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■ 蒲焼の作り方 ■
蓋付魚焼き網(蓋無し)+金串

総合評価 ×25点
用意するもの
金串平串2本。
蓋付魚焼き網蓋付きグリル。和平フレイズ(YR-6522)とほぼ同じ。
濡れた布巾金串を触る時に使う。
うなぎのたれ市販品で良い。
刷毛と容器たれを付けるために使う。容器は小鉢を使用。
まな板と包丁金串を刺したり蒲焼を切るために使う。

(1)串打ちする

身の中心に金串(平串)を通す。

※よくある失敗風を真似て試しています。蒲焼に平串は不向きです。通常は丸串か角串を使って下さい。
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(2)ウナギを乗せる

(2-1)五徳に蓋付魚焼き網(蓋無し)を乗せる。
(2-2)ウナギの皮が下になるように置く。
(2-3)中弱火で焼く。

※よくある失敗風を真似て試しています。焼き網に串を乗せることは意味がなく、身を下にして焼く方が良いです。
 0分
(3)引っくり返す

濡れた布巾で金串を掴んで、1〜2分に1回ほど引っくり返す。
 3分
(4)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。
 39分
(5)たれを塗る

(5-1)小鉢にたれと刷毛を入れて染み込ませる。
(5-2)身側に塗ったら、引っ繰り返して、皮側を塗る。それを2〜3回ほど行う。
 40分
(6)切る

(6-1)蒲焼をまな板へ乗せる。
(6-2)串を持って時計の3時9時3時6時と回す。
(6-3)1回転が出来たら、回しながらゆっくり引き抜く。
(6-4)適当な大きさに包丁で切る。
 43分
(7)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。
 44分
ウナギ全長56.5cm(捌いて9日間冷凍庫)の半分(腹側)を、完成まで44分(焼き39分+たれ焼き3分+その他2分)、味は42/100点(脂度数1+美味度数3)でした。 小骨は気にならず。臭みは全く無し。身は外側が硬く、中はもさっと、皮はやや硬い。 スモーキーさはあるが、焦げ目の苦味が強く、そこへ味が引きずられる。煙は酷くてたれ焼きからは狼煙レベル。 皮から焼くので、網が持ち上がるほど張り付き、はがれやすい。金串が網に引っ掛かって、引っくり返し難い。 金串と本体枠には高低差があり、手前は僅かに浮く感じになるため、焼きが甘くなる。 この焼きむらは位置をずらしても解消ができない。たれが焼き付き難く、網で焦げたたれを、ウナギに付けている感じになる。 本体のこびり付きは非常に頑固で、金たわしで力一杯擦っても取れず、竹箸で丁寧に押して炭化した部分を剥がした。それでも完全には綺麗にならず、洗い物がとても面倒。 魚焼き網に平串を刺したウナギを皮側から焼く方法は、根本的に大きな問題点があるためにおすすめできない。 魚焼き網しかないのであれば、串に刺さずに身側から網へ乗せる方が良い。

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