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■ 蒲焼の作り方 ■
植木鉢(浅型)+金串+下茹で

総合評価 ○65点
用意するもの
フライパン一般的なアルミニウム(表面加工)。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
まな板金串を打つために使う。
金串丸串2本。
脚付焼き網スタンドの付いた焼き網。
植木鉢(浅型)駄温鉢(浅型)。22×10cm(7号)。
炭火一式木炭、着火剤、炭バサミ、トーチバーナー、携帯扇風機。
うなぎのたれ市販品で良い。
油引きと容器たれを付けるために使う。容器は小鉢を使用。

(1)ウナギと水を入れる

(1-1)フライパンにウナギを置く。
(1-2)水を深さ3〜4cmほど入れる。
(1-3)中強火で茹でる。

「植木鉢(浅型)+焼き網+下茹で」と同時に調理しています。
 0分
(2)引っくり返す

(2-1)ウナギが反り返る前に、トングで引っくり返す。
(2-2)1〜3分に1回ほど引っくり返す。
 3分
(3)下茹でが出来上がる

(3-1)収縮が止まって形が安定したら、ウナギだけを取り出す。
(3-1)まな板に置いて、身の中心に金串(丸串)を2本通す。
 8分
(4)植木鉢(浅型)を準備する

屋外へ脚付焼き網を置いて植木鉢(浅型)を乗せる。木炭と着火剤を入れ、トーチバーナーで燃やす。 木炭を炭バサミで移動させて、携帯扇風機で風を送り、火を全体的に回す。この準備に14分ほど掛かりました。

※植木鉢(浅型)は炭の高熱で、ひび割れしましたが、そのまま使いました。
 10分
(5)ウナギを乗せる

身を下にして乗せる。
 24分
(6)引っくり返す

皮側1分、身側2分くらい焼く感じで、何度も引っくり返す。
 27分
(7)焼けた

下茹でによる臭み抜きで、確り焼く必要はないが、焦げ目も味になるため、好みの加減でたれ焼き工程へ移る。
 36分
(8)たれを塗る

(8-1)容器にたれを入れ、油引きに染み込ませる。
(8-2)身側に塗ったら、引っ繰り返して、皮側を塗る。それを2〜3回ほど行う。
 37分
(9)串を抜く

(9-1)蒲焼を皿へ乗せる。
(9-2)串を持って時計の3時9時3時6時と回す。
(9-3)1回転が出来たら、回しながらゆっくり引き抜く。
 41分
(10)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。
 42分
ウナギ全長76cm(捌いて29日間冷凍庫)の1/6(腹側後)を、完成まで42分(茹で8分+焼き12分+たれ焼き4分+その他18分)、味は96/100点(脂度数4+美味度数5)でした。 小骨は気にならず、臭みは全く無し。身は外側が硬く、中はふわっとじゅわっとし、皮は表面は硬い。 身と皮の間あたりはぐにゃっとしたが、程度は弱くて気になるほどではない。皮が玉状に焦げ易く、焼きむらが酷い。 スモーキーさは強くてパンチが効いた味でガツンと来る。一口一口が重厚で野性味があふれる味で美味しい。 煙はたれ焼きから狼煙レベル。植木鉢は炭火おこしの早い段階でひび割れた。 排水孔から常に空気が入るため、中心部だけ超高温になって、火が出ることも多かった。その周りは低温でむらが出来る。 小さくなった炭や灰は、排水孔から脚付焼き網を抜けて、コンクリートへ落ちて、焼け跡が残ってしまった。 そうした問題点が気にならなければ、手軽に焼く方法としては良い。

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