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■ 蒲焼の作り方 ■
七輪+焼き網+金串

総合評価 ×20点
用意するもの
まな板金串を刺すために使う。
金串平串2本。
七輪直径22.5cm×高さ20.5cm。
炭火一式木炭・成型炭、炭バサミ、トーチバーナー、携帯扇風機。
焼き網j直径24cm丸型。
うなぎのたれ市販品で良い。
刷毛と容器たれを付けるために使う。容器は小鉢を使用。

(1)串打ちする

身の中心に金串(平串)を通す。

※よくある失敗風を真似て試しています。蒲焼に平串は不向きです。通常は丸串か角串を使って下さい。
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(2)七輪を準備する

屋外へ七輪を置き、木炭と成型炭を入れてトーチバーナーで燃やす。炭バサミで木炭と成型炭を移動させたり、携帯扇風機で風を送って、火を全体的に回す。この準備に12分ほど掛かりました。
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(3)ウナギを乗せる

ウナギの皮が下になるように乗せる。

※よくある失敗風を真似て試しています。焼き網に串を乗せることは意味がなく、身を下にしてから焼く方が良いです。
 0分
(4)引っくり返す

皮側20〜40秒、身側30〜60秒くらい焼く感じで、何度も引っくり返す。

※焼き網にとても張り付きやすいです。
 1分
(5)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。
 5分
(6)たれを塗る

(6-1)小鉢にたれと刷毛を入れて染み込ませる。
(6-2)身側に塗ったら、引っ繰り返して、皮側を塗る。それを2〜3回ほど行う。
 6分
(7)串を抜く

(7-1)蒲焼を皿へ乗せる。
(7-2)串を持って時計の3時9時3時6時と回す。
(7-3)1回転が出来たら、回しながらゆっくり引き抜く。

※よくある失敗風を真似て試しています。平串なために回せないため、強引に引き抜くしかないです。
 7分
(8)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。
 8分
ウナギ全長53.5cm(捌いて18日間冷凍庫)の1/4(腹側前方)を、完成まで8分(焼き5分+たれ焼き1分+その他2分+α)、 味は80/100点(脂度数4+美味度数4)ですが、ゴム食感で気持ち悪くて焦げて苦いため80-30点=50点でした。 小骨は気にならず。臭みは無いと言っても良いが、焦げの苦味と強いスモーキーさで、覆い隠された感じになっていて、それを取り除いたら有るかもしれない。 身は外側が硬く、中はもさじゅわっとし、皮は硬い。スモーキーさはあるが、焦げの味が強い。煙は狼煙レベル。 皮は玉状に焦げやすいため、焼きむらに気を使う。 身と皮の間のコラーゲンが融解しておらず、ゴムのようにぐにゃりとした食感で、気持ち悪さが食べた後まで続いた。 焼きの中盤までは、網に張り付きやすく、網ごと持ち上がるほどだった。 炭火に加えて網も超高温になるため、たれ焼き時に10秒くらいで焦げてしまい、ウナギにたれを焼き付けるという行為自体が不可能に近い。 焼き網に串を乗せることは、意味がないばかりか、問題点が大きいために、焼き方としてはおすすめできない。 よくある失敗風をあえて行ったが、やはりウナギに平串を刺し、七輪に焼き網を乗せて、皮から短時間だけ焼くというのは、悪い焼き方の中でも最上位だろう。

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