきすぎた行動(を行う人)が問題なだけかと
・生態系に大きな変化はないと思うから。
・魚をよく知ることはよいこと。
・昔から淡水魚は捕獲され利用されてきている。それ考えたら飼育は問題なし。ただ昨今の害魚の跋扈、および環境破壊のむごさには閉口する。希少種と呼ばれる種についてはちょっと考えなくてはならないのかもしれない。
・最後まで責任を取れるものは飼育していいと思う

2位どちらともいえない13 41.9%
・飼育するのは人間のエゴではありますが、それによって守られてる希少種もいるわけですから・・・・・・。
・飼育でないと絶対に駄目とは思わないが、何らかの関わりは必要だと思う。
・淡水魚に限った問題ではないので動物種を限られると簡単には答えがたい
・飼育自体は個人の趣味であるし生きものの生態を垣間見る事ができ大いに結構であると思う。
・飼育することにより得るものは多いが失うものも多い。
・全体的には影響は無いと思うが・・・そういう考えが人間の勝ってだとも思う・・・ 
・ちゃんとした人にかってもらえればさかなもうれしいだろう
・飼育することによって、抱ける感情(特に子供)もあるとも考えられるし、特別に生態が危惧されている種でなければかまわないような気もいたしますが、魚の側から考えると・・・むずかしいですね。

3位問題である1 3.2%
・魚を飼うことは、人間の傲慢だと僕としては思う


アンケート結果からの私見
皆様のコメントを拝見してもこのアンケート内容には簡単には答えられないという感じを受けます。 飼育行為自体を各々の魚から見れば、人間の欲求を満たすために利用されているだけであり、 生命共通の目的でもある子孫繁栄の道も絶たれて迷惑なことかもしれません。 されど人間が魚の気持ちがわかるわけもなく、何れも勝手な思い込みに過ぎないかもしれません。

日本の淡水魚の未来を左右させられるのは人間です。簡単に魚が豊富にいる池や川を埋めたりします。 淡水魚の飼育をされている方なら、そうした現状をどう思われるでしょうか。 なんとか魚たちに配慮できないものかと考えたりするのではないでしょうか。 そうした魚への想い入れは、飼育がきっかけで生まれたという方も少なくないと思います。 淡水魚を守るという思想は、飼育という行為が一役担っていると言えるでしょう。

飼育は確かに各々の魚にとっては、良いこととは言いがたいものがあります。 水槽で個人が飼育する程度の魚と、自然の魚全体に関心が向くこと、 この両者を大変に忍びないのですが天秤にかけた場合、 淡水魚全体にとって飼育は必要悪になると言えるでしょう。 淡水魚への関心はその延長線上に自然全体への関心というものにも結びつきやすく良いことだと思います。 しかし、飼育の全てが必要悪とは言えません。 自分で採集した魚の飼育は、その採集地への関心も生まれやすいのですが、 購入した魚ではその背景がわかりにくく、消費的飼育で終わってしまうこともあるかもしれません。

ご協力ありがとうございました。
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