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■ 蒲焼の作り方 ■
フライパン+アルミホイル+下茹で

総合評価 ◎90点
用意するもの
フライパン一般的なアルミニウム(表面加工)。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
ティッシュペーパー焦げかすを拭き取るために使う。
アルミホイルトレイ状に折って使う。
うなぎのたれ市販品で良いが、粘度が高ものは、みりんと醤油で薄める。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。

(1)ウナギと水を入れる

(1-1)フライパンにウナギの身側を下にして置く。
(1-2)水を深さ5mmほど入れる。
(1-3)中弱火で茹でる。
  0分
(2)引っくり返す

(2-1)ウナギが反り返る前に、トングで引っくり返す。
(2-2)3〜5分に1回ほど引っくり返す。
  5分
(3)水が無くなる

水が蒸発してウナギがパチパチと音を出し始める。
千切れた身や粘液などの焦げかすを、ティッシュペーパーで拭き取る。

※水分が少しだけ残っているときは、張り付き易いため、触らずに硬くなるまで待ちます。
 25分
(4)適度に焼けた

脂が泡立って身割れが始まるまで焼きます。

※臭みは茹でる工程で、ほとんど抜けているため、小骨の焼き切りと、焦げ目を付けます。
 37分
(5)たれを入れる

(5-1)調理台にアルミホイルを置いてウナギを乗せる。
(5-2)トレイ状に折って、余分なところを切る。
(5-3)フライパンに乗せて、たれを深さ5mm程度入れる。
(5-4)弱火にして焼く。
 40分
(6)引っくり返す

トングで1〜2分に1回ほど引っくり返す。

※たれが煮詰まり、ウナギが軟らかくなるまで、弱火でじっくり加熱。
 47分
(7)たれを抜く

アルミホイルを持ち上げて、たれをご飯へ掛ける。
余分なたれは捨てるか小皿にでも取って置く。

※アルミホイルのトレイをやや大きく作ると、こぼさずに持ち上げやすいです。
※アルミホイル上のたれは確り切る。残っていると糖分が焦げ付いて苦くなる。
 48分
(8)たれを抜いて焼く

表面に焦げ目を付けるため、1〜3分ほど焼きます。

※非常に焦げやすいため、15〜30秒に1回くらいは、状態を確認します。
 49分
(9)切る

(9-1)アルミホイルごとまな板に乗せる。
(9-2)ウナギをトングで真上に持ち上げ、まな板へ移動させる。
(9-3)適当な大きさに包丁で切る。
 50分
(10)完成

器へ移動させて出来上がり。
 51分
ウナギ全長49cm(捌いて5日間冷凍庫)の半分(腹側)を、完成まで51分(焼き38分+たれ焼き10分+その他3分)、味は49/100点(脂度数1+美味度数4)でした。 小骨は気にならず。臭みは全く無し。身の表面はサクッとして中と軟らかい。皮は普通よりも軟らかめで、癖が無くて食べやすい。 スモーキーさがないため、パンチの効いた味ではないが、たれの染みた濃い味で美味しい。 たれが煮詰めて濃くなり、ウナギの旨味も加わって、ご飯がとても美味しい。 茹でている最中の湯気は、ウナギの臭みが気化して、独特の臭いはするが、煙はほぼ無い。片付けが楽なのは良い。 一般家庭でフライパンとアルミホイルは、買い足さなくてもあるため、臭みも完全に消せて、量も多く焼けて良い蒲焼方法だと思う。




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