病気の予防(2)





餌の栄養素

栄養素欠乏症
症状→症状→症状→欠乏栄養素
体に傷や出血がある体を石などに擦り付けることはない、眼球の突出、脊椎の湾曲ビタミンC
鰭や鰓などが腐って溶けたようになる、成長の低下亜鉛
鰓蓋や鰭の基部に出血、眼球の白濁ビタミンB2
体に傷や出血はない
体型に異常がある
眼球の突出体色が白っぽくなり、鰓蓋が反り返るビタミンA
背側の筋肉が痩せるビタミンE
脊椎の湾曲バランス、遊泳能力の喪失マグネシウム
食欲や成長の低下必須アミノ酸
脊椎以外の骨にも異常、成長の低下リン
体に傷や出血はない
体型に異常はない
体に異物の付着は見られないが泳ぎ方が異常バランスや遊泳能力の喪失、
食欲や成長の低下
ビタミンB1
●栄養素欠乏症
  
ポップアイや背曲がりは水質悪化が原因ではないようです。
  
上表は「家庭水族館」を参考に、栄養素欠乏が原因の症状を抜粋したものです。左から右に当てはめます。 眼球の突出(ポップアイ)、眼球の白濁、脊椎の湾曲(背曲がり)、背側の筋肉が痩せる(背こけ病)、 バランスや遊泳能力の喪失(浮袋障害・転覆病)は、飼育者の中では原因不明の難病と扱われることが多く、 鰓蓋や鰭の基部に出血、鰭や鰓などが腐って溶けたようになる(鰭・鰓腐れ病)、鰓蓋が反り返る(エラ病)は、 病原体によるものばかりではないようです。必須アミノ酸、ビタミンA・E・B1・B2・Cの欠乏は、 魚の種類によって発現する症状が異なり、酸化した脂肪を食べると同様の症状が出るようなので、 酸化した餌は与えないようにしましょう。コイはビタミンB1の欠乏に強く、耐えられる種類もいるようです。

●餌の与え方
成育段階モツゴ(例)低水温時(0〜13℃)通常水温時(14〜24℃)高水温時(25〜31℃)
仔魚1cm未満1日10回(常に餌がある状態)常に餌がある状態
稚魚1〜3cm1日3回以上(食べられるだけ)1日5回以上(食べられるだけ)
未成魚3〜5cm1〜5日1回(食べ残さない程度)1〜2日1回(少し食べ残す程度)1日1〜2回(食べ残さない程度)
成魚5〜7cm3〜10日1回(無理に与えない)1〜3日1回(太らないよう加減)1日1〜2回(食べ残さない程度)
  
餌は与え過ぎないことが病気の予防に繋がります。魚の調子が悪いと思ったら3日ほど絶食。
  
未成魚以上であれば低水温時は冬眠と同じで、1ヶ月ほど絶食しても生きていられます。 冬の2〜3ヶ月間は全く餌を与えない方もおられます。 人が食事するのと同じ感覚で毎日餌を与え、たくさん食べている様子を見て、健康的だと判断するのは間違いです。 むしろ与え過ぎによる消化不良や肥満に注意が必要です。餌を与え過ぎたときはヒーターで水温を少し上げます。 毎日多量の餌を与えると、残餌や魚の排泄物で濾過バクテリアの処理能力を超え、 水質が悪化して水換え頻度を高くする必要もありますが、 私のように2日1回(多量)の餌やりだと、1日の間が水を綺麗にする余裕になって安定します。 配合飼料によくある「1日2〜3回食べ残さないように」の表記は、 未成魚以上には高水温時でも少し与え過ぎです。

●クリルだけではダメ
 
  
貴方の餌は単食でも大丈夫ですか。主食と副食でバランスの良い食生活を。
  
普通は配合飼料(人工飼料)を買って来て与えますが、長期間に渡ってそれだけを与え続ければ良い餌ではありません。 写真のクリル(乾燥オキアミ)には「各種餌料といっしょに与えてください」と、飼料業者にとってマイナスな表記もありますが、 業者によっては魚のことよりも売上を伸ばすための表記が目立ちます。言わずもがな人間が食べるものではないため何でも記せますし、 餌を食べないときは徐々に慣らしてまで食べさそうとする表記まであり、これらを鵜呑みにすると問題が起こることもあります。 魚食魚に生魚を与えるのは餌となる生魚が可哀想だから、クリルや配合飼料で馴らすよう勧める方もいますが、 どちらも消費者が見えないところで命を奪って作られた餌ですし、そうした餌による単食を続けられている魚食魚の方がよほど可哀想に思えます。 私は魚食・肉食性の強い魚には、様々な餌を細かく切って、冷凍したものを使っています(写真右)。

●単食させない
トビハゼ1匹が食べた104種類の餌
Q:トビハゼの餌は?
A:色々です!
寿命1〜2年のトビハゼを3年近く飼育。
牛モモ、プロセスチーズ、豚(レバー・ハツ)、ハム、ベーコン炒、鶏卵(黄身・出汁溶き卵茹)、鶏唐揚げ、 アリ類、イボバッタ、コオロギ類、ハサミムシ、ゴキブリ類、ガ類、ヒロズキンバエ幼虫、 アカムシユスリカ(成虫・幼虫・冷凍幼虫・乾燥幼虫)、クモ類、マグロ、マダイ、ボラ種群、コボラ、ブリ、マサゴハゼ、アユ、 タイセイヨウサケ、アブラガレイ、イカナゴちりめんじゃこ、マアナゴ焼、サケ焼、カラフトシシャモ焼、サンマ焼、 イボダイ焼、ホッケ焼、ニホンウナギ蒲焼、アジフライ、サバ類フライ、サッパ味醂干し焼、カワハギ味醂干し焼、田作、魚卵、 イクラ、たらこ、数の子、かに風味かまぼこ、ちくわ、かつお節、マグロ猫缶、ミズダコ、ジンドウイカ、スルメイカ、するめ、 ズワイガニ茹、ベニズワイガニ茹、イワガニ茹、ウシエビ、アメリカザリガニ、ミゾレヌマエビ、テナガエビ、エビジャコ類、 フサゲモクズ、甘えび、むきエビ、クルマエビ炒、干しサクラエビ、イサザアミ(活・冷凍)、オキアミ(冷凍・乾燥)、 冷凍アルテミア、冷凍ミジンコ、スクミリンゴガイ、アカニシ、マガキ、コウロエンカワヒバリガイ、ムラサキイガイ、 イシガイ、イソシジミ、ソトオリガイ、ヤマトシジミ、クチバガイ、アケガイ茹、アサリ茹、ホタテガイ(貝柱・貝ひも茹)、 カワゴカイ類、アオゴカイ、イソゴカイ、イトメ、すりごま、食パン、焼き麩、豆腐、乾燥ゆば茹、そば茹、即席カップめん、 ビール酵母、わらび餅、スナック菓子、配合飼料(アユ用・川魚用・プレコ用・底棲肉食魚用)、にんにく炒、とうもろこし茹、 えだまめ茹、グリンピース茹、西洋かぼちゃ茹、野菜類ミックス、アンデスメロン、オキナワモズク、焼海苔
  
「この魚の餌はなんですか?」という質問は「色々です」が答えです。
  
日露戦争で陸軍が白米ばかりを食べ続け、戦死者より多い何万人もが、 ビタミンB1欠乏による脚気で亡くなられたことは有名ですが、 お使いの餌には飼育魚に必要な栄養素が、全てバランスよく含まれているでしょうか。 そうであれば1種類の餌だけ与え続けても構わないでしょう。 しかし、当サイトの質問掲示板には、栄養素が原因と思われる症状が散見されます。 冷凍赤虫などは栄養価の高い餌でしょうが、 ユーカリしか食べないコアラのような単食性の淡水魚はほとんどおらず、 そのことから考えても必要な栄養素が全て足りている保障はありません。 単食は特定の栄養素を過剰摂取するために起こる障害も心配されます。 主食の他に副食として色々な餌を与えることにより、 必須な栄養素が得られる確率を高くし、栄養素欠乏症や過剰症を回避させる必要があります。 色々な餌を与えることは、個々の魚が必要とするものを自ら選択できます。 それが好みなだけで肥満化したり、栄養素が偏ってはいけないため、 冷凍赤虫ばかり選り好みして食べている魚のために、冷凍赤虫を与えない日を作ったりして調整します。

●餌は自然から知ろう
 
  
雑食の魚に赤虫だけなんて肉食じゃないですか。魚が高脂血症になりますよ。
  
マハゼは口が大きく小動物を食べる印象を持ちますが、 捌くと腸から多量の海草が出てきたり、ブルーギルは藻類ばかり出てくることもあります。 カネヒラは水草を茎だけになるほど食べることがあります。 アユがいるわけでもないのに、水槽内に食み跡があって、不思議に思ったことはないでしょうか。 写真の水槽もアユはいませんが、陶器に付着藻類を食べた跡があります。 雑食の魚が自然界で食べているものを知れば、冷凍赤虫のように高タンパクで高脂肪の餌ばかりではなく、 日頃から食物繊維なども多量に摂取していることに気付くと思います。 我家の猫は屋外に出すと雑草をしきりに食べます。人の母親は子供が嫌がっても野菜も食べなさいと叱ります。 肉類と比べたら好きではないかもしれませんが、それが必要であるから摂取しているのです。

●背骨が曲がる
 
  
原因は過密飼育などの飼育環境ではなく餌だと思います。
  
背曲がりは先天的な奇形や、障害物に激突するなど突発的な事故もありますが、 飼育から数ヶ月以上経過して度々あるようならば、餌の問題を疑う必要があります。 「家庭水族館」にある30種類以上の病気や障害のうち、 脊椎の湾曲が原因なのはビタミンC欠乏、マグネシウム欠乏、必須アミノ酸欠乏、リン欠乏の4つだけが記されています。 当サイトの質問掲示板では、単食や肉類ばかり与えている方に、背曲がりの質問が多い印象です。 デメモロコ濃尾型は驚いて砂に潜ろうとした瞬間、骨が曲がったままになったのを目撃しましたが、 突発的な事故だから防げないと思う前に、栄養素欠乏によって骨の強度を低下させていた可能性も考えるべきです。 治療方法は曲がったところを無理やり手で曲げても戻らず、 病原体による症状でもないため、塩水浴や薬などは意味がありません。 これまでオイカワが一度だけ完治しましたが、 それ以外は完治した経験はないため予防が重要です。


野菜類ミックスを与えてみよう

餌 (mg)ビタミン
C
亜鉛ビタミン
B2
ビタミン
A
ビタミン
E
マグネ
シウム
リンビタミン
B1
さやえんどう(若ざや、生)600.60.110.560.924630.15
ほうれんそう(葉、生)350.70.204.202.369470.11
にんじん(根、皮むき、ゆで)20.20.048.600.59250.03
西洋かぼちゃ(果実、ゆで)320.30.084.004.824430.07
グリンピース(ゆで)161.20.140.443.239800.29
えだまめ(ゆで)151.30.130.298.6721700.24
さつまいも(塊根、蒸し)200.20.030.271.519420.10
バナナ(生)160.20.040.560.532270.05
※可食部100gに含まれる成分です  ビタミンA=β-カロテン当量  ビタミンE=αβγδトコフェロール総量

野菜類ミックスを色々な魚が食べる(淡水)

タネハゼとクロコハゼが食べる(汽水)
●配合飼料は肉だと思ってください
  
ビタミン豊富なベジタブルで栄養バランスもバッチリかな。
  
配合飼料の多くはフィッシュミール(魚粉)を主原料としているため、食いつきは良いですが栄養素に関しては過信できません。 そうした餌ばかり与えると、たいていビタミンCやビタミンEの欠乏になりやすいです。 まずどんな餌なのかよく調べてから与えることをおすすめします。 野菜類やミネラルが主成分のプレコ用飼料もありますが、非常に硬くて水に溶け難いため、食べられる魚が限られます。 また、スピルリナは優れていますが、一部の魚を除いてあまり食べません。 例えばビタミンC欠乏の症状が見られた場合、それを多く含有する餌(さやえんどうなど)を与えることによって、症状の好転が期待できます。 単純にレモンを与えても食べようがないため、魚が食べられてビタミンCが豊富なものを探す必要があります。 そこで実際に魚が食べたことを確認した野菜類を以下に載せました。 こうした餌を私は毎回与えていますが、それが無理でも月1回以上は与えてほしいところです。 栄養成分の多い食品は「食品成分データベース」などに掲載されていますので、 それらを参考にして欠乏栄養素を補うのも良いでしょう。

●さやえんどう

ホンモロコが食べる

デメモロコ濃尾型が食べる
  
手軽さで言えばさやえんどうです。
  
さやえんどうを生のままハサミや包丁を使い、魚が食べられる大きさに切って与えます。 コイ科やヨシノボリ属の魚に与えるとよく食べますが、 硬いためか吐き出す魚もいます。ビタミンCが豊富です。

●ほうれんそう

ミナミメダカが食べる 
  
レンジでチンでほうれんそうフレークの出来上がり。食いつきは悪いですが…。
  
ラップの上にほうれんそう草の葉だけを乗せ、 そのまま電子レンジに入れスタートさせます。 ほうれんそうがしぼんできたら電子レンジを止め、裏返しにして再びスタートさせます。 そうすることで葉から水分が減って、簡単に手で粉々にできます。 やり過ぎると焦げたり、特に茎は火が出ることもあるため危険です。 ほうれんそうフレークは沈まないため、ミナミメダカなど水面の餌を摂取できる魚しか食べられません。 ほうれんそうを生のまま水槽に入れておくと、時間はかかりますが食べる魚もいます。 ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンA、マグネシウムが豊富です。

●にんじん

カワバタモロコが食べる 
  
家庭から出る野菜くずを魚の餌に活用しよう!
  
家庭ではにんじんの葉と根の間の部分はたいてい捨てますが、 その部分にも魚にとっては十分なほど、食べられる部分が残っています。 小皿に乗せて電子レンジで少し軟らかくなった時点で取り出します。 それをハサミや包丁を使って、魚が食べられる大きさに切って与えます。 コイ科のカネヒラはよく食べますが、硬いためか吐き出す魚もいます。 ビタミンAが豊富です。

●西洋かぼちゃ

ドジョウ類が食べる 
  
簡単に作れて魚の食いつきがよく扱いやすい。
  
西洋かぼちゃを適当な大きさに切り、小鍋に水を沸騰させてその中に入れます。 鍋蓋をして15分(串が簡単に刺さる程度)ほどで茹で上がります。 包丁で西洋かぼちゃの内側にある髭状のところと緑色の皮を外し、 橙色の部分だけをフリーザーバッグに詰めます。 上から手で押し潰して平らにし、冷凍庫に入れて出来上がりです。 雑食性の小魚の多くは飛びつくように食べます。 ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEが豊富です。

●グリンピース

ヤリボテが食べる 
  
入手しやすく安い。えだまめより手間が要らない。
  
小鍋で水を沸騰させて冷凍グリンピースを入れ、再び沸騰したらざるに移して水を切り、 受け皿の上に置いてすりこぎで軽くで潰します。そうすると子葉(豆の部分)が濾されて外皮はざるに残ります。 潰した子葉をフリーザーバッグに詰めて冷凍庫に入れて出来上がりです。 写真の子葉100gは88円(光熱費等を除く)と経済的です。 餌が底に落ちれば問題ありませんが、水中で散らばるとペースト状のため、少し水が汚れやすい面もあります。 亜鉛、ビタミンB2、リン、ビタミンB1が豊富です。

●えだまめ

トウカイヨシノボリが食べる 
  
栄養素豊富なえだまめだけを与えればOKではありません。色々な餌としての1つです。
  
小鍋に水を沸騰させてえだまめを入れ、 鍋蓋をして15分(外皮が開く程度)ほどで茹で上がります。 それを水で冷やしてから外皮と種皮を剥いて、子葉だけをすり鉢に入れて潰します。 すり鉢が面倒な場合は、子葉をフリーザーバッグに入れ、足で踏み潰すと楽です。 子葉の量が少ない時は、手で潰すだけでも食べやすい大きさになります。 出来るだけペースト状にならないよう粗めに潰します。 細かすぎると水槽の水が汚れやすく、粗すぎると魚が食べられません。 潰した子葉をフリーザーバッグに詰め、冷凍庫に入れて出来上がりです。 雑食性の小魚はたいてい食べてくれます。 亜鉛、ビタミンB2、ビタミンE、マグネシウム、リン、ビタミンB1が豊富です。

●野菜類ミックス

色々な魚が食べる 
  
オリジナルブレンドした野菜類ミックスを魚が食べてくれると嬉しいものですよ。
  
冷凍グリンピースと冷凍えだまめを上記にように潰し、 西洋かぼちゃも同様ですが、緑色の皮も包丁でみじん切りにして使いました。 さつまいもをラップで包み、電子レンジで適度に軟らかくし、皮を剥いてすり鉢で潰します。 バナナ(写真は4本ですが1本だけ使用)の皮を剥いて、すり鉢で泡立たない程度に潰します。 さやえんどうはへたを付けたまま軽く茹でて、包丁でみじん切りにします。 これら6品をボウルに入れてよくかき混ぜ、フリーザーバッグに詰めて冷凍庫に入れて出来上がりです。 野菜類ミックス800gは976円(光熱費等を除く)で、 水分が半分として差し引いても100gは244円です。 配合飼料と比べておよそ半額かそれ以下です。 雑食性の小魚はたいてい食べてくれますし、魚に与えたい色々な餌を混ぜられます。

●私の買った配合飼料には野菜・ビタミン・ミネラルまで入っていますが?

野菜類100%の餌です 
  
魚への餌やりは花に水をあげるのとは違います。
  
配合飼料は素晴らしい餌ですが、ビタミンやミネラルがどんな種類で、 その含有量が個々の飼育魚にとって、バランスが良いのかという点だと思います。 プレコ用・ベジタブル・野菜フレークと明示しているのに、 フィッシュミールを筆頭原料とする配合飼料もあります。 野菜入りとあっても含有量の表記がないため、 ハンバーガーに野菜(ピクルス)入りと記したのと同じようなものです。 養殖技術が確立されたような魚であれば、特定の配合飼料を与えていれば問題ないでしょうが、 アユの養殖場を見せて頂いた時は何種類もの餌を使っていました。 私の水槽にはオイカワ、ヤリタナゴ、ドジョウ、ヨシノボリ類など色々な魚がいます。 それを「川魚のエサ」と表記された配合飼料で、一緒くたに考えても良いのでしょうか。 配合飼料は優れた栄養バランスなどとよく謳っていますが、 なぜ何種類もあって、それぞれ原料や成分が異なるのでしょうか。 例えば非常にバランスが良いヒト用の餌が開発されました。 それだけを食べて一生涯を過ごせますか。私には無理です。 色々な餌を与える行為は飼育ストレスを軽減させる効果もあると思います。