アンケート結果
【第5回】


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ランク項目投票数グラフ
1位駆除するべきだが実行できていない13 43.3%
2位★その他6 20.0%
3位駆除するべきではない5 16.7%
3位駆除を実行している5 16.7%
5位逆に生息拡大が望ましい1 3.3%

投票期間
2001年3月1日〜3月31日
投票数
30票
設定
複数投票不可。コメント全角100文字以内。



1位駆除するべきだが実行できていない13 43.3%
・ニッポンバラタナゴとの交雑を考えるとできません・・・。
・その後の処理が・・。
・駆除しようと思っても、種の同定の問題からタイリクバラタナゴだけを駆除するのは難しい。
・施設を作って保護すべきでしょう。 ニッポンバラタナゴ綺麗だー
・日本は在来淡水魚を守るべきだと思います
・この頃は採集に行けなくて…。
・タナゴでは本種がやっとという汚染されたこの地域では、水辺環境改善の一環としての駆除なら気分的に楽です。食べたいけどすずめ焼きにできるほどいません(^^;)
・駆除すべきですが、ただ、交雑種は薄まったといってもニッポンバラの何かを引き継いでるもんなのでしょうか、どうでしょうか?

2位★その他6 20.0%
・駆除すべき場所とそうでない場所を明確に分けて考える必要がある。全水域から駆除する必要はない。
・他種との交雑の危険性があるときは、駆除するべきだと思う。だが、タイリクバラタナゴは、ほとんど帰化していると思う。
・本当は駆除すべきなのですが・・・ただ、バスのようにカネ目当てに「犯罪」によって棲息地を拡大したものとは、感情的に異なるものを感じます。穏やかに帰化している(と思える)水域もありますし。難しいですね
・難しい問題です。何がいいのか悪いのか・・・
・ブラックバスやブルーギルと違ってタイリクバラタナゴはいいのでは?
・うちの近辺ではタイリクバラタナゴすらいなくなったから・・・・・・戻ってきて欲しい

3位駆除するべきではない5 16.7%
・おいしそう
・固有種との交雑が進めば新しい進化につながるし、固有種を守ったから自然を守ったことにはならない
・ブラックバスやブルーギルほど甚大な被害が見られないから。そちらのほうの駆除を先にするべきだと思います
・日バラとの交雑が進んでいると言われるが、既に交雑と云うレベルを超えているようにおもわれます。彼らは、日本の生態系の一員だと思います。

3位駆除を実行している5 16.7%
・希に捕れる場所は駆除することがあります。しかし積極的ではないです。
・日本固有種が消えてしまう危機に直面しているので、それを少しでも軽減させてやりたいと思うので、採集したのは餌に使ってます。
・餌にもなるし観賞用にも良い(飼ってないけど)
・当然でしょう。

5位逆に生息拡大が望ましい1 3.3%
※なし


アンケート結果からの私見
私はタイリクバラタナゴが好きですし、できれば駆除などというかわいそうなことはしたくないです。 感情論的に自然というものを見れば、あの生き物はかわいいから減らないでほしいとか、 あの生き物はどうでもいいとか、そういった発想が生まれがちです。 その典型ともいえるものが、ブラックバス(バス類)とタイリクバラタナゴではないでしょうか。 水域は生き物の棲める容積が決まっています。 1つの生物が増えるということは、一方で減っている生物もあるということです。 ブラックバスよりも水域によってはタイリクバラタナゴの方が、 在来生物に強く悪影響を与えているということもありえます。 ブラックバスは駆除するがタイリクバラタナゴは駆除しないのには矛盾を感じます。

ご協力ありがとうございました。
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