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■ 蒲焼の作り方 ■
雪平鍋+魚焼きホイル+下茹で

総合評価 ○60点
用意するもの
雪平鍋アルミ製の一般的な物。
魚焼きホイルアルミホイルにシリコーン樹脂加工されているもの。厚手が良い。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
うなぎのたれ市販品で良いが、粘度が高ものは、みりんと醤油で薄める。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。

(1)ウナギと水を入れる

(1-1)雪平鍋に合わせて魚焼きホイルを器状に敷く。
(1-2)ウナギの身側を下にして置く。
(1-3)水を深さ5mmほど入れる。
(1-4)中弱火で焼く。
  0分
(2)引っくり返す

(2-1)ウナギが反り返る前に、トングで引っくり返す。
(2-2)3〜5分に1回ほど引っくり返す。
  5分
(3)水が無くなる

水が蒸発してウナギがパチパチと音を出し始める。
千切れた身や粘液などの焦げかすを、トングやテッシュペーパーなどで取り除く。

※水分が少しだけ残っているときは、張り付き易いため、触らずに硬くなるまで待ちます。
※焦げかすが身に付くと味が落ちるため、皮を下にするか出来るだけ付かないようにします。
 22分
(4)適度に焼けた

脂が泡立って身割れが始まるまで焼きます。

※臭みは茹でる工程で、ほとんど抜けているため、小骨の焼き切りと、焦げ目を付けます。
 37分
(5)たれを入れる

(5-1)魚焼きホイルごと調理台へ移動させる。
(5-2)トレイ状に折る。
(5-3)雪平鍋に乗せて、たれを深さ5mm程度入れる。
(5-4)とろ火〜弱火にして焼く。
 38分
(6)引っくり返す

トングで1〜2分に1回ほど引っくり返す。

※たれが煮詰まり、ウナギが軟らかくなるまで、弱火でじっくり加熱。
 43分
(7)たれを抜く

魚焼きホイルを持ち上げて、たれをご飯へ掛ける。
余分なたれは捨てるか小皿にでも取って置く。

※魚焼きホイル上のたれは確り切る。残っていると糖分が焦げ付いて苦くなる。
 47分
(8)たれを抜いて焼く

表面に焦げ目を付けるため、1〜3分ほど焼きます。

※非常に焦げやすいため、15〜30秒に1回くらいは、状態を確認します。
 48分
(9)切る

(9-1)魚焼きホイルごとまな板に乗せる。
(9-2)ウナギをトングで真上に持ち上げ、まな板へ移動させる。
(9-3)適当な大きさに包丁で切る。
 51分
(10)完成

器へ移動させて出来上がり。
 52分
ウナギ全長50cm(捌いて8日間冷凍庫)の半分(尾側)を、完成まで52分(焼き37分+たれ焼き13分+その他2分)、味は35/100点(脂度数1+美味度数3)でした。 小骨は気にならず。臭みは全く無し。身は適度な硬さで、皮は軟らかい。 焦げかすが身に付き、その部分が焦げやすく、やや苦くて気になる。たれもやや苦味がある。 茹でる最中に2つに割れやすい。茹でている最中の湯気は、ウナギの臭みが気化して、独特の臭いはするが、煙はほぼ無い。 たれを入れる前は、弱火にするよりも、一旦火を止めて、雪平鍋を冷めさせた方が、たれの苦味を防げると思う。 フライパンや両手鍋と違って、フッ素樹脂加工されていないため、湯気によって薄い焦げ付きが出来て、 スポンジで軽く洗ったくらいでは取り去れない。フライパンと雪平鍋があるならば、前者をおすすめする。

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