>カマチャンさん。こちらこそご無沙汰しております。写真ありがとうございます。そっくりですね。
>ただカマチャンさんの個体は口髭はほとんどない感じですよね。瞳孔径と口髭どちらが長いですか。
>ホンモロコは大きな個体ほど口髭が短い傾向がある気がしています。
>しかし私の個体は写真のように瞳孔径よりも口髭の方が長かったのです。
>これは日本産魚類検索によるとタモロコとホンモロコを同定する際の大きなポイントとされています。
>また鰓耙数はタモロコ6〜12、ホンモロコ14〜20とされていますが、
>私の個体は9〜10で欠損部分を多く考慮しても13ですので鰓耙数もタモロコか交雑?になります。
>全長147mmのホンモロコも鰓耙数は数えましたが17か18本ありました。
>ようするに、ホンモロコの過熟卵を持った雌や太った雄とするには、
>全体的な体形は似ていても同定ポイントの部分では異なるということになりました。
>これで困ってしまったのです。今のところ遺伝子異常のタモロコかなと思っていますが…。
わたしの個体には「口髭」はありませんでした。
しかし、あなたの個体のほうが細長く、わたしの個体のほうが顔が細いので両方共に矛盾した特徴を持っていますね。
川のタモロコはこんなに大きくはなりませんのであなたの個体は琵琶湖という環境が遺伝子異常を引き起こしたタモロコでしょう。
琵琶湖ではタモロコにもホンモロコにも環境変化の圧力が異常に強く及んでいるのでは?
琵琶湖産ホンモロコでも肥満傾向が見られるようです、友人によると北湖のとある河口で釣れるホンモロコはよく肥えていて料亭向きではないそうです。彼は「これは稚魚で放流されたホンモロコが外洋(琵琶湖の沖合)には出て行かずもっぱら内湾で大型ユスリカなどを食べて大きくなったものだろうと言っていました。
論点が少しずれますが、ホンモロコを養殖しているとかなり{奇形」が出ます、その中には小さくても小鮒のような姿形をしたのが出ます。奇形のものには子孫を残させない努力をしています。
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