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■ おもりはナスロク ■



おもりは各種を試しました。その結果としてペットボトル釣法には「なす型6号」が一番合っていました。

ウナギの投げ釣りでは、中通しおもりが、よく使われています。 当たりが竿先に直接的に伝わるため、食い込む前触れを捉えやすく、合わせのタイミングを逃し難くなります。 しかし、ペットボトル釣法の場合は、前触れでペットボトルが倒れてしまい、ラインを引くと早合わせになります。 中通しを使うと、齧った後はあるが、釣れないことが増えます。

固定されたなす型6号は、針から17cmという近い場所におもりがあるため、 餌をくわえて少しでも引けば、おもりの重みで確り掛かり、その後にペットボトルが倒れ易くなります。 但し、大きな餌を付ける場合は、針まで飲み込む間が無いため、齧った後はあるが、釣れないことが増えます。 それを防ぐために、投げ釣りよりも、餌を小さく付ける必要があります。



中通しは投げるとき、ラインを少し移動することがあり、慣れが必要になります。 また、ペットボトルに巻いたり、外したりするとき、不便に感じることがあります。 初心者にはおすすめ出来ません。投げ難い、飛ばない、使い難いなどは、 おもりが原因の場合もあるため、なす型6号を使ってみて下さい。 また、なす型と違って中通しは、猿環とクッションゴムが必要なため、手間と費用も余計です。

ウナギの投げ釣りと同じ仕掛けを、ペットボトル釣法へ付け替えるだけでは、必ずしも釣果向上には役立ちません。 釣り経験豊富な方は、初めて使うペットボトル釣法から、改良したものを使いたくなる気持ちはわかります。 私は15年以上も試行錯誤した結果を、ペットボトル釣法として紹介しています。 まずは基本形でやって見て下さい。それから改良でも遅くは無いと思います。 投げ釣りとペットボトル釣法は、似ているようで違うものです。



なす型6号が手に入らない場合は、環付(カン付き)と呼ばれる、鉄の輪がある六角型や釣鐘型などは、代用としても使えます。 写真は六角型6号でイシガレイを釣りました。中通しおもりだけは避けましょう。

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