戻る
■ 蒲焼の作り方 ■
グリルパン+蒸籠

総合評価 ○60点
用意するもの
グリルパン溝の付いたフライパンと蓋。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
うなぎのたれ市販品で良い。
みりん本味醂。みりん風調味料は不可。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。
ご飯蒸籠に使う。
蒸籠bダイソー 電子レンジ調理器(温野菜用)。
鍋と蓋蒸し器でも良い。ガラス蓋の方が状況が確認できて良い。
蒸し目皿鍋底から高くて水を多く入れられるものが良い。
耐熱計量カップたれを温めてかける。
オーブンレンジたれを温める。

(1)ウナギを乗せる

(1-1)五徳にグリルパンを乗せる。
(1-2)ウナギの身が下になるように乗せる。
(1-3)蓋をして弱火で焼く。
 0分
(2)引っくり返す

皮側1〜2分、身側3〜4分くらい焼く感じで、何度も引っくり返す。
 6分
(3)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。
 33分
(4)たれとみりんを入れる

火を止めてたれ3とみりん1ほどを入れる。

※濃いたれはみりんの割合を増やします。火力が強いとすぐに焦げます。
 34分
(5)弱火で焼く

たれのぐつぐつが止まったら弱火で焼く。
 35分
(6)たれを抜いて焼く

(6-1)粘度の高くなったたれは、捨てるか小皿にでも取って置く。
(6-2)表面に焦げ目を付けるため、1〜3分ほど弱火で焼く。
 38分
(7)切る

(7-1)ご飯とたれを混ぜて、蒸籠の中子(ざる)によそう。
(7-2)蒲焼をまな板へ乗せ、適当な大きさに包丁で切る。
(7-3)蒲焼をご飯に乗せる。
 42分
(8)蒸す

(8-1)鍋に蒸し目皿と水を入れる。
(8-2)蒸し目皿に中子を乗せ、蓋をして弱火で蒸す。

※目安は15〜20分です。
 43分
(9)たれをチンする

耐熱計量カップに入ったたれを、電子レンジでチンして熱する。

※吹きこぼれやすいため、様子を見ながら、沸騰したら加熱を止めて下さい。
 62分
(10)たれをかける

(10-1)中子を取り出して、付属の容器にはめ込む。
(10-2)たれをウナギにかける。
 63分
(11)完成

出来上がり。
 64分
ウナギ全長54cm(捌いて10日間冷凍庫)の半分(尾側)を、完成まで64分(焼き33分+たれ焼き8分+蒸し19分+その他4分)、味は76/100点(脂度数4+美味度数3)でした。 小骨は気にならず。臭みは全く無し。身は外側がやや軟らかく、中はふわじゅわっと、皮はふにゃふにゃ。 スモーキーさなく、焦げ目の香ばしさや苦味も無い。煙は少ないが蒸気は出る。 焼き始めから5〜10分ほどは、ウナギに水分が多くて、蒸しのような状態になり、トングで強く触ると身崩れしやすい。 ご飯は非常に熱くて、ウナギの味は薄いため、たれと食感だけが際立つ。 ご飯と混ぜたたれには、新鮮な醤油を少し加えたが、風味はほとんど飛んで、甘さが勝っていた。 せいろ蒸しは焦げの苦味や癖を消し、硬いものを軟らかくするのは良いが、全てを薄味で平板化するのは、食べていてあまり楽しくない。 ただ、苦味や硬いものを好まない方には、とても良い料理方法だろう。

戻る