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■ 蒲焼の作り方 ■
焼肉プレート+後蒸し

総合評価 ○65点
用意するもの
焼肉プレートイワタニ 焼肉プレート(S) CB-A-YPS。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
みりん一般的な本みりん。
油引きみりんを付けるために使う。
うなぎのたれ市販品で良い。
刷毛と容器たれを付けるために使う。容器は小鉢を使用。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。
小皿と小鉢蒸す際に使う。
片手鍋IH対応でフッ素樹脂塗膜加工の雪平鍋。
蓋a中身が見える窓付。

(1)ウナギを乗せる

(1-1)焼肉プレートを台所など換気扇の近くに置く。
(1-2)ウナギの身が下になるように乗せる。
(1-3)中弱火で焼く。
 0分
(2)引っくり返す

皮側30秒〜1分、身側1〜2分くらい焼く感じで、何度も引っくり返す。
 4分
(3)全体をむら無く焼く

トングでウナギを押したり斜めにして焼きむらを防ぐ。
 6分
(4)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。

※脂度数1の個体なためにこれ以上は焼けません。
 17分
(5)みりんを塗る

油引きにみりんを入れて、身側と皮側を1回だけ塗る。
 18分
(6)たれを塗る

(6-1)一旦火を消す。
(6-1)小鉢にたれと刷毛を入れて染み込ませる。
(6-2)身側に塗ったら、引っ繰り返して、皮側を塗る。
(6-4)弱火で焼く。2〜3回ほどたれを塗る。

※火を消さないと、たれがすぐに焦げて、それがウナギにまとわり付きます。
 20分
(7)切る

(7-1)蒲焼をまな板へ乗せ、適当な大きさに包丁で切る。
(7-2)小皿へ置いてたれを少し入れる。
 23分
(8)後蒸しする

(8-1)片手鍋に小鉢と水を入れる。
(8-2)小皿を乗せる。
(8-3)蓋をして強火で沸騰したら弱火にする。

※後蒸しとは「楽焼うなぎ」風の方法です。
 25分
(9)蒸し上がる

蒲焼を箸などで軽く触って、硬い部分が無くなったら、蒸し上がり。

※目安は15〜20分です。
 44分
(10)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。

※「楽焼うなぎ」はご飯へ乗せずに食べます。
 45分
ウナギ全長52.5cm(捌いて3日間冷凍庫)の半分(尾側)を、完成まで45分(焼き17分+みりん焼き2分+たれ焼き3分+後蒸し20分+その他3分)、味は46/100点(脂度数1+美味度数3)でした。 小骨は気にならず。臭みは全く無し。身は外側が軟らかく、中はやや軟らかい、皮はたれでふやけた感じで軟らかい。 スモーキーさはほとんどない。煙はたれ焼きから少し出る。たれ焼きはとても焦げやすい。トングで頻繁に押したり、斜めにしたり、引っ繰り返したり、面倒で腕が疲れる。 たれの浸し具合で、味の調節が出来るのが良い。質の良くない個体で、後蒸しすることなく、普通の蒲焼にすると、美味しくない個体だと思われる。

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