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■ ペットボトルの選び方 ■
●大きさ
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片方の手でペットボトルの底付近を、握り続けて投げるため、1500〜4000mlのような大きなものは使えません。 小さなものはライン部分まで握ってしまうために使えません。 500mlは入手が容易で、握る手とラインの位置も良く、最も適しています。 大型魚が掛かった際に、500mlでは小さくて軽いため、川に引きずり込まれると思いがちですが、 首部分に1〜4周ほど巻いて倒れた場合は、ラインがある限りはその場に留まります。 全長1〜2mの巨大魚を狙う場合も、2Lペットボトルに変える必要はありません。
●形状
◎100点
角型
底が広くて安定性が良い。 撒いたラインがずれ難く、投げる時に引っ掛からない。 1周約22cmと長く、巻き取る回数が減る。 倒れたときに転がり難い。
○80点
ロング角型
角型とほぼ同じだが、底が狭くて安定性がやや悪い。
△60点
丸型
巻いたラインが、ややずれ易く、倒れたときに、やや転がり易い。
△40点
上部丸型
ラインを巻ける場所が、円柱部だけなため、やや巻き取り難く、倒れたときに、やや転がり易い。
×25点
上部なだらか角型
角型に似るが、ラインをやや下方に撒く必要があり、投げるときにキャップに当たり易く、巻き取り難い。
×20点
くぼみ型
ラインを巻ける場所が、くぼみ部だけで、1周約19cmと短く、巻き取る回数が増える。 ラインが丸い部分に当たって投げ難い。倒れたときに、やや転がり易い。
×15点
上部なだらか丸型
ラインを中央よりやや上部に撒くと、滑って抜けてしまうため、下部に巻く必要がある。 倒れたときに、転がり易い。
×10点
低強度丸型
プラスチック(PET)が薄く、握ると潰れるため、投げ難い。 ラインがめり込み易い。倒れたときに、やや転がり易い。
×5点
下部くぼみ型
ラインを巻ける場所が、下部くぼみ部だけで、1周約18.5cmと短く、巻き取る回数が増え、更に巻き取り難い。 出っ張りにラインが当たって投げ難い。倒れたときに、やや転がり易い。基本的に全てペットボトル釣法として使えますが、25点以下は癖があるため、初心者にはおすすめ出来ません。 投げ難い、飛ばない、使い難いなどは、ペットボトルの形状が原因の場合もあるため、 まずは角型を使って下さい。ペットボトルの形状は多様ですが、大切なのは 「ペットボトルの中央よりやや上に、ラインをまとめて巻ける」と「巻いたラインより上方に出っ張りがない」の2つです。
●ラベル
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夜に使うペットボトル釣法は、目立つことも大事なため、絶対にラベルは取らずに使います。 写真左は中央だけラベルを取りましたが、これを夜にライトで照らしても、光が抜けてしまって見辛いです。 写真右はラベルがライトを反射して、遠くのペットボトルまで確認出来ます。 ラベルとライトがあれば、ケミホタルや鈴などは、不要であることが分かると思います。 手前にあるペットボトルは、下部にラベルが無いため、黄色いものが浮いた感じに見えます。 そのすぐ奥は、ほぼ全体にラベルがあるため、ライトが当たって非常に見やすいです。 ラベルはなるべく広いものが良いです。また、ラベルの色は黄や白が目立ち、紫や黒が見辛いです。
●どうしてもラベルを取りたい
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インターネットではラベルを取られている方を多く見かけます。 ペットボトル釣法にラベルはとても大切で、破れたり取れてしまった頃が、ペットボトルの交換時期です。 間違って取ってしまった場合は、絵具での色付けをおすすめします。 水に絵具を少しだけ入れることで、夜間は目立ちますし、ライトで照らしても光が抜けません。 絵具は混ぜると好みの色に出来ます。但し、不審物と間違われて通報されたことがあります。
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