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■ 蒲焼の作り方 ■
石焼肉グリル

総合評価 ×20点
用意するもの
石焼肉グリルライソン 石焼肉グリル KDGC-003B。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
みりん一般的な本みりん。
スプレーダイソー しょうゆスプレー。みりんを吹き付けるために使う。
うなぎのたれ市販品で良い。
刷毛と容器たれを付けるために使う。容器は小鉢を使用。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。

(1)ウナギを乗せる

(1-1)石焼肉グリルを台所など換気扇の近くに置く。
(1-2)ウナギの身が下になるように置く。
(1-3)換気扇と石焼肉グリルのスイッチを入れる。
 0分
(2)引っくり返す

皮側1〜2分、身側2〜3分くらい焼く感じで、何度も引っくり返す。

※非常に張り付きやすいため、時々持ち上げたりして、身崩れに注意する。
 7分
(3)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。
 38分
(4)みりんを吹き付ける

(4-1)スプレーにみりんを入れる。
(4-2)身側と皮側を全体的に1回だけ吹き付ける。
 39分
(5)たれを塗る

(5-1)小鉢にたれと刷毛を入れて染み込ませる。
(5-2)身側に塗ったら、引っ繰り返して、皮側を塗る。それを2〜3回ほど行う。
 40分
(6)切る

蒲焼をまな板へ乗せ、適当な大きさに包丁で切る。
 42分
(7)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。
 43分
ウナギ全長55cm(捌いて9日間冷凍庫)の1/4(尾側後方)を、完成まで43分(焼き38分+みりん焼き1分+たれ焼き2分+その他2分)、 味は60/100点(脂度数4+美味度数2)だが、苦味が強くて60-20=40点でした。小骨は気にならず。臭みは全く無し。 身は外側が硬く、中はじゅわっと、皮は非常に硬い。スモーキーさはない。煙は少なくて、焦げたたれから出る程度。 石への張り付きが酷く、部分的に皮は剥がれ落ち、身は半分くらいの厚みになった。 たれが石上で焦げ、ウナギにまとわり付き、余計な苦味で味を悪くし、見た目も良くない。 弱火に変えたり、焦げたたれとの隔離などが出来ず、この方法では避けられない。 焼き方として問題点が多くておすすめできない。

●石焼きは低温で張り付くホットプレート。
石が確りと熱くなるまで、熱凝着(約60℃前後)の時間が長く、頻繁に引っくり返しても、張り付きが避けられない。

ウナギから落ちた脂が留まれば、張り付きを抑えられるが、溝へ流れてしまう。その溝も全てを受け入れられず、溢れる前に除去が必要になる。

たれは石の上へ落ちた瞬間に、ぐつぐつとして焦げ始め、1分も経たずして苦みが強くなる。 それを避けてウナギを移動させるが限界がある。結果としてたれで焼き付けることは出来ず、焦げた苦いたれが絡み付いて、味が台無しになる。

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