写真掲示板 [日淡会]
2022年01月 過去記事



NS-200K(仮) / ハリー

1月30日夜明け前に揖斐川水系に行ってきました。
採集後、西村さんに考案して頂いた仕切り板を使って撮影してみました。
前回のスレッドの時点では「観察ケース仕様だと照明を面的に抑えるのが難しいので、スリムシュガーポッド仕様の方が使えるかも」と書いたのですが、その件は照明をたすき掛けのように斜めに置くことで、ある程度解消出来ました。

2022/01/30(日)11:33 No.7668 
Re: NS-200K(仮) / ハリー
仕切り板はもともと下敷きの流用ですので軽いのですが、水を入れることで面的な抵抗が発生するのと照明の上からの荷重である程度固定されます。
今回撮影した魚の中で固定された状態からパワーでこじ開けられた事はほとんどなかったです。

2022/01/30(日)11:41 No.7669
Re: NS-200K(仮) / ハリー
イトモロコだと思います。
見た目の印象に拘るのは良くないと分かった上で記載しますが、今まで採ってきたイトモロコに比べると、背中の黒色班点の密度が少なく色も薄いので違和感がありました。

2022/01/30(日)11:48 No.7671
Re: NS-200K(仮) / ハリー
他にアブラハヤ、アブラボテ、タイリクバラタナゴ、オイカワ、カマツカ、メダカ、フナ類が採れました。

仕切り板ですが、スリムポットシュガー仕様も試してみたのですが、自立性はあるものの上からの荷重がない分安定性に欠けるような気がしました。
(水の抵抗のせいか、思ったように真っすぐに立たなかったです)
また、何回か使用している内に、底の折った3つの板の内、真ん中の板が折り癖を付けた所が割れてしまいました。
個人的には「観察ケース仕様90度折り」の一択で良いような気がしました。

2022/01/30(日)12:10 No.7672
Re: NS-200K(仮) / 西村
ハリーさん試して結果を教えて下さってありがとうございます。魚はウキゴリ、カネヒラ、イトモロコ、タモロコで合っていると思います。
照明問題がうまく行って良かったです。スリムポットシュガー仕様は、No.7665でご指摘しようか迷っていたのですが、3つ脚は上下とも必要です。
下の接地面で、1つ脚の方を手前に移動させると、水の抵抗を受けて、1つ脚に掛かる負荷が大きくなり、倒れたり曲がって折れやすくなります。
2つ脚の方を手前にした方が良いのですが、ケース中央に製造の際に出来るバリがあって、そこが微妙に高くて引っ掛かりやすかったです。
3つ脚は上下にあると倒れそうなときに、ケースの壁に当たって完全には倒れずに安定性が増します。ただ、押さえつけていないので不安定さは残ります。
観察ケース仕様90度折りで問題が無いようでしたらそれで良いと思います。スリムポットシュガー仕様は蓋が出来るという利点だけです。
その後もいくつか作ってみましたが、誰でも簡単に作れるを重視すると、やれる組み合わせは限られていて、限界を感じました。
私も昨日に撮影してみたのですが、仕切り板の前に根本的なことで、撮影ケースとして不満が残りました。やはりアクリル製とは別物だと思いました。
安価は魅力ですが、青みががる、ぼやっとする、たわみ、簡単に傷がつくなど、観察ケースとしては優れていますが、撮影ケースとしてはもやっとします。
私が昨日撮影したものは、カメラぶっこみ動画も撮ったので、その編集が終わってから、投稿させてもらいます。

2022/01/30(日)15:29 No.7673
Re: NS-200K(仮) / ハリー
西村さん、コメント有難うございます。

照明ですが、荷重を載せるという点については一応解消できました。
ただ、(これは照明自体の問題ですが)ライトそのものは照明本体の長さの2/3しかなく、さらに斜めにすることによってケースに対する照射範囲がさらに狭くなってしまいました。
結果、ケースの左端と右端では明るさに差が出来てしまい、不便だなあと感じました。
照明自体を見直そうと思っているのですが、もし宜しければお勧めの照明器具がありましたら教えて頂くことは出来ますでしょうか。

スリムシュガーポッド仕様の両方折ってあったのはそういう理由だったのですね。
その他、色々と模索して頂きまして有難うございます。簡便性と安定性の両立は中々難しいことだと思います。
「観察ケースとしてはいいが、撮影ケースとしてはちょっと…」というのは「あー、そういう考え方もあるんだなあ」と感じました。
ついつい2つをイコールに考えておりましたが、確かにそれぞれ別の用途ですね。
自分はピントがあった写真が撮れるかどうかばかり考えていたので、色のことまで考えが及びませんでしたが、確かに撮った写真を振り返ると、実物とは色味が違っている気がします。
柔い・傷つきやすいももう避けては通れない問題という感じがします。
観察する分には多少傷ついていても問題ないですが、写真撮った時に傷のせいで詳細がよく見えないものになるとガッカリしますし。
採ったその場で見たい観察ケースとして使い、撮影は精度の高いアクリル製にする…という使い分けの方がいいのかもしれません。
2022/01/30(日)20:41 No.7674
Re: NS-200K(仮) / 西村
照明は1000〜2000円くらいの価格帯では大差ないと思います。
私のは400ルーメンでアマゾンだと1700円ですが、
No.3994 https://tansuigyo.net/a/gao2/sk-2019-06.html
たいち君のライトだと https://www.amazon.co.jp/dp/B0725WLL4W
700ルーメンまであるようですが、110円のケースと釣り合わない気がします…。

ピントもアクリルと比べると合いませんでした。ぼやっとするのは透明度(全光線透過率)が少し劣るためです。
アクリルはガラスよりも透明度が高く、水族館で利用されているほどですので、スキッとしたクリアさが良いです。
https://item.rakuten.co.jp/tuzukiya/a51-0695/
https://image.rakuten.co.jp/tuzukiya/cabinet/sub/a51/a51-img20150904-01s.jpg
全光線透過率がアクリルは93%、魚観察用ケース(ポリスチレン)は74〜79%、下敷き(PET)は88%です。
ただ、それぞれ良いところがあって、PETだからハサミで切れて、曲げることが出来る。
ポリスチレンは安価なのに透明度が高くて軽い。

先日投稿したNo.7642は、青みがからず、ぼやっとせず、たわまず、傷が少ないですが、
No.226 https://tansuigyo.net/a/gao2/sk-2017-02.html もう5年近く前に作ったものなのです。
メンテは水漏れが2回くらいあって、接着剤でふさいだくらいです。
真横で撮影するのに、魚観察用ケースは仕切り板を使えば可能ですが、実測せずに画像だけから、
だいたいの計測値を推測するものであって、同定できる写真撮影に向いているかと言えば疑問です。
アクリルの材料が買ってあって放置プレイでしたら、失敗上等で試しに作ってみてはどうでしょうか。
2022/01/31(月)20:05 No.7676
Re: NS-200K(仮) / ハリー
西村さん、ご回答有難うございます。

照明器具の件、色々教えて下さって有難うございます。参考にさせて頂きます。

アクリル素材の件も詳しく教えて頂きまして有難うございます。
素材の違いもよく分かってなかったので、大変助かりました。
「やっぱり作った方がいいのかなあ…」と思って、当時買った物を探し出していて、ようやく当時のことを思い出しました。
(以下言い訳です)
ホームセンターでアクリル板を始め、アクリル用カッター、接着剤、研磨剤etc…を買い、時間が出来た時にやろうと思ってました。
そしていざ取り掛かろうと思って板を見ると「この板にはアクリル用接着剤は使えません」との言葉。
自分はよく分からないままに「アクリサンデーMR板」というのを買っており、それにはアクリル用接着剤が使えないらしいという事でした。
そこで「えーっ?」となって思考停止して今に至る…。

すいません、以上言い訳でした…。
とりあえず板買い直すことから始めます…。
2022/02/01(火)07:01 No.7689
Re: NS-200K(仮) / 西村
MR板でしたか。私は使ったことが無いので少し調べたら、
アクリサンデー接着剤は使えないようですが、サンデーシート接着剤は使えるようです。
MR板は傷が付き難いようなので、それでケースが作れたらEX板よりも凄いのが出来そうですね。
No.66 https://tansuigyo.net/a/gao2/sk-2017-01.html のスレで同じようなやり取りがありましたね…。
アクリルケースを作るのが難しいようでしたら、ネットでたくさん売っているので、買われると良いかなと思います。
ただ、EX板とMR板があるように、アクリルにも質があるように思います。傷付きやすい2139円のはもう使っていません。
2022/02/01(火)21:26 No.7691
Re: NS-200K(仮) / ハリー
西村さん、コメント有難うございます。
MR板の接着剤のこと調べて頂きまして有難うございました。
アクリルサンデー板を買いに行くついでにサンデーシート接着剤もあれば買うことにします。

No.66の過去スレッド、懐かしいです。その頃、西村さん達がCanCanの付録で盛り上がっていたのを思い出しました。
そこのスレッドのコメントにありますが、その当時某釣漁具店で購入したアクリル観察ケースにヒビを入れてしまってどうしようかなと思っていました。
で、そのリュックのポケットに入るかどうかの質問をして、その後ちょっとしてから道具を買い、MR板と気づいて放置して…。
すいません、「2年ぐらい放置して…」とか書いていましたが、5年物の熟成の間違いだったようです…。

またここで某釣漁具店のものを買ってしまうと、また5年熟成させそうなので、今回は自作してみて、どうしてもだめなら買うことにします。
2022/02/01(火)23:25 No.7694
同定願います / JFish

1/29(土)、岐阜県某水路へ夜間採集に行ってきました。
水路には、ほとんど魚が泳ぐのが確認できず、また想定外の減水でゼゼラ、カワヨシノボリ、タナゴの稚魚(たぶんアブラボテ)がポツポツ網に入るくらいの、採集もお寒い欠課でした。
この場所は見切りをつけて、少し近くの別水路で採集しましたが、そこもほとんど魚が網に入らず、かなり厳しい結果となりましたが、なんとか、ヤリタナゴ、アブラボテ、そして、この同定困難な稚魚が何とか捕れました。
採集実績的には、ヌマムツかオイカワだと思われますが、この写真で同定可能でしょうか

よろしくお願いします。

2022/01/29(土)08:22 No.7666 
Re: 同定願います / 西村
未明から明け方に採集されていたのですか。お疲れ様です。私は路面凍結が怖くて、昼間に採集へ行きました。
この画像はさすがに無理です。もう少し鮮明な画像はないでしょうか。フラッシュ撮影されると、計数形質が数えやすくなります。
これで何々ですとか同定される方がいたら、信用できない根拠がない決め付けだと思います。あえて言えば、
体側の縦帯(尾部しか見えない)が確りあって、体高がやや高いことから、ヌマムツかなぁとは思います。
2022/01/29(土)19:08 No.7667
Re: 同定願います / JFish
西村さん、コメントありがとうございます。
路面の凍結の心配もありましたが、もしかしたら現地では雪も残っていないか、という心配もしてましたが、思いのほか気温があって(道路脇の気温表示は4℃でした)、無事道中は往来することができました。
最初の投稿写真失礼しました。
後から見直してみたら、たしかに質が悪すぎでした。
再度ましな写真を先ほど撮り直したので、こちらも見ていただけますか。
よろしくお願いいたします。

2022/01/30(日)23:41 No.7675
Re: 同定願います / 西村
4℃でしたら安心できますね。2℃でスタッドレスタイヤで滑ったことがあるのでお気を付け下さい。
スマホでフラッシュ撮影は難しいですかね…。臀鰭軟条数などの計数形質はやはり数えられません…。
体側縦帯が明瞭なことからオイカワではないでしょうが、カワムツかヌマムツと雑種の疑いから抜け出せません。
形質的な根拠のないことを書けば、カワムツよりも吻がやや尖る、体高がやや高い、背鰭前端の赤色が弱い、
このあたりからヌマムツかなぁとは思いますが、これは同定と呼べるものではありません。
2022/01/31(月)20:19 No.7677
Re: 同定願います / JFish
再度撮影を試みた時に、フラッシュ撮影もしてみたのですが、撮影ポジションに問題があったのか、観察ケース面の反射がひどく、真っ白になる写真しか撮れなかったため、見た目優先でフラッシュなしの魚が見やすい写真を撮影して、再度投稿させていただきましたが、もう少し魚に光がしっかり当たらないと、同定ポイントとなる箇所が不明瞭になってしまうのですね。
この個体を飼育して、もう少し大きくしてから、今度は昼間の屋外の撮影条件の良い場所で写真撮影してみますので、その時にまた投稿しますので、よろしくお願いいたします。
2022/02/01(火)05:22 No.7688
Re: 同定願います / 西村
フラッシュ撮影を試みて下さっていてありがとうございます。私もセリアの魚観察用ケースを使ってみましたが、
まだ買ったばかりなのに、傷だらけになっていて、フラッシュ撮影したら、その傷に反射して白くなる感じでした。
ケース的に細部を明瞭に写すことが出来ないかもしれません。アクリルだとフラッシュ撮影するとうまく写ります。
この大きさの個体だと、まだ鱗が完成していなため、同定キーになるのは臀鰭の分岐軟条数くらいなのです。
それも https://tansuigyo.net/a/link7-2.html 9本か10本かという1本の差でして、正確に数える必要があります。
大きくなって鱗が完成すれば臀鰭以外にも、側線上方横列鱗数や側線鱗数を数えられれば、ある程度はわかるのですが…。
現段階ではヌマムツだろうと思います。JFishさんもアクリルどうですか。
2022/02/01(火)21:04 No.7690
よく分からなくなる / ハリー

23日夜明け前に揖斐川水系に行ってきました。
採集して写真を撮って魚を元の場所に返したのですが、後々撮った写真を見返すと自分の眼が正しいのか、よく分からなくなりました。

ここでもヨシノボリが採れたので確認してみました。
カワヨシノボリと思いますがどうでしょうか。

2022/01/23(日)22:51 No.7650 
Re: よく分からなくなる / ハリー
イトモロコだと思います。

2022/01/23(日)22:53 No.7651
Re: よく分からなくなる / ハリー
ここから先がよく分からなくなってきました。
オイカワだと思って採集したのですが、撮った写真を見ると、オイカワのようなカワムツのような…。

2022/01/23(日)22:56 No.7652
Re: よく分からなくなる / ハリー
そして、これがナニムツなのかが分からなかったです。
実物を見て何枚か撮った写真を見ても鰭の色がはっきり分からず、判断できませんでした。

2022/01/23(日)22:59 No.7653
Re: よく分からなくなる / ハリー
鰭の辺りの写真も撮ってみたのですが…。

2022/01/23(日)23:01 No.7654
Re: よく分からなくなる / ハリー
だんだん自分の眼が不安になってくると、元々自信のないこのドジョウもよく分からなくなってきます。
髭の長さからトウカイコガタだと思ったのですが…。

2022/01/23(日)23:03 No.7655
Re: よく分からなくなる / ハリー
これは2回ほど数えたので多分ゼゼラ河川集団だと思います。

2022/01/23(日)23:05 No.7656
Re: よく分からなくなる / ハリー
そして、これがヒガイかヒガイ伊勢湾周辺種かと言われると全く分かりません。分布判断なら簡単ですが…。

この他、ヤリタナゴ、タイリクバラタナゴ、カマツカが採れました。

ざっくり「この仲間」と答えるのは簡単ですが、厳密に「この種類」と答えるのはとても難しいことなんだと改めて思いました。
モヤモヤが残る一日でした。

2022/01/23(日)23:12 No.7657
Re: よく分からなくなる / 西村
お疲れ様でした。いつもご投稿下さりありがとうございます。また長文になりました…。

No.7650はカワヨシノボリで合っていると思います。胸鰭軟条数を数えてみて下さい。 https://tansuigyo.net/a/link7-11.html

No.7652はオイカワ、No.7653とNo.7654はヌマムツだと思います。色は傾向的な特徴で、特に惑わす要因になるため、
臀鰭分岐軟条数、側線上方横列鱗数、側線鱗数を数えてみて下さい。 https://tansuigyo.net/a/link7-2.html

No.7655はトウカイコガタで合っていると思います。髭短くて眼が大きいですね。 https://tansuigyo.net/a/link7-10.html

No.7656はゼゼラ河川集団で合っていると思います。下尾骨の後端は想像するしかないですが、側線鱗数35枚ですかね。

No.7657は何とも言えません。 https://tansuigyo.net/a/link7-4.html 尾柄高/頭長は実測しないと正確に測れないのと、
画像だと少し正確性が落ちますが、その場合は真横から撮影する必要があります。斜め上からだと尾柄高が低くなりやすいです。
傾向的な特徴として、ヒガイよりも胸鰭長がやや短いかな、背鰭・腹鰭・臀鰭の起部がやや前方にあるのは微妙ですね、
雄の婚姻色は尾鰭両葉が桃色(ヒガイは橙色や暗色)は、雌かな雄にしても婚姻色が出ていないので難しいですね。
ただ、吻が丸くて、眼がやや大きく、尾鰭の切れ込みがやや浅く、いわゆるカワヒガイ体形だとは思います。
それに加えて揖斐川水系であれば、ヒガイ伊勢湾周辺種(もしくはヒガイとの交雑)だろうとは思います。

一昨年にお世話になっているある方が、ユゴイかオオクチユゴイかで迷い、それに対して私が返信したコピペです。
「私は瞬時の第一印象を大事にしていて、これは経験・知識・センスによる、無意識の自動的な同定だと思っています。
同定ポイントも確認していないのに、自信のある同定が出来るのがこれで、その後で意識による同定を試みると、計数が違うだの模様が微妙だのと混乱し、
一番精度の高い無意識の同定を反故にしてしまいます。そういう視点で○○君の画像はユゴイに見えました。しかもオオクチユゴイには全く見えません。
その理由付けは意識によるものなので、如何様にも書けますが、嘘っぽい言葉を羅列するだけなので、これはユゴイでしょう。」
ようするに、無意識の同定でオイカワだと思ったら、画像を見て変に感じても、第一印象の方が合っている確率が高いと思います。
2022/01/24(月)18:58 No.7658
Re: よく分からなくなる / ハリー
西村さん、コメント頂きまして有難うございます。
また、お手間掛けて頂くような形になりすみません。
カワヨシとかトウカイコガタとか「また聞くの?」って感じですよね。申し訳ありません。

オイカワについては現地では気にしなかったのですが、写真を見てから気になってしまいました。
カワムツ/ヌマムツの識別も鰭色での簡易同定に慣れてしまって、他の箇所を見るのを疎かにしていたのだと思います。
教えて頂いた臀鰭分岐軟条数、側線上方横列鱗数、側線鱗数も意識しながら見てみるようにします。
側線上方横列鱗数、側線鱗数が異なるという事は見た目での鱗の大きさや密度も異なるという事だと思いますので、見た目で(無意識下で)何となく分かるようになるようにしていきたいです。

ヒガイの体形的特徴の傾向、詳細に教えて頂きまして有難うございます。
婚姻色が出ている成魚は分かり易いのですが、そうじゃない場合の見分け方がよく分からないのでお聞きしました。
自分はヒガイを岐阜でしか採ったことがなく(おそらく)伊勢湾周辺種しか見たことがないので、琵琶湖の方で採集を繰り返せば見た目の何となくの違いが分かるようになるかもしれません。

真横に真っすぐ撮影するのってなかなか難しいですね。
動き回っている魚を追っかけている内に結局斜めになってしまったり、体が反ってしまっていたり…。
やっぱりN-1600Fを作ってみたほうがいいんでしょうか…。
(材料は買ってあるのですが、不器用&無精で2年ぐらい?放置プレイです…。)
2022/01/25(火)05:54 No.7659
Re: よく分からなくなる / 西村
また聞くの?とは思いませんよ。ダニング=クルーガー効果で、自信の谷から登る最中なのですよね。
同定のご質問はハリーさんに限らず、いつもありがたいと思っています。私の頭が整理されて同定の鍛錬になります。
真横で撮影するのにN-1600Fを作る必要はありません。ケースの底がなるべく写らないように撮影するだけです。
ハリーさんの写真だとオイカワが一番真横に近いと思いますが、ケースの奥行きが広いために、頭が奥で尾鰭が手前になり、
横の長さが短くなると思います。そうした場合に仕切り板のようなもので、挟み込むことが出来れば、今のケースで十分です。
100均で透明の下敷きを買って、ケースの幅に合うように切れば、簡易な仕切り板が出来ると思います。

2022/01/25(火)20:29 No.7660
Re: よく分からなくなる / ハリー
西村さん、ご回答有難うございます。

自信の谷…ですか。そう解釈して頂けますと大変助かります。
自分では「〇〇だろうと思う、でもひょっとしたら何か見間違いや思い違いで△△かもしれない…」の繰り返しなんですよね。
で、また聞いてしまうという…。
胸鰭軟条数とか数えられるものは数えてみるのですが、自分の撮った写真が何枚か撮っても細部が不鮮明だったりすることが多く、「数え方が間違っているんじゃないか?」と不安になったり…。
多分これからも同じものを何度か聞いてしまうと思います。
何卒ご容赦頂ければ幸いです。

「真横で撮影する為には、ケースの底がなるべく写らないように撮影するだけです」っていうお言葉は、個人的には衝撃、というか目から鱗でした。
シンプルだけど盲点、と言いますか…。
今まで魚を追っかけてピントを合わせて撮ろうとばかりしていました。
そうではなく、まず底がなるべく映らないように撮る位置を決めて、魚が画面に入ってきたら何枚か撮ってみる、っていう風に試してみます。

簡易の仕切板の件も有難うございます。
自分のような頭が固い人間はなかなか柔軟に考えられず、人から言われて「あ、そっかぁ…」って思うことが多いので、アドバイス頂けて大変助かります。
とりあえず、下敷きは買ってきましたので、今度試してみたいと思います。
この場合、N-1600Fのような上部の固定は不要でも良いでしょうか。
下敷きで魚が横になるよう軽く押し込んで、その後手を離して撮影するという形で良いでしょうか。
すみません、聞いてばかりで…。
2022/01/26(水)05:24 No.7661
Re: よく分からなくなる / 西村
簡易の仕切り板ですが、ハリーさんが使われているケースによると思いますが、セリアの魚観察用ケースですかね。
何か作りたくなって買って来ました。ついでに、ネットでよく使われている、スリムシュガーポットも考案してみました。
魚観察用ケースの仕切り板は、ハサミでだいたいの大きさに切って、ケースに合うまで微調整しただけです。奥行きの可動域が広いです。
スリムシュガーポットの仕切り板は、ハサミでだいたいの大きさに切って、2箇所に切れ込みを入れて、ペンチ(手でも可能)で折り曲げて、
立たせた状態で、ケース内に収まるように切って、同じように折り曲げました。奥行きは脚の部分までですが、蓋が閉められます。
こんなんでどうでしょうか。動画です https://twitter.com/kawanittan/status/1486303112889794568

2022/01/26(水)20:41 No.7662
Re: よく分からなくなる / ハリー
西村さん、色々と勘案して頂きまして有難うございます。感謝いたします。

最近使っているのは、ご指摘通りセリアの観察ケースです。
店が家から歩いて行ける距離にあり、気軽に手に入れるので愛用しています。
スリムシュガーポッドの事は知りませんでした。
そういうものがよく使われているんですね。
確かに奥行き狭くて蓋が閉められて安価というのは魅力的だと思います。

仕切り板についてですが、照明を載せる事を前提に、スリムシュガーポッド仕様で作ってみようと思います。
今度採集した時に試してみます。
ツイッターの動画も分かり易かったです。
(いいね!をして来ました)
本当に有難うございます。
2022/01/26(水)22:44 No.7663
Re: よく分からなくなる / 西村
ツイッターは2017年11月以降は使い方を変えたので、無反応になっていてすみません。
仕切り板のスリムシュガーポッド仕様は、魚が暴れると動いて上手く行かないかもしれません。
魚観察用ケース仕様のでっぱった部分を、下敷きの切れ端で抑えて、手で折ってみたところ、照明を載せられました。
この方法だと照明が重しになって、仕切り板を押さえつけているので、魚が暴れても何とかなりそうだと思います。
とにかく試していないので、想像でしかなく、明日にでも魚捕って、入れて撮影してみます。

2022/01/28(金)19:27 No.7664
Re: よく分からなくなる / ハリー
西村さん、更なる改良有難うございます。
自分でも両方のパターンで作ってみましたが、今使っている照明が棒状のため面的に抑えられないので、観察ケース用90度折仕様よりスリムシュガーポッド仕様の方がいいのかなあという感じです。
(この照明ももうちょっと使いやすい他の物にしたいなぁと思っていますが…)

自分も明日の夜明け前ぐらいに行って試してみようと思ってます。

2022/01/29(土)07:28 No.7665
カヌモ / 西村

2022年1月22日は愛知県で採集しました。
目的はカワニナ類です。8箇所ほど調査。二枚貝はやばいのが捕れました。
魚も捕れたので撮影。カワムツ、ヌマムツ、モツゴです。

2022/01/23(日)11:13 No.7642 
Re: カヌモ / どぶがい
どっちも関東でも採れてしまいますが、カワムツとヌマムツは同所で採れるイメージがなかったです。二枚貝のヤバいのは良い意味かそれとも…
2022/01/23(日)16:12 No.7644
Re: カヌモ / 西村
どぶがいさん。コメントありがとうございます。
こちらだとカワムツとヌマムツが同所的に生息する場所もあるなという程度です。
たいてい湧水が近くにある場合が多いです。二枚貝は良い意味です。
投稿後に決まったのですが、4月まで伏せる情報になりました…。
2022/01/23(日)18:15 No.7648
入水初め / どぶがい

新規でポイントを発見出来ました!
先日投稿させて頂いたタナゴの生息地からさほど離れていないところでした。思ったよりも生息範囲が広いのかもと安心する部分もありました。一方で残念なこともあり、同所にカワムツが沢山いましたので、カワムツは持帰れるだけ持帰るようにしました。カワムツがいるとウグイ等の他のコイ科の魚が駆逐されてしまうイメージです…

二枚貝はシジミばかりでした。

2022/01/20(木)16:57 No.7634 
Re: 入水初め / どぶがい
深場に固まってました。

2022/01/20(木)17:05 No.7635
Re: 入水初め / 西村
また東日本固有種の攻撃を食らった気分です。カワムツ頑張れとは思いませんが笑。
新規で見つけられると、喜びも一入でしょうね。関東遠征へ行きたいです。
狙いはカワニナ類、センバハゼ、アカヒレタビラですけど…。
2022/01/21(金)00:03 No.7637
Re: 入水初め / どぶがい
ご返信ありがとうございます。
こちらの掲示板のお魚の東日本率を上昇させようかと思います(笑)カワムツが侵入して来なければ、コイ科の在来魚はもっと数が多かったのでは無いかと勝手に思っています…

ワイドショーが視聴率欲しさに無駄に恐怖を煽っていますが、オミクロンは無症状・軽症が殆どで警戒し過ぎは悪手だと思っています。採集欲が溢れたら、東日本にいらしても良いのではないでしょうか?僕も都合を付けて、三重で開催予定の学会に参加しようと思います。こちらはまだ先の話ですが…
2022/01/21(金)06:19 No.7638
Re: 入水初め / 西村
その通りなのですけどね。カワニナ類はあちこちでサンプリングしたいので、新幹線や飛行機は厳しいです。
車だと順調で往復12時間900kmなので、1人で運転するには厳しいです。同行者がいれば良いですが、ずっとマスクはきついです。
オミクロンを私が感染して耐えられても、高齢者などに媒介させる恐れもありますし、デルタの残党もいますからね。
そうした事情で毎年恒例だった、紀伊半島一周も出来なくなり、関東遠征もしばらくは無理かなと思っています。
三重の研究会は私1人で車往復できる距離なのと、目的地が1箇所なので公共交通機関で参加できますね。
2022/01/23(日)08:29 No.7640
Re: 入水初め / どぶがい
見苦しい乱文に目を通してくださりありがとうございます。潜水用具等の持ち運びを考えましても、車がベストだと思いますので、無理に他人様に強制する気はございません。僕があまのじゃくな性格なのとローカル線もタナゴやイシガイ類等のように存在価値を世間様には見直して欲しいとは思ってますが…

オミクロンは感染者数ばかりをマスメディアで執拗に煽ってるのが問題で恐ろしくなってしまうのかと思います。おっしゃる通り、基礎疾患のある方との接触は注意を払いつつ、ほぼ日常生活を送っても問題は殆どないだろうと思います。意地悪なことを申しますと風邪でも重症化はあるようですし、交通事故というリスクも日常にはあります。餅が喉に詰まることがあるかもしれません。

紀伊半島一周は汽水魚採って、旅気分も味わえてとても楽しそうですね。

日淡に無関係な話を広げてしまい、大変失礼致しました。
2022/01/23(日)16:42 No.7646
カバヤキモロコ / 西村

2022年1月16日はmaikyさんと濃尾平野で採集しました。
1箇所目。水が赤色でゴミが浮いて、環境が悪化していました。
カワバタモロコは捕れましたが、数年前と比べると1/1000くらいの数です。

2022/01/18(火)07:32 No.7623 
Re: カバヤキモロコ / 西村
クロダハゼ類(トウヨシノボリ型)です。トウカイヨシノボリがたくさんいたのですが、
交雑ぽい個体が増え始めて、今ではクロダハゼ類(トウヨシノボリ型)に置き換わったようです。
2箇所目。ここも駄目です。目的の魚は捕れず。これはマズイです。あれは絶滅したのかなぁ。

2022/01/18(火)07:32 No.7624
Re: カバヤキモロコ / 西村
採集へ行く前にmaikyさん宅で、魚焼きグリルをお借りして、蒲焼を作らせて頂きました。
https://tansuigyo.net/a/link36-217.html 魚焼きグリル+フライパン
https://tansuigyo.net/a/link36-218.html 魚焼きグリル+アルミホイル+フライパン
maikyさんありがとうございます。お陰様で色々とわかりました。次は魚焼きホイルを試させて下さーい。
採集お疲れ様でした。2019年を最後に絶滅しましたと、この先は言い続けるのかと思うと辛くなりました。

2022/01/18(火)07:32 No.7625
Re: カバヤキモロコ / どぶがい
探索お疲れ様でした。
今季は凄まじい寒波続きで僕は入水するのが、少し億劫になってしまいました。

確かカワバタはドブのような場所にいるのでしたよね。地域ならではの魚種が失われていくのは悲しいですし、特定第二種入りさせるなら生息地を守って欲しいところですよね。
2022/01/18(火)16:26 No.7626
Re: カバヤキモロコ / JFish
極寒の中お疲れ様でした。
実は、私も昨日の夜にカワバタモロコを捕りに行ってました。
採集環境は、そちらと同じくヘドロだらけで、赤さびのような色で、水路は完全に死んでました。
このポイントで、前回と変化があったこととして、前回は網に入って来ることがなかった、ブルーギルの幼魚が混じっていることでした。
豆サイズのカワバタモロコをモツゴやタイリクバラタナゴの幼魚の中からスマホのライト頼りに(最近ヘッドライトを紛失したため)目視同定しました。
完全にカワバタモロコのみを選別したつもりでしたが、帰宅して、観察ケースで観てみたら、タイリクバラタナゴの幼魚が1匹混じっていました。

2022/01/18(火)20:22 No.7627
Re: カバヤキモロコ / maiky
こんばんは。
こちらこそ美味しい鰻ご馳走様でした。
ありがとうございます。
淋しい採集結果でした。とても残念です。

2022/01/18(火)22:30 No.7629
Re: カバヤキモロコ / 西村
コメントありがとうございます。

どぶがいさん。この程度の気温なら何とかなると思ってしまいます。2009年に要芽さんと-8℃での胴長採集を経験しています。
凍った川の薄氷を割って、その水で凍ったたも網を溶かして、魚を捕っていました。コマセバケツに水とカマツカを入れると、
すぐに氷が張ってきて、魚が取り出せなくなるので、ジッパー袋へ入れて川に漬けて、石を乗せて何とかしのいでいました。
鼻水は凍るし胴長は凍ってバリバリ。車のリアハッチは勝手に閉まる。それでも何箇所かやりました。
自分の中でこれ以上の寒さは無理という線引きが出来ました。たぶん-3℃くらいまでなら何とかなると思います。
カワバタはドブですね。他の魚が棲めないので、カワバタだらけになるところが多い印象です。
1箇所目はいつもカダヤシがいるのですが、それすらいなくなっていたので、カワバタくらいしか棲めないほど、
環境が悪化したのだと思います。カワバタの生息地を守る場合は、他の魚が棲めない出来るだけ汚い環境を守ることになります…。

JFishさん。この時期はドブが楽しいですよね。ブルーギルが棲める環境であれば、カワバタ独占水域にはならないのかな。
ライトがなかったら私ならば諦めるかコンビニで買いますが、スマホのライトでの選別は難しいでしょうね。
2月中旬になると、ドブの魚たちもだんだん分散してつまらない時期になるので、今が探し時なのですけどね。

maikyさん。対策はしていたとは言え、このご時世で作らせて頂いて、とても感謝しております。
私も本格的なウナギ潜りの時期が始まる前に、少し探してみようかという気になりました。
1箇所目は採集記録用紙を確認したら、1995年から何十回と採集している場所ですが、2019年が最後ですね…。
2022/01/18(火)23:29 No.7630
Re: カバヤキモロコ / どぶがい
ご教授ありがとうございます。
カワバタはそれほどまでにニッチな環境で生息しているんですね。カダヤシが棲めないほどのドブは想像付かないです…僕ではそのような場所での入水は寒さ以上にためらってしまいますね。その執念に感服致します。

対抗して?関東ならではのドブの魚を貼らせて頂きます。国外外来とはいえ、体高が見事な個体で採れてテンションが上がりました。

2022/01/19(水)16:33 No.7631
Re: カバヤキモロコ / 西村
どぶがいさん。カワバタモロコはこんな環境です。
https://twitter.com/kawanittan/status/611906609103515648
https://twitter.com/kawanittan/status/835083781748858881
年末にあじ丸くんと捕ったNo.7523はこんな環境です。
https://twitter.com/araiguma271828/status/1476215838755946496
胴長では入りません。16日の1箇所目はこれらを越える環境悪化していました。
上層は鉄分ではない赤い水(maikyさんの推測だとトラックを洗った水が入っているとか)、
20mくらいの水面が得体のしれないクリームのような浮遊物とゴミで水が見えずに遮光していました。
そこへたも網を突っ込むと、底はふわっとしたヘドロとも違う感じ。その中でカワバタは捕れました。

関東のドブはチョウセンブナですか。この極彩色に勝てるドブ魚はなかなか無いですね(何の勝負笑?)。
私も捕れたらテンション上がると思います。その後で冷静に考えて気持ちを塞ぐと思います。
2022/01/19(水)23:12 No.7632
Re: カバヤキモロコ / ハリー
そんな場所に住めるカワバタさんを一生懸命保全活動しているのを見ると、その辺りの地域に住んでいる者としては複雑な気持ちになります。
某県のハリヨとか某市のホトケドジョウとか某市のオヤニラミとかもそうですが…。
それじゃなくて他に護るべきものがあるんじゃないのか?とか、もう少し違うやり方があるんじゃないのか?とか、やるせない気持ちになります。
「保全する」とはどういう事なのか、考えさせられます。
2022/01/20(木)06:53 No.7633
Re: カバヤキモロコ / 西村
ハリーさん。コメントありがとうございます。
1つ目のURLの場所は、長文になるほど経緯がありまして、簡単に記せないのですが、
写真撮影した日は、Uさんがアポを取って、カワバタ保全活動されている方と会う約束でした。
しかし、こちら側がカワバタ天然記念物化を問題視していると察したようで、直前キャンセルされました。
仕方がないので2人で現地へ行くと、キャンセルした保全活動されている方がいて、一悶着ありました。
活動はカワバタを守るためではなく、米を売るためなので、後ろめたさがあったのだと思います。
保全保護活動されている色々方にお会いしましたが、純粋な活動とは別にたいてい裏の目的がありました。
そのために理想やより良い方向を目指すとか、そういうのは裏の目的にとっては邪魔でしかないので、
妥協案から出た妥協案を実行し、本末転倒な活動へ突き進むケースが多いです。私が提唱するのは、
「積極的に何もしない」保全活動です。何も足さない何も引かない。見守りと最低限の手助けです。
2022/01/20(木)23:52 No.7636
Re: カバヤキモロコ / ハリー
西村さん、ご回答頂き有難うございます。
日本淡水魚に興味を持つようになって、このサイトを閲覧させて頂くようになった初めの頃は、西村さんが度々仰られる「何もしないのが一番の保全」という意味が正直ピンと来ていませんでした。

ですが、その後自分で色んな場所に採集しに行くようになると、「貴重な魚だから保護しましょう!」と声高に叫んでいる魚種が保護区とは違う所にあっちこっちにいて(それも放流起源かもしれませんが…)、「ここに一杯いるけど?」と疑問が浮かびました。
また、その地域の魚に詳しい方に保護されている魚種や保護区の話を聞くと、結局(生物学的根拠ではなく)誰かの都合の為だったり、お金をもらう(稼ぐ)為だったりして、「そういう事か…」とがっかりしました。

結局の所、人間が自分の都合で環境を破壊して、人間が自分の都合で「保護する!」と宣言して祀り上げているんですよね。
「そもそもこの田んぼや水路や川を弄らずにそのままにしておけば魚は暮らしていける訳だし、看板なんか立てずにそっとしておけば変な採集圧も掛からないんだよなぁ…」
って思った時にようやく「何もしないのが一番の保全」の意味が分かった…気がします。
(すいません、あくまで自分の解釈なので、これで合っているかは分かりませんが…)

勿論、保護活動している人全てがそうだとは思いません。
けれど、そんな話を耳にすると、声高に「保護!保全!」と叫べば叫ぶ程、疑りたくなる自分がいるのも事実です。

W町の件、また機会ありましたら、お話聞かせて頂きたいです。

2022/01/21(金)21:10 No.7639
Re: カバヤキモロコ / 西村
ハリーさん。昔に放流して保護している気になっている方と、何度も口論になりましたが、
都合やお金という裏の目的の他に「保護して良いことしている自分が好き」というのもあると思っています。
また、安くて手っ取り早くて、結果が早く目に見える放流をして、自己顕示欲を満たすこともあると思います。
結局のところは、自分>魚のための活動であって、それを否定する私のような理想論者や原理主義者は、
自分を否定されているのと同じで、いつも喧嘩になるのですよね。それと活動が間違っていたと気が付いた時、
今までのは何だったんだという気持ちで、自分を否定することになるため、活動がやめられなくなるのです。
しかも、たいてい魚に対する知識が低かったり、思い立ったら即行動で、何かをすることに執着したり、
専門家が入ったとしても、アドバイザー料で金儲けして、親水公園みたいなのばかり提案する悪い人だったりです。
何にもしない活動を頑張ることに、評価する仕組みがあれば良いのですけどね。

田んぼや水路の土地改良ですが、これも難しい問題があります。農家さんにとって田んぼは、効率良く米を作る場所です。
その効率を悪くして、手間と労力を増やしてまで、素掘りの水路の維持管理しろというのは、難しいと思います。
コンクリートの方が楽です。魚なんて1円にもなりません。非効率だけど魚も棲める水路の維持管理に、
補助金を出すのが解決策かもしれません。税金の使い道としてあっちもこっちもは無理だと思いますけどね。
W町の件はまた愚痴らせて下さい。だいぶ前のことなので、うろ覚えなところもありますが…。長文愚痴失礼しました。
2022/01/23(日)08:58 No.7641
Re: カバヤキモロコ / ハリー
西村さん、コメント有難うございます。
あー、「保護して良いことしている自分が好き」ですか、なるほど。
自己顕示欲+承認欲求かなぁ。なんかしっくりきました。
採っちゃいけない魚の親水公園があちこちあるのもそういう理由でしたか。腑に落ちました。
「保護する」ってことを公のものにするためには、公にとってメリットだったりがないと通らないんでしょうね。そうすると純粋な目的から外れていくという…。

水路改良(三面コンクリート化とか)は仕方ない所はあると思っています。
僕らはそこに採集しに行くだけであって、いくら「土水路の方がいい!」と言った所で、代わりに毎年泥上げするかと言えばそういうわけでもないですし。
それに三面コンクリート水路も底に泥が溜まって水草が生えるようになれば生き物もそれなりに住めるようになりますし。
ただ…、工事をする為に水抜きした時にそこにいた生き物は保全したのかなぁ…と。
上に添付した写真の付近は5年ぐらい前から何度も採集に行っていました。魚の数は比較的多く、その中には所謂絶滅危惧種もいました。
水抜く際に工事範囲外の接続水路にちゃんと移してあげたのかなぁ…と思います。しないんだろうなぁ、そんな面倒なこと…。
工事が終わったらまた様子見に行こうと思います。

宜しければ愚痴またお聞かせください。
魚の保全の面としては幻滅しますが、人間の業や性を知る面としては興味深いです。
2022/01/23(日)16:33 No.7645
Re: カバヤキモロコ / 西村
コメントを書こうか迷いましたが、お魚のお引越しは色々と問題があります。
https://tansuigyo.net/a/link62.html#036 接続水路ということで、問題になるのはモラルとしている2つです。
接続水路にも生息している生物がいると思うので、そちらへの負担が問題になって来ます。
例えば、ハリーさんのお宅に、数人の知らない人が入って来て、一緒に生活させられるのと似た感じだと思います。
ハリーさんたちが、食料の奪い合いに負けて、新参者にお住まいを奪われて、死んでしまう恐れもあるかもしれません。
保護優先度の高い魚がいた場合は、自然や二次的自然を利用するのではなく、生け簀などを使って一時的に飼育し、
工事後に逃がす方が良いです。そうした例は過去にいくつもありますが、環境が変わっているため、うまく行っていないようです。
接続水路の生物を守るために、工事された水路は諦めるしかない場合もあると思います。移せない戻せない取り返しがつかない、
だから水路の生物を保全しないといけないのだと思います。ただ、水路の多くは自然を壊して作った人造物なので、
田んぼや水路を守れというのは変な話ですが、自然はもうないので二次的自然を守るしかないという考え方もありますね。
2022/01/23(日)18:09 No.7647
Re: カバヤキモロコ / ハリー
西村さん、コメント有難うございます。
なるほど、今度はそういう問題になるのですね。
人間に例えて分かり易くして頂いて有難うございます。

それにしても、「保全」って本当に難しいんですね。
2022/01/23(日)21:50 No.7649
凍える / ハリー

16日夜明け前に長良川水系で採集してきました。
事前の予報では夜明け前の一瞬だけ氷点下になるということだったのですが、
車に乗った途端に−3℃。寒い。
採集の準備もしてしまったし、雨や雪も降っていないので、行くことに。

2022/01/16(日)17:03 No.7615 
Re: 凍える / ハリー
底ものはゼゼラのほかにカマツカがいました。

2022/01/16(日)17:05 No.7616
Re: 凍える / ハリー
タモロコの他に、オイカワ、アブラハヤ、カワムツがいました。

2022/01/16(日)17:09 No.7617
Re: 凍える / ハリー
ヨシノボリも何匹か採集しました。
全てカワヨシノボリのように思われましたが、どうでしょうか。

2022/01/16(日)17:11 No.7618
Re: 凍える / ハリー
寒いなぁと思いながら採集した結果、アイスネットが完成。
網だけでなく、採集袋(洗濯ネット)も凍ってジッパーが動かなくなりました。
時間の余裕があったのでもう1か所行こうかと思いましたが、色々なものが凍り、車は霜降り状態、足先も大分ジンジンしてたので断念しました。

2022/01/16(日)17:30 No.7619
Re: 凍える / 西村
寒中採集お疲れ様です。アイスネットはこの時期の定番ですね。
凍った道具を車に入れてから融けると、水が出てびしょびしょで困ることもありますね。
ヨシノボリはカワヨシノボリで合っていると思います。

1つだけ細かいことですが、ゼゼラはおそらくゼゼラ河川集団です。
最下方のスレ https://tansuigyo.net/a/gao/sk-2013-08.html に少し記しています。
「川瀬成吾・細谷和海. ゼゼラの地理的変異. 日本魚類学会年会講演要旨. 2011年9月.」によると、
「琵琶湖集団は, 河川集団と比較して標準体長が大きい, 尾柄高が低い, 尾柄長が長い,
頭部側線系は完全になるなど明らかに形態が異なった.」とあります。
そして「琵琶湖集団と河川集団は亜種として取り扱うべきと考える」と締めくくられています。

ゼゼラは琵琶湖の膳所が模式産地で、琵琶湖集団はゼゼラ種ゼゼラ亜種のことです。
ゼゼラ河川集団(濃尾平野、山陽地方、九州北部)はゼゼラ種ゼゼラ河川集団亜種(名無し)のことです。
https://tansuigyo.net/a/link4-5.html#029 にも記していますが、側線鱗数の違いである程度は識別できます。
No.7616は35枚くらいでゼゼラ河川集団だと思います。これが36〜38枚だとゼゼラだと思います。
10年余り経っても分類学的な整理がされていないので、交雑が進んで一緒くたになるかもしれません。
2022/01/17(月)05:58 No.7620
Re: 凍える / ハリー
西村さん、コメント頂きまして有難うございます。

ゼゼラの件、詳細の説明有難うございます。
分類学には疎いのですが、以下のような解釈で良いのでしょうか。
・一般的に「ゼゼラ」と呼ぶものは「ゼゼラ亜種琵琶湖集団」のことである。
・「ゼゼラ亜種河川集団」は通称であって正式な学名が付いていない。
・ヨドゼゼラとゼゼラ河川集団は、分布判断するかDNAを調べないと判断できない。

整理が進まないと、本当に3つの種類が混ざってしまいそうですね。

全然話は変わるのですが、胴長に穴が空いた場合はいきなりシリコンシーラントを塗ればいいのでしょうか。
調べたらプライマーがどうとか書いてあって、それも必要なのでしょうか。
すいません、素人な質問で。
2022/01/17(月)22:18 No.7621
Re: 凍える / 西村
>・一般的に「ゼゼラ」と呼ぶものは「ゼゼラ亜種琵琶湖集団」のことである。

一般的(日淡関係者)が「ゼゼラ」と呼ぶものは「ゼゼラ種」です。
そのゼゼラ種は「ゼゼラ(琵琶湖集団)亜種」と「ゼゼラ河川集団亜種」の2つに分けられます。
その場合も「ゼゼラ」と呼ぶものは前者です。これは琵琶湖集団がゼゼラ種の基亜種だからです。

>・「ゼゼラ亜種河川集団」は通称であって正式な学名が付いていない。

ゼゼラ(ゼゼラ種ゼゼラ亜種) Biwia zezera zezera (Ishikawa, 1895) https://tansuigyo.net/a/gao/x/047.html
ゼゼラ河川集団(ゼゼラ種ゼゼラ河川集団亜種) Biwia zezera subsp. https://tansuigyo.net/a/gao/x/402.html
「ゼゼラ河川集団」は通称になるほど浸透していない、識別名称であって標準和名ではありません。
学名は未記載亜種かシノニムの掘り出しで記載済みかは、分類学的な精査がされずに放置状態なのでわかりません。

>・ヨドゼゼラとゼゼラ河川集団は、分布判断するかDNAを調べないと判断できない。

ヨドゼゼラの新種記載論文には背鰭、尾鰭、尾柄、胸鰭の追星などの違いは記されていますが、
調べたゼゼラがホロタイプや琵琶湖産だと思われ、濃尾平野、山陽地方、九州北部のデータが入っていないようです。
ここに濃尾平野産を入れるとヨドゼゼラとの識別に側線鱗数は使えなくなるかもしれません。
ただ、繁殖期の二次性徴が典型的なヨドゼゼラの雄は、濃尾平野産との外部形態での識別は可能だと思います。

>整理が進まないと、本当に3つの種類が混ざってしまいそうですね。

既にゼゼラ河川集団の分布域にゼゼラが入っています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jji1950/54/2/54_2_149/_pdf
おそらく交雑しているものと思われます。愛知県でもゼゼラと思われる個体が見つかっています。

>胴長に穴が空いた場合はいきなりシリコンシーラントを塗ればいいのでしょうか。
>調べたらプライマーがどうとか書いてあって、それも必要なのでしょうか。

プライマーは使ったことがありません。 https://tansuigyo.net/a/link78.html
私は乾かして泥を落としてから、シリコンシーラントを塗っています。
補修キットは何度か使いましたが、数回も使うと剥がれることが多くて、シリコンを使っています。
シリコンも完全ではないですが、汽水のカキ対策になるため、塗りたくっています。
ウエットスーツは https://tansuigyo.net/m/diary.cgi?no=1449 新品に塗りました。
これは保護効果があって、未だにお尻部分が破れていません。今後も塗りたくります。
2022/01/18(火)00:36 No.7622
Re: 凍える / ハリー
西村さん、色々ご回答頂きまして有難うございます。

ゼゼラの分類のこと、詳細に教えて頂いて有難うございます。
分類学について本当に分かってないので、もう少し勉強します。
とりあえず用語ぐらい理解出来ないとなぁ…。

シリコンシーラントの件、教えて頂きまして有難うございます。
今まで胴長の穴を塞いだことが無く、要領が分からなかったのでお聞きしました。
尻に穴が空いてしまい、しゃがむと水が入って堪らないので補修してみます。
2022/01/18(火)21:05 No.7628
潜り始め / 西村

2022年1月9-10日は三重県でうな潜りしました。
1箇所目、汽水、ドライスーツ、9日22:28〜23:57(1時間29分間)、933m歩いて行き、1650m泳ぎ、24m歩いて戻りました。
ドライが久しぶりなので間違って、ウエイトを12.5kgも付けてしまい、バランスが悪くてとても動き難かったです。
ウナギはたくさん見ましたが、まともなサイズは少なく、2匹だけ捕りました。でかいマゴチは捕るか迷いました。
動画です https://youtu.be/7BCSUVwbStk

2022/01/11(火)21:18 No.7607 
Re: 潜り始め / 西村
2箇所目、淡水、ドライスーツ、10日01:19〜01:50(31分間)、774m歩いて行き、363m泳ぎ、47m歩いて戻りました。
広範囲で瀬切れして、河川工事による泥も入って、状況は悪かったですが、何とか4匹が捕れました。
ウエイトを落として楽に泳げましたが、凸凹の河原を歩くのは大変でした。ウエットスーツにすれば良かったかな。
動画です https://youtu.be/WWlE1YW4ANw

2022/01/11(火)21:19 No.7608
Re: 潜り始め / 西村
3箇所目。潮がまだ高いので汽水域で上から観察しました。ゴマハゼです。

2022/01/11(火)21:19 No.7609
Re: 潜り始め / 西村
チチブモドキです。

2022/01/11(火)21:19 No.7610
Re: 潜り始め / 西村
ゴマフエダイです。そろそろ干潟に入れるほど潮が引いたのですが、動き難いドライで計2時間も潜っていたので、
全身が痛いことに気が付き、これ以上やるとウナギが捌けなくなると思って、心残りですが帰りました。
ウナギ6匹(12回分)を捕ったは良いけど、蒲焼の作り方のアイデアを考えるのが、面倒だなと少し後悔しています…。

2022/01/11(火)21:19 No.7611
Re: 潜り始め / ハリー
採集お疲れ様です。
汽水は知らない魚がいっぱいいますね。
チチブモドキっていう魚がいるんですね。
モドキとかダマシとかニセとか付いている和名を見ると、名前付けた人は苦労したんだなあと思います。
2022/01/14(金)06:38 No.7613
Re: 潜り始め / 西村
ハリーさん。コメントありがとうございます。お心遣いに感謝です。
チチブモドキ、ゴマハゼ、ゴマフエダイは、黒潮川の魚たちなので、西太平洋の低塩分に侵入する魚は、
全て見られる可能性があるため、淡水と比べて種類が多くなりますね。昔の和名は基本的に方言が主ですが、
アユモドキはいくつか方言があるのと、アユとは間違えないよなぁという思があります。
2022/01/14(金)22:41 No.7614
魚名同定希望です / Ippei Hara

埼玉県の三郷市の中川の横の水たまりで1cmくらいの時に巣くってきたものを半年飼っています。今は5cmくらいに成長しましたが、マブナだと思って飼育していましたが背びれや体高のバランがナブナっぽくないようになってきました。魚類図鑑でもこのような形の魚の掲載がなく、もしこの
魚の同定が可能な方がいらっしゃれば教えてください。

2022/01/10(月)17:31 No.7603 
Re: 魚名同定希望です / 西村
ギベリオブナ(キンギョ)もしくはフナ類×ギベリオブナ(キンギョ)だと思います。
背鰭や体高などは栄養素欠乏症です。 https://tansuigyo.net/a/link9-2.html
成長期に必要な栄養素が足りずに、骨などに異常が現れています。原因は餌の偏りです。
野菜中心の餌やりにすれば、若い個体は治る可能性はまだあると思います。
キンギョだとは思うのですが、体形異常によって同定が難しくなっています。
もしかするとフナ類かもしれません。もう少し細部がわかる鮮明な写真はないでしょうか。
利用規約にある生息地公開に近い情報で、どう対応すべきか迷いましたが、
キンギョという外来魚の疑いが強いためにそのままにしました。
2022/01/10(月)19:55 No.7604
復習の時間です / ハリー

昨年西村さんに案内して頂いた場所を、同定訓練も兼ねて個人的に復習したくなって行ってきました。
1か所目。以前釣りでデメ濃尾を狙ったものの空振りに終わった箇所。その時も網採集を少ししましたが狙ったものは採れませんでした。
もう一度しっかり網採集したかったのとここなら以前採集したものより成長したものが採れるのではないかと思いました。

多分デメ濃尾だと思うのですが、いかがでしょうか。

2022/01/09(日)23:11 No.7595 
Re: 復習の時間です / ハリー
ここでは他にゼゼラが採れました。

2022/01/09(日)23:14 No.7596
Re: 復習の時間です / ハリー
2か所目。
ヨシノボリの同定訓練を兼ねて、トウカイヨシノボリを採集した場所に行ってきました。

これがトウカイヨシノボリでよかったでしょうか。

2022/01/09(日)23:18 No.7597
Re: 復習の時間です / ハリー
もう一種類採れたこっちはクロダハゼ類(トウヨシノボリ型)でよかったでしょうか。

2022/01/09(日)23:26 No.7598
Re: 復習の時間です / ハリー
2か所目の近くに以前自分が採集した場所があったので、ついでに寄ってきました。
狙っていた魚種は採れませんでしたが、トウカイコガタスジシマドジョウ(で合っていますか?)が採れました。

今回は同定に自信がないものだらけです。
ご確認して頂ければ幸いです。

2022/01/09(日)23:33 No.7599
Re: 復習の時間です / 西村
デメモロコ濃尾型、ゼゼラ河川集団、トウカイヨシノボリ、クロダハゼ類(トウヨシノボリ型)、トウカイコガタスジシマドジョウで合っていると思います。
釣りの場所は泥深くて狭い範囲しか出来なかったですよね。あの場所は釣りしか難しいと思っていましたが凄いですね。未成魚で飼い易い個体です。
2か所目は両種の交雑ぽいのもいますが、それは撮影せずに典型的なものを選ばれたのかな。濃尾お魚の詰め合わせですね。
2022/01/10(月)08:20 No.7600
Re: 復習の時間です / ハリー
西村さん、コメント有難うございます。

1か所目の件ですが、前回と同じ場所から入って探って見た所、一部に沈み難い所があり、そこを伝っていけば対岸まで行けました。
少しずれるとすぐ泥深い所に嵌ってしまうのと、透明性が低くライトを当てても底までは見えなかったので、採集方法は限定されるなぁと思いました。
ついでに件の梯子を試してみましたが、予想以上にしっかりしていて問題なかったです。

2か所目は前回の採集が寒波前だったせいか、今回は思ったほどの数が採れませんでした。
自分の目ではっきりトウカイヨシノボリと分かるものはこの1匹だけでした。
他のものは下の写真のようにトウヨシノボリ型と思われるものばかりで(そう思っているだけかもしれませんが…)、雑種っぽいものは見つからなかったように思います。

2022/01/10(月)14:31 No.7601
Re: 復習の時間です / 西村
そうでしたか。夜に行かれたのですね。透明性が高ければカメラぶっこみたかった。
雑種っぽくないですね。左の個体は頬の朱点など見ると、琵琶湖からの要素がありそうです。
2022/01/10(月)20:21 No.7606
Re: 復習の時間です / ハリー
今回は夜明け前に採集しました。
冬は日の出が遅いので、朝早めに行けば夜採集の練習になると思い、最近はそうするようにしています。
あの泥深さからすると、なかなか水が澄まないのかもしれない気がしました。
また時々覗いてみて、澄む時があるのか見てみます。
2022/01/11(火)22:53 No.7612
蚯蚓談義 / 西村

2022年1月8日は三重県の汽水域でmuto2さんと採集しました。
舐めた感じは塩分13‰ほど。ミミズハゼを狙いました。普通に捕れました。

2022/01/08(土)23:34 No.7591 
Re: 蚯蚓談義 / 西村
ミミズハゼと同じ網に入ったイダテンギンポです。

2022/01/08(土)23:35 No.7592
Re: 蚯蚓談義 / 西村
これまたミミズハゼと同じ網に入ったトサカギンポです。

2022/01/08(土)23:35 No.7593
Re: 蚯蚓談義 / 西村
ツマグロスジハゼです。ヒメハゼばかり捕れる中で、1匹だけ混じっていました。
02:50頃〜07:00頃、気温2〜3℃、風2〜4m、採集は約30分。立ち話を3時間半ほど。
体が冷え切りました。muto2さんお疲れ様でした。楽しかったです。私と同じような見解でほっとしました。

2022/01/08(土)23:35 No.7594
Re: 蚯蚓談義 / ハリー
採集お疲れ様です。
ツマグロスジハゼ、散らばる青斑点が綺麗ですね。
ハゼの仲間は細かい模様が綺麗な魚が多いですね。
ヨシノボリももっと大人しい性格であれば飼育してみたいのですけどね。

「日本の淡水魚」を読んでて思ったのですが、ギンポは海水魚扱いなんですね。
クロダイは載っていてもギンポは載っていない…区分けが難しいですね。
2022/01/10(月)16:13 No.7602
Re: 蚯蚓談義 / 西村
ハリーさん。コメントありがとうございます。
ツマグロスジハゼは南方系だと思っていたのですが、近年は冬場でも捕れます。

ギンポ亜目やゲンゲ亜目は「山溪ハンディ図鑑 日本の淡水魚」には載っていませんが、
「山渓カラー名鑑 日本の淡水魚」にはカワギンポとヒルギギンポが掲載されていますね。
図鑑によって掲載範囲があるのと、写真が入手できたかどうかで、違うためでしょうね。
当サイトは海で釣ったクロダイは範囲外、17‰以下の汽水域で釣ったクロダイは範囲内です。
この場所は何度も採集していて、この時は13‰ほどだったので、トサカギンポを範囲内としましたが、
雨が少なくて25‰ほどだった時の捕れたトサカギンポは、同じ場所ですが範囲外としています。
たいてい舐めて塩辛いってなったときは、採集自体をやめて別の場所へ移動しますけどね。
2022/01/10(月)20:16 No.7605
胴長4.5km / 西村

2022年1月2〜3日は濃尾平野と三重県の汽水域でささきくんと採集しました。
小雪ちらつく中、2つの魚を狙いました。1箇所目。潮がまだ高いので後回し。
2箇所目。塩分3‰くらい。ささき君が採集したミナミヒメミミズハゼです。目的の1つ達成。

2022/01/03(月)22:56 No.7571 
Re: 胴長4.5km / 西村
ミミズハゼ、ミナミヒメミミズハゼ、イソミミズハゼは色々と書きたいことがあるのですが長くなるので…。
簡単な検索表 https://tansuigyo.net/a/gao2/img/613.jpg 背鰭軟条数は11本でしょうね。

2022/01/03(月)22:56 No.7572
Re: 胴長4.5km / 西村
胸鰭軟条数はとても数え難いですが15〜16本ですかね。遊離軟条は使えないと思っていますが長めです。

2022/01/03(月)22:57 No.7573
Re: 胴長4.5km / 西村
別個体。ヒメ感がない大きさです。

2022/01/03(月)22:57 No.7574
Re: 胴長4.5km / 西村
背鰭軟条数は10本です。

2022/01/03(月)22:57 No.7575
Re: 胴長4.5km / 西村
胸鰭軟条数はとても数え難いですが15本前後でしょうか。

2022/01/03(月)22:57 No.7576
Re: 胴長4.5km / 西村
1箇所目へ戻って探しましたが特に何も捕れず。3箇所目。普通のミミズハゼを捕って比較しようと、
濃尾平野を出て三重県まで移動しました。いつもならば数個体は捕れる場所なのにゼロでした。
目的の魚は捕れませんでしたが、ささき君が63cmのウナギをたも網で捕って終了。
この日は1人で遠方までウナギ潜りへ行くつもりでしたが、それがささき君と近場になったので、
何で近場で潜らずに、簡単に捕っちゃうかなぁと、悔しい気持ちになりました。
ささきくんお疲れ様でした。胴長で歩いた3箇所の距離を足したら4577mでした。筋肉痛です。

2022/01/03(月)22:58 No.7577
Re: 胴長4.5km / ハリー
採集お疲れ様です。
ミナミヒメミミズハゼはやっぱりシャベル採集ですか。
労力すごいなと思います。

胴長履いての4.5qも凄いですね。
筋肉痛も大変でしょうが、足先は大丈夫でしたか。
自分はこの前の汽水採集で、採集後2時間ぐらい足先がジンジンしてました。
寒い時にそうなるのは知っていましたが、思った以上に治まるのに時間がかかりました。

胴長ついでにお聞きしたいのですが、胴長履いて採集する時に、時々ズボンと靴下の間が捲れて、露出した肌と胴長靴が擦れて擦り傷が出来ることがあります。
この時期ですと、ズボンの下にヒートテックを履いて重なるように靴下を履けば結構防げるのですが、それでも捲れてしまうことがあります。
そういったことの対策法は何かあるのでしょうか。自分の履き方が悪いのかなあ…。

このままでは採集用にニーハイを履く日が来そうです。
2022/01/04(火)15:57 No.7579
Re: 胴長4.5km / 西村
ハリーさん。コメントありがとうございます。
ミナミヒメミミズハゼはささき君が2匹を捕ったのですが、転石を引っ繰り返して観賞魚用ネットで掬っていました。
ご一緒に採集した1月1日夜は、胸に貼るカイロ、ズボンのポケットに貼らないカイロ、靴下専用カイロを貼っていました。
それでズボンの裾に、長めのもこもこした靴下を、被せていました(マダニ対策でよくある方法)。これで擦れることはほぼ無くなります。
普通の靴下だと下がったときに、一気に裾から外れてしまうため、もこもこのだと下がっても、下がり切れないので何とか保てます。
昔は妹のルーズソックスをもらって、原付に乗って採集へ行っていたこともありますが、それでも2時間くらい足先はジンジンします。
これを治すには、ストーブに当たるくらいではどうにもならず、風呂へ入るか温かい物を食べるしかありません。
現地だとコンビニで、カップラーメンやみそ汁などを買い、なるべく早く食べると、全体がぽかぽかして足も治ります。
2022/01/04(火)22:13 No.7580
Re: 胴長4.5km / ハリー
西村さん、ご回答頂きまして有難うございます。
なるほど、もこもこした靴下ですか。そう言えば最近そういう靴下履いてないなぁ。子供の頃はよく履かされましたが。

靴下用カイロというものがあるんですね。
体はちょっと動かせばすぐ温まってくるのですが、足先まではなかなか温まりきらないので、今度試してみようと思います。

温かいものを食べて足先を温めるという発想はなかったです。
エアコンとかストーブとか、部屋全体を温めるという対処法に慣れてしまって、局所的にどうするかという事に鈍感になっているのかもしれないなと思いました。
2022/01/05(水)20:52 No.7581
Re: 胴長4.5km / 西村
ハリーさん。靴下用カイロですが、体全体が冷えている時は効果が弱く、足先は冷たいです。根本的な解決は出来ません。
体が冷えてくると心臓や脳などの中枢部を温めて、手や足の先などの抹消部を切り捨てる感じになるので、温かいものを食べて、
中枢部を温めると、抹消部まで温める余裕が生まれて、ジンジンが治まるということです。外側から温めるのは時間が掛かります。
家から魔法瓶に熱い飲み物を入れて持って行き、冷えたら時々飲むのが一番かもしれませんが、その手間が面倒で私はやっていません。
2022/01/05(水)23:17 No.7582
Re: 胴長4.5km / ハリー
西村さん、追加でご回答頂きまして有難うございます。
体の中心部を内側から温めることが一番効果的という事ですね。納得しました。
魔法瓶は良いアイディアですね。
この時期だと飲んだら多分すぐトイレに行きたくなるので、場所とタイミングを選べば使えそうですね。
2022/01/06(木)21:09 No.7583
Re: 胴長4.5km / ささき
西村さん、今回もお世話になりました。

ド干潮の中、濃尾の感潮域の採集に連れて行ってもらいました。
最近濃尾では同じ魚ばかり探していますが、目的がある採集はやる気が切れないのでいいですね。


2箇所目のミナミヒメです。1匹は卵を持っているのかと思いましたが、ゴカイで腹がパンパンになっていただけでした。
それほどミナミでもなければ、ヒメという大きさでもないですが、ミナミヒメと呼ぶしかないですね。
ミミズハゼと比べてわずかに細長いような気はしました。

2022/01/06(木)22:17 No.7584
Re: 胴長4.5km / ささき
最後の場所ではウナギが捕れました。ウナギよりミミズハゼを捕りたかったな〜なんて思う瞬間は今後そうそうないでしょうね。

網で捕ったので無傷ですが、寒さで動けなくなっています。異常にタフな魚だと思っていましたが、寒さは得意ではないことを知りました。



ハリーさん、お久しぶりです。
この時期の採集の寒さは堪えますね。特に夜間は帰りたくなるくらいきついときがあります。

ご参考になるかわかりませんが、自分の寒さ対策を書いておきます。厚手の服を着た上で、

・普段のズボンの下に寝巻のズボンを履いて、2重ズボンにする
・それでも厳しい場合は靴下も2重にする

これでかなり寒さが軽減され、足先も楽になると思います。
上半身に着込む人は多いですが、下半身に着込む人はあまり見ないんですよね。
胴長採集の時は下半身を水中に沈めてるわけですから、下半身も着込まないとだめだろうと思うんですが…。



胴長と足のスレ対策には、西村さんが挙げてくれたようなズボンの裾を靴下の中に入れてしまう方法が手軽でいいと思います。
あとは胴長選びの時に、靴部分がやわらかい素材でできているものを選択するのもいいと思います。

2022/01/06(木)23:07 No.7585
Re: 胴長4.5km / ハリー
ささきさん、お久しぶりです。
こちらの方へ何回か来られているようですが、タイミングが合わなくて残念です。
また、機会ありましたらご一緒に採集させて頂けたらと思います。

質問の件、ご回答頂き有難うございます。
最近思い浮かぶ疑問が採集や飼育の道具に関する事が多く、なかなか聞くきっかけがないので、教えて頂いて大変助かります。

ヒートテックよりも寝巻の方が効果的ですかね。今度試してみます。
靴下二重履きは擦り傷防止の上でも効果的かもしれませんね。
胴長の服の方の素材が色々あるのは知っていましたが、靴の素材は着目した事が無かったです。
柔らかい素材ですと、牡蠣ガラとかは大丈夫なんでしょうか。そこは使い分けですかね。
2022/01/07(金)21:55 No.7587
Re: 胴長4.5km / 西村
ささきくん。コメントありがとうございます。目的が達成される日を楽しみに頑張れています。次はウナギ捕りたい。
ハリーさん。外部的な保温効果であれば、ズボンの裾をもこもこ靴下で被せて、ネオプレーン靴下を履くのもありです。
1月1日夜もネオプレーン靴下を持っていましたが、そこまで長くやらないだろうと履かなかったです。但し、少し蒸れます。
2022/01/07(金)22:26 No.7589
Re: 胴長4.5km / ハリー
西村さん、靴下の件で追加のコメント有難うございます。
ネオプレーン製の胴長があるのは知ってたのですが、靴下もあるんですね。
結構分厚そうで温かそうですね。
もこもこ靴下や二重履きでもきついシチュエーションが出てきたら検討してみたいと思います。
2022/01/08(土)13:50 No.7590
昨年の成果 / どぶがい

毎度お世話になっております。
掲示板が採集成果で賑わっているようですので、便乗させて頂きます。

ミナミアカヒレタビラを見つける少し前にキタノアカヒレタビラを見つけることが出来ました。

2022/01/03(月)07:35 No.7560 
Re: 昨年の成果 / どぶがい
キタノの少し前にはタナゴの多産地を見つけることが出来ました。一掬いでこの量です。タナゴが優勢種でハヤ系の魚はあまりいませんでした。タイバラやカワムツ等の移入魚との競合がなければ、こんな密度になるのかと思いました。近くにはカワシンジュもいました。
魚種が魚種ですので、これ以上生息地のヒントになるような情報はやめておこうかと思います。頭でアレコレ考えが巡って、自粛というか自重しなければならないのは世知辛いです…
締めがやや暗くなりましたが、今年もいろんな魚やイシガイ類に出逢いたいです。

2022/01/03(月)07:53 No.7561
Re: 昨年の成果 / 西村
二枚貝に引き続きお魚ネタのご投稿ありがとうございます。多産地は安心できますね。
私が捕ったことがない二枚貝や魚ばかりで、攻撃を受けているような気分です笑。
いつか捕ってみたいものです。東日本のタナゴ類だとアカヒレタビラが一番捕りたいです。
2022/01/03(月)18:25 No.7565
Re: 昨年の成果 / どぶがい
ご返信ありがとうございます。
東日本は西日本より魚種が少なめですので、その分ゴリ押ししようと思います(笑)カワシンジュを観察するハードルがそこまで高くないのが、東日本勢の特権かもしれません。

アカヒレタビラは一昨年、西村さんに同定して頂いたメスと幼魚サイズしか捕ったことないので、オスらしいオスをいつか採りたいです。
2022/01/03(月)20:57 No.7566
2021年総まとめ / 日淡少年

西村さん並びに皆さん、新年あけましておめでとうございます。
 もうすでに投稿した画像も混じっているかもしれませんが、改めて2021年に出会った魚をまとめたので投稿させていただきます。


上から順に
@東京都産の全長約11cmのモツゴ♂。
A上の画像の魚の尾びれを拡大したもの。
B同じ場所で捕れた全長約9cmのモツゴ♀

2022/01/02(日)20:43 No.7554 
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
すみません画像が違いました。

2022/01/02(日)20:44 No.7555
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
春の遠征での釣果
タナゴ(マタナゴ)、アカヒレタビラ、カワムツ、ウグイです。

2022/01/02(日)20:55 No.7556
Re: 2021年総まとめ / JFish
明けましておめでとうございます。
今年も日本淡水魚を通じての交流のほど、宜しくお願い致します。
奪取されたモツゴタイトルの座を、いつかは、必ず取り返しますよ。
2022/01/03(月)06:47 No.7558
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
Jfishさん、ご返信ありがとうございます。そのときが来たら是非またブログアップおねがいします。

タイリクバラタナゴも今年は大きな個体がとれました。全長約9cmありました。

2022/01/03(月)11:55 No.7562
Re: 2021年総まとめ / 西村
今年もよろしくお願いいたします。総まとめありがとうございます。
昔は捕った魚の全長が長いほど、感動したなぁと思い出しました。
今は別の物差しに変わりましたが、気持ちはわかります。
2022/01/03(月)18:17 No.7564
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
西村さん、返信ありがとうございます。その別のものさしというのが何か気になります!

画像はアメーバブログのブログ仲間の方からいただいたニッポンバラタナゴです。

2022/01/03(月)21:42 No.7567
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
こちらは知らぬ間に雑種になってしまったカゼトゲタナゴとタイリクバラタナゴ。

2022/01/03(月)21:48 No.7568
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
こっちは人工授精で繁殖させたカゼトゲタナゴ。家で何代も代も重ねてきたので最近は増やしにくくなってきました。

2022/01/03(月)21:53 No.7569
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
外来種ではアメリカナマズが多く釣れました。取れた場所が東京都足立区(外来種なので場所を出させてもらいました。)で、この辺では珍しい魚も多い場所なのでかなりショックでした。繁殖もしてしまっている様ですが、まだ数は少ないので根絶を目指して捕獲してます。

2022/01/03(月)21:57 No.7570
Re: 2021年総まとめ / 西村
日淡少年さん。たくさんの写真ありがとうございます。
物差しはそれぞれの魚の魅力と面白さなので一概に言えないのですが、
簡単に言うと、デカ盛りで普通の味より、小盛りでも美味しい方が好きということです。
アメナマは食材という物差しで見ていて、少し羨ましかったりしますが、日本から根絶して欲しいですね。
カゼトゲタナゴとタイリクバラタナゴの交雑個体ですが、背鰭分岐軟条数、臀鰭分岐軟条数、
体高比など計数計測してみましたが、私にはカゼトゲタナゴだと思ったのですが、どのあたりが交雑なのでしょうか。
2022/01/03(月)23:17 No.7578
Re: 2021年総まとめ / 日淡少年
写真ではわかりにくいですが、実物を見るとバラタナゴの肩の2つの逆三角形の斑がかなりはっきりあって、ごく薄くですが、腹ビレに白線がありました。
残念なことにこの個体はもう亡くなってしまったので新しい写真を撮ることはできませんが、
2022/01/07(金)19:50 No.7586
Re: 2021年総まとめ / 西村
ありがとうございます。交雑F1だと両者の特徴が、だいたい中間的になりますが、形質はカゼトゲに寄っていると思います。
色は傾向的な特徴ですが、それでもタイバラ要素がわかりません。特に体側縦帯が腹鰭より前方に確り出ています。
これがタイバラとの交雑であれば、もう少し後退して腹鰭付近になると思います。過去記事のニッパラとの交雑個体もそんな感じです。
何らかの理由で肩斑がはっきりし、ごく薄く腹鰭の白線がある、カゼトゲタナゴだろうと思います。
2022/01/07(金)22:15 No.7588
良いたも始め / 西村

2022年1月1日は濃尾平野の汽水域でハリーさんと採集しました。
お疲れ様でした。舐めてみると、塩分3〜5‰ほどで、ケミカルな味がしました…。
シモフリシマハゼです。冬の魚のイメージです。以下ピンボケ写真が続きます。

2022/01/02(日)19:06 No.7546 
Re: 良いたも始め / 西村
ウロハゼです。成魚も見られました。g

2022/01/02(日)19:06 No.7547
Re: 良いたも始め / 西村
アシシロハゼです。

2022/01/02(日)19:07 No.7548
Re: 良いたも始め / 西村
ヒメハゼです。

2022/01/02(日)19:07 No.7549
Re: 良いたも始め / 西村
エドハゼです。

2022/01/02(日)19:07 No.7550
Re: 良いたも始め / 西村
ビリンゴです。今回の狙っていた魚の1つでもあります。

2022/01/02(日)19:08 No.7551
Re: 良いたも始め / 西村
ヒモハゼです。濃尾平野では希な種類で見られて良かったです。

2022/01/02(日)19:08 No.7552
Re: 良いたも始め / 西村
トサカギンポです。気温0℃で魚が仮死状態で引っ繰り返り、車の暖房で温めて復活させたり、
網が凍って車に霜が降りる中、3時間もお外にいる寒中採集でしたが、良いたも始めになりました。

2022/01/02(日)19:08 No.7553
Re: 良いたも始め / ハリー
西村さん、汽水域をご案内頂きまして有難うございました。
また、初めての汽水という事で、途中で採集に集中してしまい、寒い中長時間になってしまいすみませんでした。

西村さんが水を含んで「5‰ぐらいで街の味がする」って話された時は(汽水ソムリエッッ…!!)って言葉が頭をよぎりました。
採集の仕方や注意点なども教えて頂きまして有難うございました。勉強になりました。
ハゼの種類が多様で興味深かったです。今回の分だけでも把握するのには時間が掛かりそうです。そして、それを上から見て見分ける西村さんは本当に凄いなぁと思いました。
また、魚以外でも甲殻類の種類も多様で、エビやカニが好きな人にも堪らない場所なんだろうなぁと思いました。

今回は初めての汽水ということで、あらゆる事が新鮮で面白かったです。本当に有難うございました。
また宜しくお願い致します。
2022/01/02(日)22:16 No.7557
Re: 良いたも始め / どぶがい
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

おっしゃる通り、充実した採集初めですね!真冬の汽水にも多様な魚種がいるものですね。名古屋近郊の河口でも網が凍るとは寒波の強さを実感します。
2022/01/03(月)07:16 No.7559
Re: 良いたも始め / 西村
コメントありがとうございます。

ハリーさん。寒いのは慣れていますが、これ以上冷え込むと、魚が死ぬのではないかと、心配していました。
黙々と時間を忘れて少年のように採集されていたので、汽水の面白さが伝わったのかなと、私も嬉しくなって見ていました。
テイスティングしないと日淡会には載せられませんからね。ハゼはハリーさんでしたら、そのうちわかるようになりますよ。

どぶがいさん。今年もよろしくお願いいたします。温帯魚は色々と見られますね。
いつもならばフナ類やモツゴなどの、淡水魚も見られるのですが、冬の汽水魚ばかりでした。

2022/01/03(月)18:07 No.7563
無題 / あじ丸

はじめまして、あじ丸と申します。投稿遅くなりすみません。西村さんと12/29、濃尾平野での採集に行きました。
たくさんの貴重なお話聞かせてくださりありがとうございます。大変勉強になります。

とある河川で偶然みつけたスミウキゴリとその卵の写真をお送りします。

2022/01/02(日)12:34 No.7542 
Re: 無題 / あじ丸
卵と成魚です。

2022/01/02(日)12:36 No.7543
Re: 無題 / 西村
今年もよろしくお願いいたします。私の取るに足らない愚痴を長々と聞いてくれてありがとう。
濃尾平野でスミウキゴリが12月に産卵しているという貴重な証拠写真ですね。
2022/01/02(日)18:23 No.7545
去年の清算&あけおめです / ささき

西村さん、いつもお世話になっています。あけましておめでとうございます。
正月休みでようやくいろいろ片付いたので投稿します。

まず前回捕ったナマズたちの話です。
ヤマノカミ君の発見で3個体捕ることができました。ありがとうございました。
とりあえず上からの写真。雄です。いろいろ遊ばせてもらった後に同じ場所に戻しました。

2022/01/01(土)23:31 No.7533 
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
胃にいろいろ入れてみた結果です。魚ではないですが、魚関連ということでお許しください。
小さいメス個体がエビ類を3匹吐き出しました。が、帰ってしばらくしてから中くらいの雌個体がエビ類を1匹吐き出したので、試した方法はあまり効果的ではなかったようです。

今度はまた別の方法を試してみます。

2022/01/01(土)23:36 No.7534
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
帰ってから1個体の耳石を掘ってみました。
耳石は左右の三半規管に3個ずつ、計6つあるはずなのですが、いじくりまわしても3つしか発見できず……。そしてそれぞれがどの種類かもよくわからない始末。

資料も探してみたのですが、日本産ナマズの耳石をしっかり見た論文は見つからず。
もう1個体の頭も開けてみましたが、今度は2個しか採取できず、すっきりしないままでした。

写真は35cmくらいの雌の耳石です。たぶん礫石なんじゃないかと思いますが、確信は持てません。

2022/01/01(土)23:47 No.7535
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
身の肉はワカサギ、ホンモロコと共に調理しました。

単純に揚げるのはもう十分やったので、軽く甘露煮味をつけてから揚げてみました。


ワカサギの甘露煮揚げは……

うまい!ウナギの蒲焼を食べた時と同じような感動があります。砂糖塩分脂肪分旨味で脳の報酬系を刺激しているので、同じような気分になるんでしょうね。
蒲焼採点だと脂度1旨味度2の50点くらいかなと思いました。


ナマズにそこまでの感動はありませんでした。背中の身の厚い部分に若干の酸っぱさがあるのか、少し箸が止まります。
尾に近い身の薄い部分はまあまあおいしく食べられました。

2022/01/02(日)00:12 No.7536
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
ホンモロコは下茹でしてから揚げにするつもりでした。
最近気づきましたが、下茹ですることで揚げ時間が短縮され、外はサクサク中はホクホクの揚げものに仕上がるようです。


ただ、ホンモロコは茹での時点でワカサギにはなかった淡水魚臭が…。
若干テンション下がりながらもとりあえず揚げました。

写真は揚がったホンモロコです。
うーん、隠し切れない淡水魚臭。口にあたる骨。苦い内臓。ワカサギに勝っている部分が一つもない…。

この時点でまだ半分以上ホンモロコが残っていたので、なんとかしようと試行錯誤してみました。

2022/01/02(日)00:24 No.7537
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
淡水魚料理の味方・圧力鍋です。圧力をかけて15分煮てみました。



煮た後に味見してみると…。
淡水魚臭はおおよそ飛んでいます。原理はよくわかりませんが、圧力鍋で煮ると淡水魚臭がよく飛ぶ気がします。
小骨も気にならない程度に柔らかくなりました。
これは予想外だったのですが、内臓の苦みもだいぶ和らぎました。圧力で苦みがどうこうなる気はしないので、長時間茹でたことで苦みが水に溶け出たのかな?と思います。


とりあえずこの状態で揚げ。
なんと!ちゃんと食べれられるようになりました。十分おいしいです。よかった…。

2022/01/02(日)00:41 No.7538
Re: 去年の清算&あけおめです / ささき
ワカサギの卵です。去年は8日目くらいで全滅しました。今年はうまく育てられるといいなあと思います。


スーパーで手に入るものなのに、ガソリン代を使って琵琶湖にわざわざワカサギを取りに来る理由があるとしたら、これでしょうね。これはスーパーでは手に入らないです。

投稿は以上です。今年もよろしくお願いします。

2022/01/02(日)00:54 No.7539
Re: 去年の清算&あけおめです / 西村
ささきくん。こちらこそです。今年もよろしくお願いします。
タニガワ風ナマズだね。エビ類はカワリヌマエビ属の一種だろうなぁ。
食レポありがとう。甘露煮や下茹でを揚げる発想は無かったです。
試してみたくなりました。圧力鍋で煮てから干して、煮干しにすると美味しそう。
琵琶湖でワカサギは外来魚なのと、万人受けしやすい味なので、
工夫のし甲斐が無いというか、誰でも美味しくできる魚は、
あんまり魅力を感じない天邪鬼です。
2022/01/02(日)01:44 No.7540
新年明けまして今年も日本淡水魚ですね / JFish

新年明けましておめでとうございます。

日本淡水魚をこよなく愛される皆さま、今年も宜しくお願いいたします。

写真は新年スタートにふさわしい、華やかなものを貼らせていただきました。
昨年10月に採集した時の写真で、日淡会サイトへは未投稿の個体写真です。

私事ですが、自分はアメーバブログにて、ほぼ完全日本淡水魚ブログをやっています。
アクアリウムジャンルは、やはりメダカ関係が強く、なかなか日本淡水魚ブログでランキング上位へ行くことができませんが、少しでも日本淡水魚の魅力をアクアリウム界へアピールして日本淡水魚の地位を上げることにより、無法なトリコへの監視の目も厳しくなり、日本淡水魚生息環境の保全にもつなかると思っています。
本日元旦に、アメーバブログにて、日本淡水魚の魅力をアピールするブログを更新しました。
ここでよりアクセスをしていただき、記事ランキング上位になり、この記事がアクアリウムに興味を持たれる人の目に止まることは、日本淡水魚の地位を上げる絶好のチャンスだと思います。
みなさん、下記のリンクにアクセスして、ぜひブログを見ていただければ、と思います。
皆さま、打倒メダカブログに日淡会ファンのお力をお貸し下さい。

https://profile.ameba.jp/ameba/nipponfish

2022/01/01(土)00:11 No.7524 
Re: 新年明けまして今年も日本淡水魚ですね / 西村
JFishさん。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年もたくさんご投稿下さってありがとうございました。カネヒラいいですね。
2022/01/01(土)00:55 No.7525
Re: 新年明けまして今年も日本淡水魚ですね / JFish
西村さん、コメントありがとうございます。

昨年の10月に、2シーズン振りに婚姻色バリのカネヒラの採集を達成して、自分的にはかなり出来の良い写真だと思っています。

カネヒラは自分自身で採集達成できた原点的な日本淡水魚なので、できれば毎年こんな綺麗な個体を現地で観たいです。
2022/01/01(土)01:11 No.7527
Re: 新年明けまして今年も日本淡水魚ですね / maiky
JFishさん、明けましておめでとう御座います。
こちらこそ宜しくお願い致します。
今年もJFishさんの投稿楽しみにしています。
2022/01/02(日)08:24 No.7541
Re: 新年明けまして今年も日本淡水魚ですね / JFish
maikyさん、コメントありがとうございます。

お互い日淡会をにぎやかにして、盛り上げて行きましょう。
2022/01/02(日)16:24 No.7544
あおこよ2022 / 西村

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2021年12月29日は濃尾平野であじ丸くんと採集しました。
1箇所目。淡水域。採集前に3時間も立ち話をしてしまいました。
ほぼ私の愚痴です笑。暗くなってカニとりくんでイトモロコを採集しました。

2022/01/01(土)00:01 No.7520 
Re: あおこよ2022 / 西村
2箇所目。感潮域(干潮時で淡水域)。思っていた魚が捕れず。
3箇所目。淡水域。ハス、スゴモロコ、ゼゼラ河川集団が捕れました。

2022/01/01(土)00:01 No.7521
Re: あおこよ2022 / 西村
4箇所目。汽水域(塩分2〜5‰程度)。ビリンゴ、アシシロハゼ、アユです。
他にシラウオ、スゴモロコ、スミウキゴリ(産卵床)なども見られました。

2022/01/01(土)00:01 No.7522
Re: あおこよ2022 / 西村
5箇所目。淡水域。カワバタモロコとカダヤシです。例年通り捕れましたが、
真冬の恒例行事ですが、周りの環境が変わっていて、ここも危ないかなと心配になりました。
あじ丸くんお疲れ様でした。とても有意義な話が出来て良かったです。またよろしくお願いします。

2022/01/01(土)00:02 No.7523
Re: あおこよ2022 / JFish
新年明けましておめでとうございます。
今年も採集自慢の写真をできるだけ貼りたいと思ってますので、どうぞお手柔らかにお願いします。

ハス良いですね、自分もフィールドでいつかは出会いたい魚です。

新年早々から自分のブログの宣伝に使わせていただき失礼しました。
2022/01/01(土)00:58 No.7526
Re: あおこよ2022 / ハリー
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い致します。

イトモロコ、夜間に撮られてるためなのか、雰囲気が違う風に見えて面白いです。

大晦日、「今年も最後かあ…」と思ってぼーっと水槽見てたら、面白シチュエーションだったので思わず撮りました。
水槽拭く前に撮ったので、見た目が汚いのはお許し下さいませ。

2022/01/01(土)05:55 No.7528
Re: あおこよ2022 / maiky
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年末手抜きでけむらん亭で焼きました。
今年も鰻お付き合い宜しくお願い致します。

2022/01/01(土)08:13 No.7529
Re: あおこよ2022 / JFish
ハリーさん、maikyさん、明けましておめでとうございます。
なかなか接点がなく、交流する機会はありませんが、お互い日本淡水魚の生息環境を守るため、日淡会をにぎやかにして行きましょう。
私も日本淡水魚ブログでアクアリウムの中で、日本淡水魚の地位を上げることができるよう、魅力的な記事を書こうと思っています。
2022/01/01(土)10:11 No.7530
Re: あおこよ2022 / 西村
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。コメントありがとうございます。

JFishさん。お手柔らかにって笑。たくさん貼ってやって下さい。ありがとうございます。
濃尾平野でハスは移入なので、出来ればいなくなって欲しいのですが、琵琶湖で見られると格別です。

ハリーさん。このイトモロコは特殊な場所にいたので、背鰭の不分岐軟条が湾曲して、
体形も少し歪さがあるので、栄養素欠乏症などの問題がある個体で、それで違う風に見えたのかもしれません。
ウツセミガシカは何か物に囲まれていると落ち着くので、左側がドジョウでも良いのかなと思いました。

maikyさん。茹でてバーベキューコンロって笑。けむらん亭はスモーキーさがないけど楽ですからね。
こちらこそですが、しばらく鰻の夢を見ていません。200種類を達成して燃え尽き症候群なのかも。
正月にウナギ潜りに行くつもりだったのですが、色々とあって無くなりました。また夢見そう…。
2022/01/01(土)18:10 No.7531