貴ブログ1月の個体は骨質盤が見えますが、全長8cmほどあるでしょうか。
ここまで大きなスジ琵琶の雄はまずいないと思います。
また、尾鰭基部斑紋や尾鰭の模様、その他の特徴からもスジ大だと思います。
貼って頂いた2枚目の写真がその個体に当たるのでしょうか。
1枚目の写真は貴ブログ1月の個体ではないですよね。同所でも2種類がいることがあるため、
そこで捕れるスジシマドジョウ種群の全てがスジ大とは限りませんが、
この個体もスジ大だと思います。どうご説明すれば良いかとても悩みますが、
複数の些細な傾向的な特徴を、総合的に判断するため、決定的なことが言えなくてすみません。
東部の河川の中流とのことですが、琵琶湖淀川水系はどこでもいる可能性があります。
「滋賀県立琵琶湖文化館研究紀要 第8号」に詳しいことが記されています。
それによると琵琶湖の東部では4箇所。そのうち中流と呼べる場所も含まれています。
滋賀県は生息地公開した報告書を、安易にネットに出している問題サイトもありますが、
例えばそこの情報を過大に信用すると、固定観念になって間違ってしまいます。
gigasutoさんもそこに載っていない、分布情報をお持ちではないでしょうか。
私はいつくもあります。また誤同定と思われる情報もいくつか見かけます。
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