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■ 蒲焼の作り方 ■
オーブントースター+魚焼きホイル

総合評価 ◎75点
用意するもの
オーブントースター1300Wを使いましたが、一般的な1000W程度で良いです。
魚焼きホイルアルミホイルにシリコーン樹脂加工されているもの。厚手が良い。
アルミホイル身が薄い尾部を焼く際は、アルミホイルを被せて、焼け過ぎを防ぐ。魚焼きホイルでも良い。
ハンド・フィット・トングウナギを引っくり返すときに使う。
うなぎのたれ市販品で良いが、粘度が高ものは、みりんと醤油で薄める。
刷毛たれをウナギに塗る。
まな板と包丁蒲焼を切るために使う。

(1)準備する

魚焼きホイルをトレイ状に折って敷く。
ウナギを乗せる。1300Wにしてスイッチを入れる。

※身側の方が長く焼く必要があるため、熱の強く当たる身側を上にする方が良い。
※1300W未満のオーブントースターの場合は最大出力にします。
  0分
(2)様子を見る

腹側は反り返り難いですが、尾側は反り返りやすいため、 その場合はトングで引っ繰り返し、形が落ち着くまで繰り返します。
 9分
(3)引っくり返す

トングを使って引っ繰り返しますが、天井が低いためウナギとヒーター部が接触し易く、少し庫内から出した方が良いです。

※トングで魚焼きホイル底を破らないよう気をつけ、もしも破れたら敷き直します。
 14分
(4)じっくり焼く

身側を長めに焼きます。サーモスタットの安全装置で、何度かヒーター部は止まると思いますが、その時間も焼き続けていますので、気長に待ちます。

※散らばる焦げかすは、ティッシュなどで拭き取ると、ウナギに苦味が移り難い。
※身が薄い尾部は早く焼けるため、アルミホイルを被せて、焼け過ぎを防ぐ。
 19分
(5)確り焼けた

脂が落ちて泡立ち、身割れが始まって、焦げる寸前まで焼きます。ここまで確り焼かないと味が悪く、臭みとゴム食感が残り、骨が喉に刺さりやすいです。
 36分
(6)たれを入れる

確り焼けたら、身側を上にします。完成までは引っ繰り返しません。
たれを深さ3〜5mm(50〜70ml)ほど入れます。
魚焼きホイルを包み込むように曲げ、たれにウナギが浸かるようにします。

※たれが濃い場合は、煮詰めると焦げやすいため、みりんなどで薄めると良い。
 37分
(7)刷毛で塗る

身側の表面が焦げ付かないよう、ウナギの周りのたれを、刷毛(ハケ)に染み込ませて塗ります。この作業は庫内を見ながら、何度も繰り返します。

※ウナギを引っくり返すのも良いが、たれが飛び散りやすく、魚焼きホイルが破れやすく、身が崩れやすくなるため、お勧めできない。
 40分
(8)たれを別容器へ移す

ぐつぐつしてきたら、アルミホイル盆を持ち上げ、たれを器などへ移します。
たれを抜いてから、身側を上にし、1分ほど焼き、焦げ目をつけます。

※トレイは高温になっているため、持ち上げる際は火傷に注意して下さい。
 47分
(9)切る

蒲焼をまな板へ乗せ、適当な大きさに包丁で切る。

※たれはご飯に掛けるために使います。
 48分
(10)完成

出来上がりです。ご飯へ乗せれば鰻丼になります。
 49分
ウナギ全長64cm(捌いて43日間冷凍庫)の半分(腹側)を、完成まで49分(焼き47分+その他2分)、味は83/100点(脂度数3+美味度数4)でした。 たれを別容器へ移してから、焦げるのが早く、気が抜けない。天井が低く、トングが使い難く、横幅も狭いため、窮屈に感じる。 主にパンを焼く機械なため、ウナギやたれの臭いが付く恐れもある。 しかし、たいていの家庭にある電化製品で、煙も少なくて手軽に出来るため、良い方法だと思います。

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