濃尾平野の淡水魚(10)








カマキリ(アユカケ)
 Rheopresbe kazika (Jordan and Starks, 1904)
   
   
   
 
長良川河口堰を越える寸前にボラと激突 胸鰭をひらひら動かして泳ぐ
冷凍赤虫を無我夢中で食べる アシシロハゼに乗られる
手掴みに失敗 手掴みに成功
汽水域に2月頃に成魚が見られ、5月頃に幼魚が姿を現します。



ウツセミカジカ
 Cottus reinii Hilgendort, 1879
   
   
   
    

餌まで移動する

稚魚が泥上にいたので手掴みした
3〜6月に稚魚が汽水域で多く見られますが、成魚は生息水域と個体数とも少ないです。



アナハゼ属
 Pseudoblennius
汽水域などで採集されることがあるようです。



イカナゴ
 Ammodytes japonicus Duncker and Mohr, 1939
汽水域などで採集されることがあるようです。



ムスジガジ
 Ernogrammus hexagrammus (Temminck and Schlegel, 1845)
汽水域などで採集されることがあるようです。



ギンポ
 Pholis nebulosa (Temminck and Schlegel, 1845)
  
汽水域で採集することがありますが希です。



トサカギンポ
 Omobranchus fasciolatoceps (Richardson, 1846)
   
汽水域で採集することがありますが希です。



イダテンギンポ
 Omobranchus punctatus (Valenciennes, 1836)
  
   
汽水域で採集することがありますが希です。



ナベカ
 Omobranchus elegans (Steindachner, 1876)
ナベカと思われるナベカ属の稚魚が汽水域で採集されることがあるようです。



ネズミゴチ
 Repomucenus richardsonii (Bleeker, 1854)
汽水域などで採集されることがあるようです。



ドンコ(山陰・琵琶・伊勢集団)
 Odontobutis obscura subsp.
  
   
   
    
 
イチモンジタナゴを食す 手掴みに成功
バタバタする
清冽な水域を中心に広く見られますが、個体数は多くはありません。



カワアナゴ
 Eleotris oxycephala Temminck and Schlegel, 1845
   
 
ガラス面に定位しながら冷凍赤虫を食べる 移動しながら冷凍赤虫を食べる
アベハゼを追い払う 野菜類ミックスを口にしたが動けない
手に乗せた
汽水域で採集することはありますが希です。



ウロハゼ
 Glossogobius olivaceus (Temminck and Schlegel, 1845)
   
    
汽水域で採集することがあります。 秋にたくさんの人がハゼ釣りを楽しんでいるところで魚籠を覗くと、 マハゼよりもウロハゼばかりということもあります。



ヒメハゼ
 Favonigobius gymnauchen (Bleeker, 1860)
  
汽水域で採集することがあります。



ツマグロスジハゼ
 Acentrogobius sp. 2
  
   
汽水域で採集することがあります。



サツキハゼ
 Parioglossus dotui Tomiyama, 1958
  

危険を察知すると素早い

テッポウエビ属の一種Eに驚く
汽水域で幼魚を1個体のみ確認しました。写真と動画は2倍程度に成長したものです。



ヒモハゼ
 Eutaeniichthys gilli Jordan and Snyder, 1901
   
汽水域で採集することがあります。



ミミズハゼ
 Luciogobius guttatus Gill, 1859
  
汽水域で採集することはありますが希です。



ミナミヒメミミズハゼ
 Luciogobius ryukyuensis Chen, Suzuki and Senou, 2008
    
    
汽水域で採集することもありますが希です。ミミズハゼとの識別が難しい個体も見られます。



ビリンゴ
 Gymnogobius breunigii (Steindachner, 1879)
    
    
汽水域で採集することがあります。



ウキゴリ
 Gymnogobius urotaenia (Hilgendorf, 1879)
  
   
    
 
手掴みに失敗 すっと移動して左を向く
勢いよく平打ちする 急に捕食行動を取る
大河川に多いですが池や用水路でも希に捕れます。 琵琶湖産アユの放流などによって分布を広げつつある印象を持ちます。



スミウキゴリ
 Glossogobius petschiliensis (Rendahl, 1924)
  
   
   
    

幼魚が浅場にいました

手掴みに成功
春に大群が汽水域で見られます。



エドハゼ
 Gymnogobius macrognathos Bleeker, 1860
  
   
   
   
    
 
野菜類ミックスを食べる イソテッポウエビ属の一種Eの巣に入った
大寒の汽水域で見つけた 浅い場所で見られた
泥に潜る
数箇所の河口干潟に見られる程度です。



キセルハゼ
 Gymnogobius cylindricus (Tomiyama, 1936)
   
   
   
   
 
浅い場所で見られた 食べ物を探す
切ったオキアミを頬張る
2019年2月23日に濃尾平野の塩分9‰程度で初確認しました。



ニクハゼ
 Gymnogobius heptacanthus (Hilgendorf, 1879)
汽水域などで採集されることがあるようです。


マハゼ
 Acanthogobius flavimanus (Temminck and Schlegel, 1845)
   
   
   
    
生息水域は汽水域を中心に非常に多く、淡水の下流域でもよく見られます。



アシシロハゼ
 Acanthogobius lactipes (Hilgendorf, 1879)
    

大寒の汽水域で見つけた
汽水域で春から夏に最もよく見られます。